カメラ付きmbedプラットフォーム『GR-LYCHEE』を開発、年内販売開始
2017/04/12
(株)コア
~AIによる画像認識に最適な組込IoTソリューション~
株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役 社長執行役員 松浪 正信、以下コア)は、このたびAIによる画像認識に活用できるプラットフォームとして、世界初※1となるカメラ付きmbedプラットフォーム「GR-LYCHEE」を開発し、プロデューサーによるブラッシュアップを実施後、2017年内に販売開始することを発表しました。
mbed™プラットフォームはARM社が運営しているクラウドベースの無償の開発環境により、オープンソースの様々なハードウェア・ソフトウェア資産群を利用したプロトタイピングを可能にするものです。コアはこれまでも、国内外企業、教育機関にGR-PEACHを提供してまいりました。特長の大容量内蔵RAM 10MBを活かしたLCDタッチパネル、カメラ画像処理などのアプリケーションサンプル提供を通して、2年間ですでに7,000台を出荷しています。昨今IoTシステムのエンドポイントにおける画像や音声処理を中心とした人工知能(AI)の組込みなどのニーズが高まっており、今回「GR-LYCHEE」を開発しました。「GR-LYCHEE」は、産業用組込みカメラ、無線接続(Wi-Fi、Bluetooth)を標準搭載し、ルネサスe-AIソリューションの組込み、およびOpen CV※2に対応することで、画像処理やAIの専門知識がなくても最先端のアルゴリズムを利用したIoTシステムの導入を容易にします。また、400MHz動作の高性能MPU「RZ/A1LU」を搭載することで、IoTエンドポイントのリアルタイム性と、クラウドのデータ処理による高機能化などバランスのよいIoTシステムの開発に貢献します。
4月11日に東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京にて開催される「Renesas DevCon Japan 2017」において、デモ展示をおこないます。また、4月22日~6月24日までプロデューサーによるブラッシュアップを実施し、2017年11月末に販売開始予定です。
※1:2017年4月11日現在、ルネサス エレクトロニクス株式会社とコアの調べ
※2:インテル社が開発・公開したオープンソースの画像処理・画像解析および機械学習のライブラリ
『GR-LYCHEE』について
(1)産業用組込みカメラ、無線接続を標準搭載
これまで約130種のmbed™プラットフォームがリリースされていますが、カメラ標準搭載のmbedプラットフォームは存在せず、ユーザはカメラの選択からソフトウェアの開発まで独自に開発する必要がありました。GR-LYCHEEには産業用組込みカメラを提供する株式会社シキノハイテックのカメラを標準搭載し、制御ソフトウェアをあらかじめ用意することで、高品質な画像入力と処理を容易にできます。また、IoTシステムの開発に必要な無線インタフェースとしてWi-Fi、Bluetoothも標準搭載することで、クラウドサーバとの通信や、スマートフォンとの連携を容易にします。
(2)画像解析AIを活用したIoTシステム開発を加速
IoT を活用したスマートホーム、スマートファクトリーなど、エンドポイントでの画像処理を行うアプリケーションが増えてまいりました。例えば人物検出を活用した空調機、不良品を自動で発見する生産ラインなど、これらのシステムはリアルタイムな応答性と、分析結果のフィードバックが必要になります。GR-LYCHEEはルネサスe-AIソリューションによる学習済みAIフレームワークの導入を容易にするほか、組込み向けに最適化されたOpen CV ライブラリであるGnomons 社emVisionプラットフォームに対応することで、画像処理やAIの専門知識がなくても最先端のアルゴリズムを活用したIoTシステムの開発を加速することができます。
詳細はweb サイトをご参照ください。
http://gadget.renesas.com/ja/product/lychee.html
*ARM、mbedはARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。その他、本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。
株式会社コア(本社:東京都世田谷区、代表取締役 社長執行役員 松浪 正信、以下コア)は、このたびAIによる画像認識に活用できるプラットフォームとして、世界初※1となるカメラ付きmbedプラットフォーム「GR-LYCHEE」を開発し、プロデューサーによるブラッシュアップを実施後、2017年内に販売開始することを発表しました。
mbed™プラットフォームはARM社が運営しているクラウドベースの無償の開発環境により、オープンソースの様々なハードウェア・ソフトウェア資産群を利用したプロトタイピングを可能にするものです。コアはこれまでも、国内外企業、教育機関にGR-PEACHを提供してまいりました。特長の大容量内蔵RAM 10MBを活かしたLCDタッチパネル、カメラ画像処理などのアプリケーションサンプル提供を通して、2年間ですでに7,000台を出荷しています。昨今IoTシステムのエンドポイントにおける画像や音声処理を中心とした人工知能(AI)の組込みなどのニーズが高まっており、今回「GR-LYCHEE」を開発しました。「GR-LYCHEE」は、産業用組込みカメラ、無線接続(Wi-Fi、Bluetooth)を標準搭載し、ルネサスe-AIソリューションの組込み、およびOpen CV※2に対応することで、画像処理やAIの専門知識がなくても最先端のアルゴリズムを利用したIoTシステムの導入を容易にします。また、400MHz動作の高性能MPU「RZ/A1LU」を搭載することで、IoTエンドポイントのリアルタイム性と、クラウドのデータ処理による高機能化などバランスのよいIoTシステムの開発に貢献します。
4月11日に東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京にて開催される「Renesas DevCon Japan 2017」において、デモ展示をおこないます。また、4月22日~6月24日までプロデューサーによるブラッシュアップを実施し、2017年11月末に販売開始予定です。
※1:2017年4月11日現在、ルネサス エレクトロニクス株式会社とコアの調べ
※2:インテル社が開発・公開したオープンソースの画像処理・画像解析および機械学習のライブラリ
『GR-LYCHEE』について
(1)産業用組込みカメラ、無線接続を標準搭載
これまで約130種のmbed™プラットフォームがリリースされていますが、カメラ標準搭載のmbedプラットフォームは存在せず、ユーザはカメラの選択からソフトウェアの開発まで独自に開発する必要がありました。GR-LYCHEEには産業用組込みカメラを提供する株式会社シキノハイテックのカメラを標準搭載し、制御ソフトウェアをあらかじめ用意することで、高品質な画像入力と処理を容易にできます。また、IoTシステムの開発に必要な無線インタフェースとしてWi-Fi、Bluetoothも標準搭載することで、クラウドサーバとの通信や、スマートフォンとの連携を容易にします。
(2)画像解析AIを活用したIoTシステム開発を加速
IoT を活用したスマートホーム、スマートファクトリーなど、エンドポイントでの画像処理を行うアプリケーションが増えてまいりました。例えば人物検出を活用した空調機、不良品を自動で発見する生産ラインなど、これらのシステムはリアルタイムな応答性と、分析結果のフィードバックが必要になります。GR-LYCHEEはルネサスe-AIソリューションによる学習済みAIフレームワークの導入を容易にするほか、組込み向けに最適化されたOpen CV ライブラリであるGnomons 社emVisionプラットフォームに対応することで、画像処理やAIの専門知識がなくても最先端のアルゴリズムを活用したIoTシステムの開発を加速することができます。
詳細はweb サイトをご参照ください。
http://gadget.renesas.com/ja/product/lychee.html
*ARM、mbedはARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。その他、本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。
