パソコン周辺機器／産業用コンピュータ／ネットワーク機器の総合メーカである株式会社コンテック[東京証券取引所第ニ部 証券コード：6639] （本社 大阪市西淀川区姫里3-9-31　代表取締役社長 漆崎 栄二郎）は、計測制御デバイス関連製品の新製品として、PCIバス対応の最高変換速度10MSPS(100nsec) アナログ入力ボードを開発、2月4日より販売を開始します。

　製品に使用されるデバイスの高速化に伴い、それらデバイスに対する「検査」「試験」のデータ収集に適した製品です。これまで弊社アナログ入出力ボードの変換速度は、1MSPSのインテリジェントEシリーズAD16-16U(PCI)EVが最速でしたが、新製品は10倍の速度でサンプリングが可能です。

　新製品は、最高変換速度10MSPS(100nsec)で4チャネル同時サンプリングが可能です。大容量メモリバッファ(32M Word)とバスマスタ転送機能により、高速で長時間の連続データ収集が可能です。

　サンプリング開始・終了の制御は、ソフトウェア、変換データ比較(レベル比較、インレンジ比較、アウトレンジ比較)、外部トリガ、イベントコントローラ出力から選択できます。コネクタは、信号源と直接接続可能なBNCコネクタを採用しています。

　加えてデジタル入出力各4点も搭載しています(オプションケーブルDT-E3が必要)。

　上記以外に同期動作が可能な同期制御コネクタ、終端抵抗切換え機能、外部信号のチャタリングによる誤認識を防止するデジタルフィルタ機能を搭載しています。



品名 :PCI対応 10MSPS 12ビット分解能アナログ入力ボード
型式 :AI-1204Z-PCI
価格 :￥151,200（本体価格￥144,000）

※ 新製品は環境に配慮した完全鉛フリー（JEITA Phase 2以上）、および、RoHS指令に対応した製品です。