シグナリングテスタ「MD8430A」の機能を拡張
2015/10/02
アンリツ(株)
アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、シグナリングテスタMD8430Aの機能を拡張し、LTE-Advancedの4x4/8x2 MIMO[※1]フェージング[※2]試験を可能としました。
シグナリングテスタMD8430Aは、LTE/LTE-Advancedに対応した基地局シミュレータであり、チップセットやデータ端末の開発に必要とされる擬似ネットワークを机上で構築できます。
今回の機能追加により、フェージングシミュレータを用いることなく、MD8430Aで4x4/8x2 MIMOフェージング環境を擬似的に構築でき、LTE-Advanced端末の実効通信速度を検証できます。
アンリツは今後もMD8430Aの機能追加を図り、LTE-Advancedサービスの早期普及に貢献してまいります。
[※1] 4×4/8×2 MIMO(Multiple Input Multiple Output)
MIMOは複数アンテナを使用して同時にデータを送受信し、データ通信を高速化・高信頼化する技術。4×4 MIMOは、送受信で各4本のアンテナを使用し、8×2 MIMOは、送信側で8本、受信側で2本のアンテナを使用する。
[※2] フェージング
無線通信において、時間差をもって到達した電波が干渉し合うことによって電波レベルの強弱に影響を与える現象のことである。フェージングは、電波が地上の障害物や大気中の電離層などによって反射することによって生じるが、移動体通信においては、送受信する端末そのものが移動することでも発生する。
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シグナリングテスタMD8430Aは、LTE/LTE-Advancedに対応した基地局シミュレータであり、チップセットやデータ端末の開発に必要とされる擬似ネットワークを机上で構築できます。
今回の機能追加により、フェージングシミュレータを用いることなく、MD8430Aで4x4/8x2 MIMOフェージング環境を擬似的に構築でき、LTE-Advanced端末の実効通信速度を検証できます。
アンリツは今後もMD8430Aの機能追加を図り、LTE-Advancedサービスの早期普及に貢献してまいります。
[※1] 4×4/8×2 MIMO(Multiple Input Multiple Output)
MIMOは複数アンテナを使用して同時にデータを送受信し、データ通信を高速化・高信頼化する技術。4×4 MIMOは、送受信で各4本のアンテナを使用し、8×2 MIMOは、送信側で8本、受信側で2本のアンテナを使用する。
[※2] フェージング
無線通信において、時間差をもって到達した電波が干渉し合うことによって電波レベルの強弱に影響を与える現象のことである。フェージングは、電波が地上の障害物や大気中の電離層などによって反射することによって生じるが、移動体通信においては、送受信する端末そのものが移動することでも発生する。
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