SMAC社より電動シリンダ「CA」に新たなシリーズCAL36が登場。高加減速を必要とするアプリケーションに対応する為に開発されました。直径36ｍｍ、ストロークは5mm、10mm、15mm、25mm、50mmで発売。円筒型コイルとスプラインガイドを使用することで、力の軸と動きの軸を同一にし、低摩擦を達成。それにより、精密な推力調整を容易にし、低推力を必要とする用途にも対応可能。

電動シリンダCAL36は革新的なデザイン構成により40Gの加速度を得ることができます。またスプラインガイドを使用することにより長寿命。他のSMAC製品に共通するように推力・速度の制御、高精度の多点位置決めが可能。精密な推力制御を活かしたSMAC独自の“ソフトランディング”機能（特許取得）は、まず低推力で製品に接触し、それから必要な推力を加えます。壊れやすい部品、または高価な材質を使用した製品などの取り扱いに適しています。また、電動シリンダは作業をしながら、作業結果をフィードバックすることも可能。製造と検査の工程を同時に行うことが出来ます。

SMAC電動シリンダはムービングコイルアクチュエータ(MCA) テクノロジーに基づいており、エンコーダ分解能5ミクロンから50ナノメータを選択可能。取り扱う産業分野はパッケージング、パーツフィーディング、ガラス、ソーラーパネル、自動車、電子・精密機器、半導体・液晶、医療・科学、精密検査・測定機器など、幅広いアプリケーションに対応します。