屋内外対応の堅牢な5Gブランチコネクティビティ向け 「Digi EX61」を発表
通信事業者が5Gへの投資を加速させる中、ネットワーク機器は数年がかりの更新サイクルを迎えています。Digiは、Digi EX60と同じくこの更新需要に応える製品としてDigi EX61を投入し、エンタープライズ向けブランチポートフォリオを拡充します。小売店舗、医療機関、各拠点を運営する企業では、ネットワーク機器が窓から遠い場所にある場合、セルラーの電波強度が低下しがちです。その一方で、POS端末や患者受付システムなどの業務に不可欠なシステムは、安定した接続に依存しています。
Digi EX61は、このような課題を解消するために設計されています。電波が最も強い場所に設置し、5Gの主回線として、または有線からワイヤレスへの自動フェイルオーバー先として利用できます。デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)による2つ目のワイヤレス接続は、3次的なフェイルオーバー先として、または有線回線が利用できない場合のバックアップとして機能します。DSDSにより、2つ目のセルラー接続を障害の発生後に有効にするのではなく、バックグラウンドで常時アクティブな状態に保てるため、従来の方法に比べ、セル間で最大10倍速いフェイルオーバーを実現します。
Digi EX61は、イーサネット経由でStarlinkなどの低軌道(LEO)サテライトサービスにも対応しています。LEOを主回線または追加のフェイルオーバー手段として利用できるほか、WANボンディングで複数の回線を組み合わせることもでき、地上回線の選択肢が限られる拠点にもコネクティビティを広げます。
こうしたコネクティビティは、Digi Remote Managerによる集中管理によって支えられており、企業のITチームは、各拠点に出向くことなく、数百から数千の拠点を可視化し制御できます。Digi Remote Managerには、ITチームが選んだAIアシスタントを接続してフリート全体の監視と自動化を行えるModel Context Protocol(MCP)サーバが含まれています。また、Digi Remote Reachを利用すれば、POS端末からビルのセンサまで、エクステンダの配下に接続されたデバイスに、VPNやクラウドプロキシ、追加コストなしでワンクリックでアクセスできます。
すぐに利用可能なAIオプションを求めるチーム向けには、付加価値サービスとして専用AIエージェント「Digi Artificial Network Intelligence(DANI)」を提供しています。DANIを活用することで、オペレータは自然言語で質問し、ダウンタイム発生する前に潜在的な問題を特定できます。
「セルラーの電波が最も良い場所と通信機器を設置するスペースが同じ場所にあることは、ほとんどありません。Digi EX61なら、屋内・屋外を問わず、電波状況が最適な場所にコネクティビティを設置でき、設置コストの削減に役立ちます。Digiは、チームのニーズに合わせて柔軟な管理オプションを提供しています。フルマネージドでプラグアンドプレイのソリューションをお求めの場合はDigi Ventusを、自社の管理下で思いどおりにネットワークを運用したい場合はDigi 360とMCPサーバ搭載のDigi Remote Managerをお選びいただけます」と、Digi Internationalのマネージドソリューション事業部 プレジデントであるトニー・プオポロは述べています。
「Digi EX61は、有線回線、2台目のDigiセルラールータ、またはイーサネット経由のStarlinkとボンディングでき、耐障害性をさらに高められます。どのような方法で導入・管理する場合でも、分散した拠点が接続を維持するための手段が広がります」と、Digi Internationalのマネージドソリューション事業部プロダクトマネジメント バイスプレジデントであるランドン・リースは述べています。
電波状況が最適な場所に設置可能な、屋内外対応の堅牢な5Gソリューション
Digi EX61は、3GPP Release 17の5G拡張モバイルブロードバンド(eMBB)とキャリアアグリゲーションをベースに設計されており、-40℃~70℃の動作温度範囲に対応するIP66準拠の筐体を採用しています。耐候性を備えたPoE対応のイーサネットケーブル1本で既存のルータやスイッチと接続し、電力とデータの両方を伝送します。また、ゼロタッチのブートストラッププロファイルによるプロビジョニングに対応したGSMA SGP.32準拠のeSIMにより、ITチームは現地作業なしで、リモートで回線の開通やキャリアの切り替えを行えます。
【主な特長】
・主回線としての5Gまたは自動フェイルオーバー:EX61を5Gの主回線として、または有線からワイヤレスへの自動フェイルオーバー先として利用可能。2つ目のワイヤレス接続(DSDS)により、3次的のフェイルオーバー先、または有線回線がない場合のバックアップを提供
・屋内外を問わない柔軟な設置:IP66準拠の筐体と-40℃~70℃の動作温度範囲により、壁面、天井、屋外のポールなど、受信状態が最も良い場所に設置可能
・PoEによるケーブル1本での設置:耐候性を備えたイーサネットケーブル1本で、エクステンダに電力とデータの両方を供給
・マルチキャリア対応eSIM:ゼロタッチのブートストラッププロファイルによるプロビジョニングに対応したGSMA SGP.32準拠のeSIMで、リモートでのキャリアの開通・切り替えが可能
・WANの多様性:Starlinkなどの低軌道(LEO)サテライトを、イーサネット経由の追加のフェイルオーバー手段として利用可能。WANボンディングにも対応
Digi EX61は、Digi EX60、Digi IX25、Digi TX65とともに2026年のDigiセルラーポートフォリオを拡充し、分散した環境全体で、セキュアで管理されたセルラーコネクティビティを一貫した方法で導入できるようにします。
【提供について】
Digi EX61(モデル:EX61-5B-0N、EX61-5C-0R)は、本日より、Digiのグローバル販売チャネルおよび認定パートナーを通じ、Digi 360またはDigi Ventusの一部として提供されます。Digi 360は、専用設計のハードウェア、Digi Remote Manager、業界をリードする限定生涯保証、24時間365日のサポートを1つのサブスクリプションに統合したサービスです。Digi Ventusは、ハードウェア、マルチキャリアのデータ通信、インテリジェントな監視を1つの月額サブスクリプションにまとめた、もう1つの選択肢となるフルマネージドソリューションです。
Digi EX61には、AT&T、T-Mobile、Verizonの認証を取得した北米モデルと、その他すべての地域向けのグローバルモデルがあります。詳細は、www.digi.comをご覧ください。



















