エジェクター方式 深孔明工具
最終更新日:2014/02/01
このページを印刷マシニング・センターや旋盤など 汎用機械で使用
エジェクター方式では、切削油の大部分はボーリング・バーとインナー・チューブの間の隙間を通りヘッドに送られ、ヘッドの小孔を通ってヘッドの外周より切刃部に達し、切屑をインナー・チューブの内側を通して排出口に流す。一部の切削油は、インナー・チューブのスリットを通り排出口に噴出するが、このエジェクター効果により、インナー・チューブ内に負圧が発生し、切屑と切削油は吸収される。シールのための圧力頭を必要としないため、マシニング・センターや旋盤など既存の機械への組込みも容易でブッシュを使わないときは、前加工として案内ぐりが行われる。断続した孔加工も容易。