【特長】
石川式撹拌擂潰機で石臼を採用した基本モデル。
他の材質の鉢(磁器鉢、金属鉢)をご要望の方は第6号、第6R号をご検討ください。
石臼は花崗岩製です。
石臼は表面の滑りが磁器鉢よりも若干弱いです。そのため、杵先が加工物を捕らえやすいので加工効率が向上します。
鉢の体積が磁器鉢よりも大きく、熱容量が高いです。そのため、加工物の温度変化を抑制する効果もあります。耐薬品性も高いです。
容量(加工容積)として以下の4種類をご用意。
A型:20L　AA型:60L　B型:100L　C型:150L(金属釜のみ、磁器鉢には対応していません)
大容量加工向けに杵3本を標準装備。
杵筒にばねが内蔵されており、圧力をかけながら撹拌・擂潰可能。

【好適使用事例】
スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら細かく粉砕。
溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。

これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。