東京、日本 [2015年5月26日] — アーティセン・エンベデッドテクノロジーズは本日、通信ネットワーク及びデータセンター機器に必要な高効率と熱特性を実現した、新しい600W1/4 ブリック絶縁型DC-DC コンバータのADQ600シリーズを発表しました。フルレギュレーション12V単出力から最大50A出力電流を提供可能なこのコンバータは、最低負荷要件なしで最大50Aの出力電流が提供可能です。

このADQ600シリーズは入力電圧範囲が40から60Vで、主としてコンピューティング及びサーバアプリケーションへの標準48V供給、通信機器への高精度48V供給を使用対象に設計されました。全負荷時で標準95.6%という超効率、そして周囲温度-40°C から+85°Cまで動作可能なため、この製品は非絶縁型コンバータに電力供給する分散型電源アーキテクチャの絶縁型コンバータとして、理想的な選択肢です。オープンフレーム設計は、強制空冷又は伝導冷却用に最適化されており、熱特性がさらに向上したアルミニウム製ベースプレートのオプションもあります。また175kHz固定スイッチング周波数を採用した変換技術は、外部EMIのフィルタリング要件を最小に抑えるのに役立っています。

標準機能には出力電圧トリムとリモートon/off、入力低電圧及び過電圧ロックアウトが含まれます。このコンバータは、出力過電圧、出力過電流、過熱条件に対しても包括的に保護されています。ADQ600コンバータはプリバイアス起動機能が向上し、また高電流アプリケーションでは、自動的なドループ電流共有によるコンバータ2基の並行接続が可能です。

アーティセン ADQ600シリーズコンバータは、基板間隔要件のあるシステムに理想的な低背型プロファイルユニットで;オープンフレームモデルは実装高さ0.43インチ(11mm)、ベースプレートバージョンに必要な高さは0.52inch (13.3mm)です。


アーティセン・エンべデッドテクノロジーズについて
アーティセン・エンべデッドテクノロジーズは、通信、コンピューティング、医療、航空宇宙、工業などの各種業界向け高信頼性電源と組込みコンピューティングソリューションの設計と製造で世界をリードしている企業です。40年以上にわたってアーティセンは、コスト効果の高い先進ネットワークコンピューティングおよび電力変換ソリューションにより、お客様の開発期間短縮やリスク軽減を支援し、信頼され続けてきました。Artesynの本社は米国・アリゾナ州テンピにあり、９か所のCOE (中核研究拠点)、4か所のワールドクラスの製造工場、世界各国でのグローバルなセールス＆サポート拠点などを有し、世界各国で20,000人以上の従業員が働いています。

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