東京、日本[2016年9月6日] — アーティセン・エンベデッドテクノロジーズは本日、新しい医療用電源向けに広範囲入力で単出力の CNS650-Mシリーズを発表しました。業界標準の4×6インチフットプリントに収められたこれらのユニットは、強制空冷式(750Wピーク)で650W、又は自然対流冷却式(650Wピーク)で400Wを提供し、無負荷時の消費電力は500mW未満です。CNS650-Mシリーズは12V、24V、48Vで構成され、それぞれのファン出力は12Vで待機電圧は5Vです。これらの電源は、-40℃から50℃の広い温度範囲を通して継続的なフル出力が可能であり、またディレーティングは最高80℃です。

これらの高効率電源は、医療用及びITE安全規格承認済みで2XMOPP(患者保護手段)に対応し、医用電気機器から患者を完全に保護・絶縁します。4000VAC(入力と出力)又は1500VAC(入力のPE；出力のPE)の絶縁を備えたこれらのユニットはBF形対応し、超音波診断装置、血圧測定、インキュベータ、ECG機器及び手術台等の、心臓を除く患者の体に装着する機器に電力を供給します。

電力がより必要なアプリケーションには、アクティブ電流共有機能により、単線接続で2基以上の電源を並列接続し、出力電流能力を増強することができます。内蔵のPMBus™インターフェース機能は、PMBusコマンドプロトコルを介したフレキシブルで包括的なデジタル通信を提供し、電圧、電流、温度の制御と監視機能および障害状態のレポーティングを備えています。

CNS650-Mレンジは1Uの高さ未満で、Uチャンネル、オープンフレーム及びエンクローズド・エンドファンなどのオプションが選択可能です(オープンフレーム及びエンクローズド・エンドファン付のオプションは現在12Vモデルのみ)。ユニットが内蔵する61000-3-2準拠のアクティブ方式力率改善回路とクラスB EMIフィルターにより、EMI/RFI性能としてレベルB(伝導性)とレベルB(輻射、カバー有り)の実力を有します。
CNS650-Mシリーズの医療用その他の認証は、同製品の ウェブページでご覧頂けます。
https://jp.artesyn.com/power/power-supplies/websheet/592/cns650-mu-series


アーティセン・エンべデッドテクノロジーズについて
アーティセン・エンべデッドテクノロジーズは、通信、コンピューティング、医療、航空宇宙、工業などの各種業界向け高信頼性電源と組込みコンピューティングソリューションの設計と製造で世界をリードしている企業です。アーティセンは40年以上にわたって、コストパフォーマンスの高い先進なネットワークコンピューティングおよび電力変換ソリューションを提供し続け、お客様の開発期間短縮やリスク軽減をサポートし、信頼され続けてきました。アーティセンの本社は米国・アリゾナ州テンピにあり、10か所のCOE(中核研究拠点)、4か所のワールドクラスの製造工場、世界各国でのグローバルなセールス＆サポート拠点などを有し、世界各国で20,000人以上の従業員が働いています。

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