プログラム設計支援ツール「Prism」の販売・テクニカルサポートを開始
2010/10/19
(株)日新システムズ
株式会社日新システムズ(本社:京都、代表取締役社長:竹内嘉一、以下日新システムズ)は、CriticalBlue Limited(本社:UK、CEO:David Stewart、以下CriticalBlue)と代理店契約し、マルチコアプログラム設計支援ツール「Prism」(プリズム)を日本市場へ2010年10月15日より発売を開始します。
弊社は既にマルチコア開発に最適な開発支援ツールを取り揃えており、ツール群のご提供から、豊富なエンジニアによるテクニカルサポート、受託開発まで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションとして提供してまいりました。「Prism」をご採用いただくことにより、さらなるマルチコア開発の生産性の向上に貢献します。
「Prism」は、シングル・プロセッサ用の既存プログラムに対し、パフォーマンス向上などを目的に並列処理のプログラムへ変更する際、既存プログラムのどの部分の設計を変更すれば最適化できるのか予測して探ることができるマルチコア・プロセッサに特化したプログラム設計を支援する解析ツールです。
近年、マルチコア・プロセッサは、高速化、省電力化、省スペース化などを理由に、組込みシステムにおける導入の検討がされています。しかしながら、プロセッサのコア数を増やしても期待したパフォーマンス結果が得られず、マルチコア・プロセッサの性能を十分に活用できないケースが多々ありました。
マルチコア・プロセッサの性能をフルに発揮させるためには、既存のプログラムをそのまま利用するだけではシングル・プロセッサ利用時とほとんど変わらないため、マルチコア・プロセッサに合わせた最適な並列処理のプログラムへ変更する必要があります。
「Prism」は、マルチコア・プロセッサが搭載された実際のハードウェアがなくても、既存のシングル・プロセッサ搭載ボード上で実行したトーレス結果から、コア数を増やした場合、シーケンシャルな処理を分割した場合などを仮想的に実行し、その結果を具体的な数値やグラフ、プログラム毎の関連性などをGUIベースで表示します。プログラム開発者は、既存のプログラムに対し、どのような変更を行えばどの程度のパフォーマンス向上が得られるのか「Prism」が予測した数値などから推測することができます。既存のソースコードを修正することなく、修正した場合を仮定して最適なプログラムの設計を探ることができるため、ソースコード修正による動作不良やマルチコア・プロセッサ搭載のボード開発、入手にかかる時間を削減でき、生産性を向上させることができます。
日新システムズは、今後も「Prism」を含めたマルチコア開発の支援ツール群のライセンス販売だけでなく、マルチコア・プロセッサを利用したプログラミング設計のコンサルティング、ソフトウェア開発の請負支援サービスまで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションを提供します。これにより、通信、産業、OA、防衛市場をターゲットに、今後1年間で50件以上のプロジェクトでの採用を見込んでいます。
■「Prism」の特長:
・既存のプログラムを修正することなく、マルチコア・プロセッサに最適なプログラム設計ができます。
・マルチコア・プロセッサ搭載のハードウェアを準備する必要がありません。
・プロセッサのコア数、1つの関数を複数の並列処理にした場合など、仮想的に様々な条件を設定し、即座にパフォーマンスなどの予測値を表示します。
・解析結果はGUIで表示されるため、データの依存関係やメモリアクセスの影響など視覚的に理解することができます。
・シングルコア・プロセッサでは正常に動作していても、マルチコア・プロセッサへ変更した時に発生する可能性のある論理的な不具合(データレース状態など)を予測することができます。
■日新システムズについて
日新電機株式会社(東証、大証1部上場)の全額出資子会社である日新システムズは、組込みシステム開発のインテグレーターとして“プロフェッショナルサービスPlus!”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。組込みソフトウェア開発の技術力としては、カスタムボードへのOS移植、デバイスドライバ、アプリケーションの開発を得意としています。また、日新システムズは、組込み開発者のソフトウェア開発の支援をするため、マルチコア・プロセッサに対応したリアルタイムOS「VxWorks」、組込みLinux「Wind River Linux」のウインドリバー正規代理店として活動し、その他にもネットワークプロトコルスタック、ファイルシステムなど各種組込みソフトウェアパッケージを販売、サポートを提供しています。
■CriticalBlue社について
クリティカルブルー(Criticalblue Limited)社は、2003年にUKスコットランドのエジンバラで設立された、プロセッサのアーキテクチャー設計やEDA、組み込みソフトウェア分野の専門化集団で、ソフトウェアの性能向上を手助けする製品群を提供してきました。
また、Multicore Associationに加盟し、MPP(Multicore Programming Practices:マルチコアプログラミング作法)策定分科会 のCo-chairにCEOのDavid Stewart が就任しており、MPPの作成作業に取り組んでおります。マルチコア用の並列化プログラムの浸透を、ツールサイドから支援します。
http://www.criticalblue.com/
※本資料に掲載する会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
【本製品に関するお問い合わせ】
株式会社日新システムズ
京都市下京区堀川通綾小路下ル綾堀川町293-1 堀川通四条ビル
TEL:075-344-7977
http://www.co-nss.co.jp/contact/
【報道関係からのお問い合わせ】
株式会社日新システムズ
