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- ビームフォーミングで音声品質を向上 超指向性マイク信号処理LSI
ファイル形式:pdf ファイルサイズ:28.76MB2つの無指向性マイクを用 いるビームフォーミング技術により、特定 方向の音声を明瞭化するデジタル信号 処理LSIを実現。ロームは(株)DiMAGIC Corporationの指向性制御技術を使用し、周囲ノイズを大幅に低減する ことに成功。ビームフォーミング技術を用いて指向性を形成し、指向軸を目的音の方向へ向けることで 目的音以外の音を低減させる。さらに、指向軸方向に残った定常ノイズはノイズサプレッション機能により低減させることで、目的音が 明瞭となる。この結果、背面方向の減衰量を、従来のマイクと比較して30dB以上改善することができる。この性能をわずか10mmのマイク間距離で実現できるため、小型ポータブル機器への搭載 が可能となる。また、処理の最適化を行うことでビームフォーミング機能使用時の処理遅延時間を10msec以下にし、 他のアプリケーションへの影響も最小限に抑えている。さらに、指向性の形状・鋭さの切り替えが できるため、用途に応じて最適な指向性を実現できる。 ■鋭い指向性で目的音をよりクリアに集音 独自の信号処理技術により、従来マイクと比較して、鋭い指向性を実現し、音声を明瞭化させる処理を実行 ■音声認識率を大幅に向上 音声を劣化させずに周囲ノイズを低減することが可能!そのため、周囲ノイズが存在する環境下における音声認識率が向上。弊社測定では、周囲ノイズレベル55dBSPLの環境下における音声認識精度は5%から90%に向上 ■指向性パターンが選択可能 指向性パターンを4つの形状に切り替えることが可能。 1. 無指向性 : 全方向の音を拾う。 2. 単一指向性 : 正面方向の音を拾い、背面方向の音を低減。 3. 鋭指向性 :単一指向性よりも側面方向の音を低減。 4. 双指向性 : 鋭指向性よりもさらに側面方向の音を低減。
さらに、指向軸方向に残った定常ノイズはノイズサプレッション機能により低減させることで、目的音が 明瞭となります。この結果、背面方向の減衰量を、従来のマイクと比較して30dB以上改善することが できます。
この性能をわずか10mmのマイク間距離で実現できるため、小型ポータブル機器への搭載 が可能となります。
また、処理の最適化を行うことでビームフォーミング機能使用時の処理遅延時間を10msec以下にし、 他のアプリケーションへの影響も最小限に抑えています。
さらに、指向性の形状・鋭さの切り替えが できるため、用途に応じて最適な指向性を実現できます。
【超指向性マイク信号処理IC BU8332KV-Mの特長】
・鋭い指向性で目的音をよりクリアに集音
・音声認識率を大幅に向上
・指向性パターンが選択可能
■鋭い指向性で目的音をよりクリアに集音
独自の信号処理技術で、鋭い指向性を実現し、音声を明瞭化させる処理を実施。目的音方向 (0度)に対して背面方向(180度)の減衰量が、従来と比較して30dB以上大幅に改善。マイク間の距離は10mmで実装可能。
■音声認識率を大幅に向上
音声を劣化させず周囲ノイズの低減が可能。周囲ノイズが存在する環境下における音声認識率が向上。周囲ノイズレベル55dBSPLの環境下における音声認識精度は5%から90%に向上。未使用時にはノイズレベルが55dBSPLで認識率が急激に低下するが、使用時にはノイズレベルが65dBSPLでも45%の認識率を実現。
■指向性パターンが選択可能
指向性パターンを4つの形状に切り替え可能。さらに指向性の向きを180度反転することや指向性の鋭さの調整も可能。これらの制御はマイクの配置を変更せず、レジスタ設定のみで行えます。
1.無指向性:全方向の音を拾います。
2.単一指向性:正面方向の音を拾い、背面方向の音を低減。
3.鋭指向性:指向性よりも側面方向の音を低減。
4.双指向性:鋭指向性よりもさらに側面方向の音を低減。