高温度対応、高精度・狭偏差、高速発振起動の32.768kHzクロック用水晶発振器を開発
2013/08/20
日本電波工業(株)
日本電波工業(株)は、動作可能温度上限値がプラス105℃と高温での使用が可能で、かつ高精度のクロック用水晶発振器「NZ2520SG」(サイズ2.5×2.0×0.9mm)を開発致しました。
スマートフォン、タブレットなどの携帯情報端末をはじめ、多くのデジタル機器は、屋外など過酷な温度環境下でも確実に動作することが求められ、そのためには、これらデジタル機器の時刻を正確に刻むための32.768kHzのクロックを安定して供給できるクロック用水晶発振器が必要です。
従来、この周波数クロックは、音叉型振動子を使用していましたが、音叉型振動子では高温対応と精度向上の点で改善に限界がありました。そこで当社は、音叉型振動子に代え、温度対応と精度に優れるATカット水晶振動子と独自技術を駆使して、新たなニーズに対応する発振器を開発したものです。
この発振器は動作可能温度範囲の上限値を従来の+85℃から+105℃に引き上げ、広い温度範囲(-40℃〜+105℃)での使用を可能にし、また音叉型振動子に比べて高精度・狭偏差(Max.50×10-6)、高速の発振起動(Typ.1ms)、合わせてバッテリーを使用する携帯端末に向けて消費電流の大幅な低減を実現しております。
サンプル出荷は現在対応中で、量産開始は今月からを予定しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.ndk.com/jp/news/2013/1190606_1570.pdf
スマートフォン、タブレットなどの携帯情報端末をはじめ、多くのデジタル機器は、屋外など過酷な温度環境下でも確実に動作することが求められ、そのためには、これらデジタル機器の時刻を正確に刻むための32.768kHzのクロックを安定して供給できるクロック用水晶発振器が必要です。
従来、この周波数クロックは、音叉型振動子を使用していましたが、音叉型振動子では高温対応と精度向上の点で改善に限界がありました。そこで当社は、音叉型振動子に代え、温度対応と精度に優れるATカット水晶振動子と独自技術を駆使して、新たなニーズに対応する発振器を開発したものです。
この発振器は動作可能温度範囲の上限値を従来の+85℃から+105℃に引き上げ、広い温度範囲(-40℃〜+105℃)での使用を可能にし、また音叉型振動子に比べて高精度・狭偏差(Max.50×10-6)、高速の発振起動(Typ.1ms)、合わせてバッテリーを使用する携帯端末に向けて消費電流の大幅な低減を実現しております。
サンプル出荷は現在対応中で、量産開始は今月からを予定しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.ndk.com/jp/news/2013/1190606_1570.pdf
