ミッションクリティカルな輸送コネクティビティ向け「Digi TX65」を発表
交通機関、公的安全機関、公共事業、そして企業のフリート運用者は、老朽化した4Gインフラ、増大する通信容量への需要、モバイル環境で複数の通信機器を管理する運用負担といった課題に直面しています。多くの導入現場では、依然としてルータ、スイッチ、GNSSユニット、シリアルゲートウェイを個別に使用しており、これが設置の複雑化、保守コストの増加、故障リスクの増大を招いています。このような環境でのダウンタイムは、収益、サービスの継続性、そして公共の安全に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
Digi TX65は、セキュアな5G通信機能、GNSS、Wi-Fi 7、シリアルコネクティビティを1台に統合された堅牢なプラットフォームでこれらの課題に対応します。このプラットフォームは、導入の簡素化、トラックロールの削減、そしてミッションクリティカルなフリート運用の稼働時間向上を目的に設計されています。
次世代Qualcomm SDX72 ( 3GPP Release 17準拠 )プラットフォームを基盤とするDigi TX65は、キャリアアグリゲーション機能を備えた高度な5G eMBB性能を提供します。 また、公共の安全対策や地方での展開における広範なカバレッジを実現するHPUEクラス2およびクラス1.5のアップリンクパワー、トライバンド・デュアル同時接続のWi-Fi 7、そしてDigi Remote Managerを通じた集中管理機能を搭載しています。さらに、Dual SIM Dual Standby(DSDS)技術を採用しており、両方のSIMが同時にアクティブな状態を維持することで、コールドスタンバイ切り替えに伴う遅延を回避し、ライブキャリア接続へのフェイルオーバーを実現します。
「輸送業界や重工業のお客様からは、小型車両から大型の旅客バス、ライトレール、指揮車両に至るまで、世界最高水準のコネクティビティとWi-Fiを提供し、複数のモデムやアクセスポイントに対応できる単一の堅牢なプラットフォームを求めるられていました。このDigi TX65シリーズは、そうしたニーズをすべてカバーします。この新しいDigi TX65プラットフォームは、最新世代のe-SIM、Digi Remote Reach、そしてDRMにおける人工知能ソリューションと組み合わせることで、業界のどの競合製品よりも導入、サポート、管理を容易かつ優れたものにします。この製品は、まさにゲームチェンジャーです」と、Digi Internationalのマネージドソリューション事業部 プレジデントであるトニー・プオポロは述べています。
輸送およびインダストリアルオペレーション向けに特化設計
Digi TX65シリーズは、路線バス、交通管理システム、サービスフリート、ライトレール、公共の安全対策、フィールドサービス業務など、要求の厳しいモバイルおよびインダストリアルアプリケーション向けに設計されています。このプラットフォームは、IP64保護、-40°Cから+75°Cのインダストリアル動作温度範囲、そして厳格な導入要件への対応により、過酷な環境下での運用をサポートします。
Digi TX65シリーズは、導入ニーズに対応する以下の3つのモデルが用意されています。
・TX65-5B-1N : 単一の5Gモデム、トライバンド・デュアル同時接続Wi-Fi 7、GNSS、そして交通機関やフリート導入向けのインダストリアルグレードの堅牢性を備えたモデル
・TX65-5B-2N : より高密度なワイヤレス環境やサービスフリート向けに、2つ目のトライバンド・デュアル同時接続Wi-Fi 7機能を追加したモデル
・TX65-5B5A-2N : 継続的なコネクティビティと最大の稼働時間を必要とする組織向けに、デュアル5Gモデムとマルチキャリア冗長性を備えたモデル
すべてのモデルには、FIPS 140-3認証済みのセキュリティ、迅速なプロビジョニングを可能にするe-SIMサポート、そしてDigi Remote Managerを通じた集中型ライフサイクル管理が含まれています。また、このデバイスはTAA準拠であり、Buy AmericaおよびBABA(Build America, Buy America)調達イニシアチブに対応しているため、公共部門や輸送機関が進化するコンプライアンス要件を満たすのに役立ちます。
簡素化されたコネクティビティと低い総所有コスト
Digi TX65は、複数のネットワーキング機能を単一のソリューションに統合することで、ハードウェアの分散を削減し、設置を簡素化し、長期的な運用コストを低減します。統合されたスイッチング、GNSS、シリアルコネクティビティ、そして高度なワイヤレス機能により、車両やフィールドでの導入において複数の独立したデバイスを不要にします。 Digi TX65プラットフォームは、FirstNet、CBRS、Verizon Frontlineの導入にも対応しており、公共およびプライベートのセルラーネットワーク全体で堅牢なワイヤレスコネクティビティを展開することを可能にします。
Digi TX65は、SOC 2 Type 2認証を取得したDigi Remote Managerを通じて集中管理されます。このセキュアなクラウドベースプラットフォームは、デバイスのプロビジョニング、モニタリング、ファームウェア管理、リモートトラブルシューティングを可能にします。 これにより、組織は分散した大量のデバイスを単一のインターフェースで管理できるだけでなく、可視性を向上させ、保守負担を軽減することができます。
提供開始時期
Digi TX65の顧客向けサンプルは現在提供中です。一般提供の出荷は2026年7月に、Digiのグローバル販売チャネルおよび認定パートナーを通じて開始される予定です。
詳細については、www.digi.com/をご覧ください。




















