SR-TRACe-G40xには、Kontron SEC-Lineが搭載されており、ネットワーク中心のエッジ・アプリケーションを迅速かつ安全に展開し、集中管理することができます。

IoT／組込みコンピューティング技術(ECT)のリーディング・グローバル・プロバイダであるコントロンは本日、鉄道輸送業界向けのSR-TRACe-G40xエッジ・サーバ・ゲートウェイ・ソリューションを発表しました。SR-TRACe-G40xは、実証済みのマルチネットワーク(LTE、Wi-Fi、GNSS、有線イーサネット)EN50155鉄道認定コンピュータと、コントロンの革新的なアプローチであるSEC-Lineを組み合わせたユニークなソリューションで、オールインワンで安全なエッジデータ処理とネットワーキングを可能にします。
SR-TRACe-G40xサーバーゲートウェイは、強力なシングルボードコンピュータ(SBC)とSD-WAN、ルーター、ファイアウォール、ユニファイド・コミュニケーション(UC)機能を1つの筐体に収め、ネットワーク上のあらゆるサイトにセキュアなエッジデータ処理と仮想ネットワークサービスを提供します。
鉄道事業者にとって、SR-TRACe-G40xは、アプリケーションの俊敏性を損なうことなく、顧客が選択したIoTソリューションやアプリケーションスタックとの互換性を確保しながら、大規模でダイナミックなエッジコンピュータのフリート群の管理を集中的に制御し、セキュリティを確保することを可能にします。

「コントロンのSR-TRACe-G40xサーバーゲートウェイとSEC-Lineは、ユニバーサル・カスタマー・プレミス・イクイップメント(uCPE)の概念を次のレベルへと引き上げます」と、コントロンの製品ポートフォリオ・マネージャー、フィリップ・フォンダッチは述べています。彼はさらに次のように付け加えています。「このサーバーは鉄道認証を受けたマルチゲートウェイ・サーバーで、支店のuCPE機器と同じようにフリートを管理することができ、常に変化するアプリケーションの状況に対応できます。Future Rail (FRMCS)のグローバルなデジタルトランスフォーメーションへの挑戦が続く中、鉄道事業者はリスクがなく、簡単にインストールできるuCPEソリューションをますます必要としています。SR-TRACe-G40xは、ソフトウェアで定義されたネットワークとコンピューティングリソースの相互接続と管理を迅速に行うことができ、ハードウェアの親しみやすさとセキュリティの容易さを維持することができます。」

SR-TRACe-G40xは、新しいSEC-Lineエッジ・コンピューティング・セキュリティおよびネットワーク管理プラットフォームを搭載した、コントロン初の市販の組込みコンピュータ・システムです。SR-TRACe-G40xは、幅広い鉄道車両システム向けのファンレスでカスタマイズ可能なEN50155認証TRACeコンピュータの仲間入りを果たしました。

詳細については、
https://www.kontron.com/products/systems/transportation-computers/trace-railway-computers/trace-g40x-sr.html
および
http://kfrlabs.kontron.com/secline.html
をご覧ください。