製造現場の省エネ推進に不可欠な「エネルギーの無駄の発見」をサポートする「省エネ分析支援ソフト Dr.ECO(ドクターエコ)」を発売
2011/01/26
オムロン(株) 環境事業推進本部
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田久男)は、収集・蓄積した電力使用量データと、温度・流量・生産情報など省エネ対策に不可欠な各種データとを比較し、エネルギー利用の無駄を発見するための分析支援ツール「省エネ分析支援ソフト Dr.ECO」(以下、「Dr.ECO」)を、2011年1月末日より販売開始します。
「Dr.ECO」は、センサで計測したエネルギーデータを、様々な形式のグラフで表示し任意に表示加工することで、製造現場で省エネ対策を進めるための分析支援ソフトウェアです。
「Dr.ECO」は、計測したデータを、パソコンに取り込んで必要な設定を行うだけで、マウス操作による様々なグラフ表示加工ができ、簡単にエネルギーの無駄を見つけることができます。また、単にグラフ化(見える化)するだけでなく、「グラフの拡大・縮小機能」や「入替機能」、「無駄な電力の色分け機能」など、当社ならではの表示加工機能により、充実した分析環境を提供します。さらに、初めてお使いの方にも、操作方法やエネルギーの無駄の見つけ方が分かるよう、チュートリアルデータを同梱し、スムーズな運用をサポートしています。
製造現場の省エネ活動には、生産装置や施設の設備ごとの細かいエネルギー消費データが必要とされ、膨大なデータを元に装置や設備の稼動状態を把握しながらエネルギーの無駄を発見しなければなりません。一方、製造現場の省エネ担当者は他の業務を兼務している場合が多く、データの分析に十分な時間を割くことは困難だといわれています。
省エネの分析には大量の計測データをグラフ表示し、グラフの種類や軸の変更、データの重ね合わせや入替等、ワークシートのデータを操作して、都度グラフを作り直すことが必要です。通常、熟練した省エネ担当者であっても、1カ月間蓄積したエネルギー消費データから無駄を見つけ出し、改善方法を検討するためには、2週間程度を要します。
これに対し、「Dr.ECO」では、分析のための各種グラフを容易に作成できるため、同条件の省エネ分析を3日間程度で行うことが可能です。
「Dr.ECO」は、当社の省エネ支援サービス事業において、当社コンサルタントが独自に開発し活用してきた専用のソフトウエアを、更に使いやすく改良開発したものです。
当社の電力センサKMシリーズやセンサネットワークコントローラ形EW700と組み合わせることで、スムーズに製造現場の省エネを行うことが可能です。また、ASP方式で当社が提供しているエネルギー監視システム「e-watching」とも連携し活用頂くことで、電力の見える化を省エネの実行に移す新たな価値を提供します。
当社では、今後も引き続き、顧客のROC(*)を最大化させるためのノウハウや機器・ツールを市場に投入することで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。
※ROCとは
Return on Carbon=炭素利益率の略で、営業利益をCO2排出量で割ることで求められます。
いかに少ないCO2排出量で、効率的に多くの利益を生み出せたかに着目した企業の環境効率を示す指標です。
「Dr.ECO」は、センサで計測したエネルギーデータを、様々な形式のグラフで表示し任意に表示加工することで、製造現場で省エネ対策を進めるための分析支援ソフトウェアです。
「Dr.ECO」は、計測したデータを、パソコンに取り込んで必要な設定を行うだけで、マウス操作による様々なグラフ表示加工ができ、簡単にエネルギーの無駄を見つけることができます。また、単にグラフ化(見える化)するだけでなく、「グラフの拡大・縮小機能」や「入替機能」、「無駄な電力の色分け機能」など、当社ならではの表示加工機能により、充実した分析環境を提供します。さらに、初めてお使いの方にも、操作方法やエネルギーの無駄の見つけ方が分かるよう、チュートリアルデータを同梱し、スムーズな運用をサポートしています。
製造現場の省エネ活動には、生産装置や施設の設備ごとの細かいエネルギー消費データが必要とされ、膨大なデータを元に装置や設備の稼動状態を把握しながらエネルギーの無駄を発見しなければなりません。一方、製造現場の省エネ担当者は他の業務を兼務している場合が多く、データの分析に十分な時間を割くことは困難だといわれています。
省エネの分析には大量の計測データをグラフ表示し、グラフの種類や軸の変更、データの重ね合わせや入替等、ワークシートのデータを操作して、都度グラフを作り直すことが必要です。通常、熟練した省エネ担当者であっても、1カ月間蓄積したエネルギー消費データから無駄を見つけ出し、改善方法を検討するためには、2週間程度を要します。
これに対し、「Dr.ECO」では、分析のための各種グラフを容易に作成できるため、同条件の省エネ分析を3日間程度で行うことが可能です。
「Dr.ECO」は、当社の省エネ支援サービス事業において、当社コンサルタントが独自に開発し活用してきた専用のソフトウエアを、更に使いやすく改良開発したものです。
当社の電力センサKMシリーズやセンサネットワークコントローラ形EW700と組み合わせることで、スムーズに製造現場の省エネを行うことが可能です。また、ASP方式で当社が提供しているエネルギー監視システム「e-watching」とも連携し活用頂くことで、電力の見える化を省エネの実行に移す新たな価値を提供します。
当社では、今後も引き続き、顧客のROC(*)を最大化させるためのノウハウや機器・ツールを市場に投入することで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます。
※ROCとは
Return on Carbon=炭素利益率の略で、営業利益をCO2排出量で割ることで求められます。
いかに少ないCO2排出量で、効率的に多くの利益を生み出せたかに着目した企業の環境効率を示す指標です。
