RFID技術を採用した非接触式セーフティセンサRSS36を小型化した製品RSS260を下記に紹介します。

■特徴■
・RFID技術によりアクチュエータを非接触で検出、しかも無効化防止対策として有効な個別コード化を実現
・小型セーフティ磁気スイッチBNS260と同じ投影面積であり、置き換えも容易に実施可能
・シンメトリカルな構造により一つの製品で取り付け面の変更によりケーブルの引出し方向を選択可能。
・取付状況に応じて種々の形状のアクチュエータに対応。
・自己診断機能内蔵により高い安全性能(PL=e/SIL=3)を実現。
・CSSシリーズと異なり、直列接続は数に制限なく実施可能。
・安全出力をOFFする前に警告信号を出すことにより生産ラインの停止を防止できる。

■3種類の個別コード化のバリエーション■
・方式1：標準コード化（RSS36）
センサはどのアクチュエータも認識可能。
・方式2：完全個別コード化（RSS36 I1）
1種類のアクチュエータとしか使用できない完全個別コード化。
・方式3：再設定可能な個別コード化（RSS36 I2）
ティーチングにより任意のアクチュエータに対応可能。
アクチュエータの認識は、最初に電源を投入されたときに対になっているアクチュエータで決定されるが以後の変更も可能。但し、特別のシーケンスが必要。（無効化防止対策のため）

■主要仕様■
・準拠規格：IEC60947-5-3(PDF-M)、ISO13849-1(PL=e)、IEC61508(SIL=3)
・PNP半導体形式の安全出力2ch、LED（緑・黄・赤）/診断出力による自己診断結果の表示
・接続方法：M8コネクタのみ
・動作距離：Sao=10mm、Sar=18mm、標準動作距離(Sn)=12mm（前面作動時）／Sao=6mm、Sar=15mm、標準動作距離(Sn)=9mm（側面作動時）
・応答時間：100ms
・保護等級：IP65/IP67

■バリエーション（型式）■
○センサ RSS 260-①-② ①：個別コード化の設定（無、I1、I2）、②：診断出力仕様（D、SD）
○アクチュエータ RST 260-1 標準、RST-16-1 薄型、樹脂製扉用RST-U-2 最少形状、プロファイル用


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