マイクロコントローラCPU NXP80C51

【NXP80C51】は、30年以上に渡り最も多作なマイクロコントローラCPU。NXPセミコンダクターズは、フィリップスセミコンダクターズより受け継ぎ供給していたが、この製品を長期的に供給するため、NXPは80C51 8／16ビットMCU製品群をロチェスターエレクトロニクスに移管。同社の長期的サポートには、135品番以上の製品を再生産する認定と、それに必要な設計、製造およびレガシーテストシステムとプログラムを含むテスト情報もが含まれている。このパートナーシップの対象となる製品には、ROMレス、OTP-EPROM、およびフラッシュベースの製品が含まれ、標準の80C51タイプから、パフォーマンスが向上し、機能が追加されたバージョンまでカバー。クロック周波数範囲は最大33Mhz、供給電圧は2.7～5.5Vに対応しており、温度範囲は商用、産業用、およびいくつかの拡張125℃製品に対応。その他の機能には、ADC、DAC、PWM、キャプチャ／比較ユニット、UART、I2C、SPI、およびオンチップ・オシレータが含まれる。また、いくつかの製品にもCANコントローラーが統合されている。さらに、NXPのLowPin Count(LPC)ファミリーおよびそのeXtended Architecture(XA)ファミリー製品も提供が可能。LPCファミリーは、コストに敏感でスペースに制約のあるアプリケーション向けに、小さなピン数の少ないパッケージと低いメモリ密度を提供。XAファミリーは、標準の80C51アーキテクチャから16ビットの移行パスを提供することで、Cプログラミングの高レベルのサポートに加えて、より高性能、拡張されたアドレス指定、マルチタスク、および直接リアルタイムサポートが可能になる。