この度、日本電産コパル電子株式会社は、産業機器・システム機器・アミューズメント関連向けにスライドスイッチ「CL-SBシリーズ」を開発し、本年4月より販売を開始致します。
通信機器、産業機器業界において多くのスライドスイッチが使用されており、機器の小型化・高機能化に伴い、小型で信頼性の高いスライドスイッチの需要が見込まれることから製品化を致しました。
本製品は、接点に接触信頼性に優れた金メッキを施し、樹脂には高耐熱性の材料を使用したことで、接点接触の安定性と高温・高湿環境下での信頼性において差別化した製品となっております。また、端子形状はスルーホールタイプに加え自動搭載に対応したSMDタイプもラインナップしております。更に回路構成や操作方向・銀メッキ品等の多くのバリエーションを揃え、あらゆるニーズに対応したスイッチに致しました。

当面の販売数は、月5万個、3年後には30万個を見込んでおります。
サンプル価格は、金メッキ品：100〜140円程度。銀メッキ品：85〜125円程度。

【特長】
(1)ツイン接点構造による高信頼性
(2)耐熱性樹脂使用によるリフローはんだ実装対応
(3)回路構成・操作方向・端子形状の豊富なバリエーション
(4)ストローク２mmの小型タイプ

【主な仕様】
外形サイズ：2接点 8.5mm×3.5mm×3.5mm、3接点 12.0mm×3.5mm×3.5mm
ノブ高さ：2mm
接点定格：DC12V、0.2A
初期接触抵抗：金メッキ品 70mΩ以下、銀メッキ品 50mΩ以下
耐久性：無負荷 10,000サイクル、負荷 10,000サイクル（DC12V, 0.2A）