現在、数百万個のオスラム オプトセミコンダクターズのLEDが自動車のテールランプ、ブレーキランプ、デイタイムランニングライト(DRL)などに使用されています。Oslon MX ECEのリリースによって、車載向けに新たなLEDが製品ラインナップに追加されました。この低コストでハイパワーなセラミック・パッケージのLEDは、中級車のフロントライト、特にデイタイムランニングライト用に開発されました。Oslon MX ECEは、オスラムの幅広い車載向け製品ラインナップにとって、極めて重要な新製品です。

高出力のセラミック・パッケージのLEDとして、Oslon MX ECEはAdvanced Power TOPLEDとGolden DRAGONの間に位置し、パフォーマンスと価格の両面を補完しています。この高効率LEDは新しいパッケージング技術を用いており、贅沢な高級車とは別に、中級車クラスのデイタイムランニングライトでの高まるニーズに、オスラムがお応えしたものです。オスラム オプトセミコンダクターズ オートモーティブマーケティングLED ディレクター Peter Knittlは次のように述べています。「オスラムのあらゆる車載用LEDと同様に、Oslon MX ECEと姉妹製品Oslon SX ECEは自動車産業の要求にお応えします。共にセラミック・パッケージのLEDで、DRLアプリケーションに最適です。ヘッドランプシステムへの搭載や、フェンダーに個別の光源として組み込むことも可能です。」

Oslon MX ECEは、3 x 3mm2の小型サイズでありながら、最新の素子技術を使用した1WクラスのLEDで、光出力は70〜95lm、動作温度は最高150℃です。0.5Wクラスのソリューションをお求めのお客様にはOslon SX ECEがお薦めです。これはMXバージョンと同じサイズと温度特性を持ちながら、40〜60lmの光出力を実現します。小型サイズのため、製品の薄型化も可能になります。

これらのセラミック・パッケージのLEDに加えて、オスラムの車載向けLEDは、幅広いラインナップの光源が揃っています。例えば、デイタイムランニングライト用のAdvanced Power TOPLEDからヘッドランプ用のOSTAR Headlampなど、さまざまなお客様のご要望にお応えできるように用意されています。また、それらは25〜1000lmの明るさのレンジをカバーしています。


オスラム オプトセミコンダクターズについて

オスラムはシーメンスのグループ会社で、 2大照明メーカーのひとつです。その全額出資会社であるオプトセミコンダクターズは、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を置き、可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザダイオード、センサを取り扱っています。生産拠点をドイツ・レーゲンスブルクとマレーシア・ペナンに、北米の営業拠点をアメリカ・サニーベールに、アジアの営業拠点を香港に置き、世界中にセールスオフィスがあります。2008年度は4,600人以上の従業員を擁し、売上は5億2900万ユーロを超えました。
http://www.osram-os.com


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