エンベデッド・ソリューション・ビジネスユニット
阿南 実、森嶋 小百合
京都市下京区堀川通綾小路下ル綾堀川町293-1 堀川通四条ビル
TEL:075-344-7977
release-nss@co-nss.co.jp
弊社は既にマルチコア開発に最適な開発支援ツールを取り揃えており、ツール群のご提供から、豊富なエンジニアによるテクニカルサポート、受託開発まで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションとして提供してまいりました。「Prism」をご採用いただくことにより、さらなるマルチコア開発の生産性の向上に貢献します。
「Prism」は、シングル・プロセッサ用の既存プログラムに対し、パフォーマンス向上などを目的に並列処理のプログラムへ変更する際、既存プログラムのどの部分の設計を変更すれば最適化できるのか予測して探ることができるマルチコア・プロセッサに特化したプログラム設計を支援する解析ツールです。
近年、マルチコア・プロセッサは、高速化、省電力化、省スペース化などを理由に、組込みシステムにおける導入の検討がされています。しかしながら、プロセッサのコア数を増やしても期待したパフォーマンス結果が得られず、マルチコア・プロセッサの性能を十分に活用できないケースが多々ありました。
マルチコア・プロセッサの性能をフルに発揮させるためには、既存のプログラムをそのまま利用するだけではシングル・プロセッサ利用時とほとんど変わらないため、マルチコア・プロセッサに合わせた最適な並列処理のプログラムへ変更する必要があります。
「Prism」は、マルチコア・プロセッサが搭載された実際のハードウェアがなくても、既存のシングル・プロセッサ搭載ボード上で実行したトーレス結果から、コア数を増やした場合、シーケンシャルな処理を分割した場合などを仮想的に実行し、その結果を具体的な数値やグラフ、プログラム毎の関連性などをGUIベースで表示します。プログラム開発者は、既存のプログラムに対し、どのような変更を行えばどの程度のパフォーマンス向上が得られるのか「Prism」が予測した数値などから推測することができます。既存のソースコードを修正することなく、修正した場合を仮定して最適なプログラムの設計を探ることができるため、ソースコード修正による動作不良やマルチコア・プロセッサ搭載のボード開発、入手にかかる時間を削減でき、生産性を向上させることができます。
日新システムズは、今後も「Prism」を含めたマルチコア開発の支援ツール群のライセンス販売だけでなく、マルチコア・プロセッサを利用したプログラミング設計のコンサルティング、ソフトウェア開発の請負支援サービスまで、マルチコア開発におけるワンストップソリューションを提供します。これにより、通信、産業、OA、防衛市場をターゲットに、今後1年間で50件以上のプロジェクトでの採用を見込んでいます。
■「Prism」の特長:
・既存のプログラムを修正することなく、マルチコア・プロセッサに最適なプログラム設計ができます。
・マルチコア・プロセッサ搭載のハードウェアを準備する必要がありません。
・プロセッサのコア数、1つの関数を複数の並列処理にした場合など、仮想的に様々な条件を設定し、即座にパフォーマンスなどの予測値を表示します。
・解析結果はGUIで表示されるため、データの依存関係やメモリアクセスの影響など視覚的に理解することができます。
・シングルコア・プロセッサでは正常に動作していても、マルチコア・プロセッサへ変更した時に発生する可能性のある論理的な不具合(データレース状態など)を予測することができます。
■日新システムズについて
日新電機株式会社(東証、大証1部上場)の全額出資子会社である日新システムズは、組込みシステム開発のインテグレーターとして“プロフェッショナルサービスPlus!”を掲げ、組込みのリアルタイム制御技術と、ネットワーク分野の高い技術を共存させた新たなサービスを提供する企業です。組込みソフトウェア開発の技術力としては、カスタムボードへのOS移植、デバイスドライバ、アプリケーションの開発を得意としています。また、日新システムズは、組込み開発者のソフトウェア開発の支援をするため、マルチコア・プロセッサに対応したリアルタイムOS「VxWorks」、組込みLinux「Wind River Linux」のウインドリバー正規代理店として活動し、その他にもネットワークプロトコルスタック、ファイルシステムなど各種組込みソフトウェアパッケージを販売、サポートを提供しています。
■CriticalBlue社について
クリティカルブルー(Criticalblue Limited)社は、2003年にUKスコットランドのエジンバラで設立された、プロセッサのアーキテクチャー設計やEDA、組み込みソフトウェア分野の専門化集団で、ソフトウェアの性能向上を手助けする製品群を提供してきました。
また、Multicore Associationに加盟し、MPP(Multicore Programming Practices:マルチコアプログラミング作法)策定分科会 のCo-chairにCEOのDavid Stewart が就任しており、MPPの作成作業に取り組んでおります。マルチコア用の並列化プログラムの浸透を、ツールサイドから支援します。
http://www.criticalblue.com/
※本資料に掲載する会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
【本製品に関するお問い合わせ】
株式会社日新システムズ
京都市下京区堀川通綾小路下ル綾堀川町293-1 堀川通四条ビル
TEL:075-344-7977
http://www.co-nss.co.jp/contact/
【報道関係からのお問い合わせ】
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エンベデッド・ソリューション・ビジネスユニット
阿南 実、森嶋 小百合
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TEL:075-344-7977
release-nss@co-nss.co.jp