Guangzhou ZhongLong Communications Technology Co. Ltd.は中国の揚子江トンネル照明プロジェクトにオスラムのGolden DRAGON Plusを使用しています。内径12.7m、長さ8.9kmのトンネルは、それぞれ3車線のツイントンネル構造です。2本のトンネルには41万個以上のオスラムGolden DRAGON Plusで構成されている5,886個のトンネル照明が装備されつつあります。完成すれば世界最長のLED照明のトンネルとなります。

中国大手の道路照明装置製造メーカーであるGuangzhou ZhongLong Communications Technology Co. Ltd.は、そのトンネル照明装置開発実績およびオスラムの高性能LEDによって揚子江照明プロジェクトの契約を獲得しました。

「このプロジェクトは、中国のトンネル照明において、本格的なLED照明時代の幕開けです。我々は、品質と信頼性の高いLEDを供給しているオスラムのノウハウに期待して、オスラムをこのプロジェクトのパートナーに選びました。トンネル内のエネルギー消費量の40〜50％がトンネル照明であるため、これらLEDベースのトンネルランプの平均年間エネルギー節約量は35％%以上に達すると予想されます。」とGuangzhou ZhongLong社 社長Bi Chen氏は述べています。

中国ではエネルギー不足に伴いエネルギーコストが上昇、中国政府は地方自治体にエネルギー節約方針を出すことにより省エネルギー指向政策に取り組み始めました。道路やトンネルの照明にLEDを使用することは、この政策の柱の一つになります。

「我々は、ビジネスパートナーにLEDテクノロジを提供することにより、中国のエネルギー節約政策に貢献できることを誇りに思います。当社とGuangzhou ZhongLong社との協力は中国のトンネル照明に高性能LEDを使用する上で画期的な出来事です。」と、オスラム オプトセミコンダクターズ・アジア　社長兼最高経営責任者（CEO）　Dr. Alfred Flederは述べています。

Golden DRAGONは、白色とフルカラーの照明を提供し、最大5万時間の寿命を持ちます。保守間隔が長く、堅牢なLEDベースのトンネル照明装置は保守コストの削減にも貢献します。さらに、LEDは昼光色から電球色まで優れた発色特性を持ち、個々の道路照明事情に合わせて色温度を調節できるフレキシビリティーがあります。


オスラム オプトセミコンダクターズについて

オスラムはシーメンスのグループ会社で、 2大照明メーカーのひとつです。その全額出資会社であるオプトセミコンダクターズは、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を置き、可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザダイオード、センサを取り扱っています。生産拠点をドイツ・レーゲンスブルクとマレーシア・ペナンに、北米の営業拠点をアメリカ・サニーベールに、アジアの営業拠点を香港に置き、世界中にセールスオフィスがあります。2008年度は4,600人以上の従業員を擁し、売上は5億2900万ユーロを超えました。
http://www.osram-os.com

Guangzhou ZhongLong Communications Technology Co. Ltd. について

Guangzhou ZhongLong Communication Technlogy Co. Ltd.は2004年9月に設立され、広東省仏山市に本社を置くLED道路照明装置の開発に特化したハイテク企業です。長年R＆Dに専念してきた同社は10以上の特許を持ち、ISO9001：2000 国際品質システム認証を受けています。

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