コーティング工程を改善するための革新的なプラズマソリューション
2013/10/16
フランス大使館 企業振興部
アクシステクノロジー(AcXys Technologies)社の大気圧プラズマ表面処理は、コーティングの難しさを解決する最適なソリューションです。プラズマ表面処理は、化学的活性による表面の微細洗浄を可能にし、液体の拡散性と付着力を向上させます。この技術を専門とするアクシステクノロジー社は、効果的で高性能である数々の革新的なソリューションを開発してきました。
大気圧プラズマは、接着剤、塗料、ワニス、インクといったコーティング材の塗布と付着を改善するために従来使われてきた技術に代わる方法であり、プラスチックまたはその他の複合材料など、これまで処理が難しいとされてきた材料にも適用できます。エネルギー管理のスペシャリスト、シュナイダーエレクトリックは、熱可塑性樹脂製サーキットブレーカーシェルへの付着および塗装の諸問題に対するこの処理法の有効性を認めています。サンドペーパー磨きによる表面前処理ではコーティング後に気泡が発生して、シェルの早期劣化を招く結果になっていました。
大気圧プラズマ表面処理のメリットについては、議論の余地がありません。処理表面の状態を改質することによって、濡れ性と付着力を向上させることが可能になります。したがって、液体がよりスムーズに拡散し付着するようになります。プラズマは、化学反応源として表面に直接接触すると、その表面と反応します。その結果、有機残渣の洗浄と新しい特性のグラフト化という2種類の作用が生じます。これらの作用により、表面エネルギーが大幅に改善されます。
また、あらゆる種類の材料を効果的に処理でき、温度感受性の高い極微細な材料でもダメージフリーで処理することができます。プラズマ処理は使いやすいうえ、乾燥工程を必要としないので、使用者や環境に対するリスクなく、屋外でも使用することができます。さらに、わずかな投資コストしか必要とせず、空気や窒素で動作するので、経済的です。
アクシステクノロジー社は、次の2シリーズのプラズマモジュールを開発しました。
*ULS “Plasma Spot”シリーズ:どんな表面に対してもターゲットを絞り込んだ処理を可能にします。
*ULD “Plasma Curtain”シリーズ:平らな部分や複雑な形状、幅の広い部分の処理を可能にします。プラズマカーテンの幅は、プラズマ源に応じて6 cmから50 cmまでの範囲にすることができます。
アクシステクノロジー社での処理試験の結果、シュナイダーエレクトリックは、この技術の有効性を確信し、プラズマ処理を早急に自社の生産サイトで行うためワークステーションを一式発注しました。アクシステクノロジー社は、ターンキーソリューションの開発および設計における専門性を背景に、プラズマモジュールの統合からそのオートメーション化に至るまで、すべての関連機器を生産してきました。
現在、ULSプラズマ処理モジュールは、プラズマ処理技術をシェル設計プロセスの中核に組み込むため、シュナイダーエレクトリックの生産ラインのシステムインテグレーターや下請業者に供給されています。
AcXyS Technologies http://www.acxys.com/
Address : 148 rue des vingt Toises 38950 Saint Martin le Vinoux, FRANCE
Mr Mathieu Thomachot, Sales Manager Tel : 33 (0)4 76 75 60 79
Email: info@acxys.jp
日本代理店:
株式会社 ケー・ブラッシュ商会
〒104-0052 東京都中央区月島1丁目2番13号
ワイズビル4階 402号
TEL 03-5560-7591
大気圧プラズマは、接着剤、塗料、ワニス、インクといったコーティング材の塗布と付着を改善するために従来使われてきた技術に代わる方法であり、プラスチックまたはその他の複合材料など、これまで処理が難しいとされてきた材料にも適用できます。エネルギー管理のスペシャリスト、シュナイダーエレクトリックは、熱可塑性樹脂製サーキットブレーカーシェルへの付着および塗装の諸問題に対するこの処理法の有効性を認めています。サンドペーパー磨きによる表面前処理ではコーティング後に気泡が発生して、シェルの早期劣化を招く結果になっていました。
大気圧プラズマ表面処理のメリットについては、議論の余地がありません。処理表面の状態を改質することによって、濡れ性と付着力を向上させることが可能になります。したがって、液体がよりスムーズに拡散し付着するようになります。プラズマは、化学反応源として表面に直接接触すると、その表面と反応します。その結果、有機残渣の洗浄と新しい特性のグラフト化という2種類の作用が生じます。これらの作用により、表面エネルギーが大幅に改善されます。
また、あらゆる種類の材料を効果的に処理でき、温度感受性の高い極微細な材料でもダメージフリーで処理することができます。プラズマ処理は使いやすいうえ、乾燥工程を必要としないので、使用者や環境に対するリスクなく、屋外でも使用することができます。さらに、わずかな投資コストしか必要とせず、空気や窒素で動作するので、経済的です。
アクシステクノロジー社は、次の2シリーズのプラズマモジュールを開発しました。
*ULS “Plasma Spot”シリーズ:どんな表面に対してもターゲットを絞り込んだ処理を可能にします。
*ULD “Plasma Curtain”シリーズ:平らな部分や複雑な形状、幅の広い部分の処理を可能にします。プラズマカーテンの幅は、プラズマ源に応じて6 cmから50 cmまでの範囲にすることができます。
アクシステクノロジー社での処理試験の結果、シュナイダーエレクトリックは、この技術の有効性を確信し、プラズマ処理を早急に自社の生産サイトで行うためワークステーションを一式発注しました。アクシステクノロジー社は、ターンキーソリューションの開発および設計における専門性を背景に、プラズマモジュールの統合からそのオートメーション化に至るまで、すべての関連機器を生産してきました。
現在、ULSプラズマ処理モジュールは、プラズマ処理技術をシェル設計プロセスの中核に組み込むため、シュナイダーエレクトリックの生産ラインのシステムインテグレーターや下請業者に供給されています。
AcXyS Technologies http://www.acxys.com/
Address : 148 rue des vingt Toises 38950 Saint Martin le Vinoux, FRANCE
Mr Mathieu Thomachot, Sales Manager Tel : 33 (0)4 76 75 60 79
Email: info@acxys.jp
日本代理店:
株式会社 ケー・ブラッシュ商会
〒104-0052 東京都中央区月島1丁目2番13号
ワイズビル4階 402号
TEL 03-5560-7591
