～ドライバシリーズの拡大により工業、ビルオートメーション、データセンター、再生可能エネルギー用のアプリケーションに幅広く対応～

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク(本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社：東京都港区)は、この度IX434xドライバシリーズの新製品「IX4341」および「IX4342」デュアル5アンペアローサイドMOSFETゲートドライバを10月上旬より発売します。本シリーズのゲートドライバはMOSFETの駆動に特化して設計されており、今回、未発表だった2つのロジック入力バージョンを追加することにより、IX434xドライバシリーズが完成します。これにより、IX434xドライバシリーズはデュアル非反転、デュアル反転、非反転および反転入力バージョンで構成され、お客様に包括的な選択肢を提供できるようになります。

「IX4341」および「IX4342」ドライバの伝播遅延時間は16ナノ秒と短く、立ち上がり時間と立ち下がり時間は7ナノ秒と短時間であるため、高周波アプリケーションに最適です。さらに、高い電流が要求される場合、電子機器設計者は「IX4340」および「IX4341」デバイスの2つのチャネルを並列接続して1つの10Aドライバを形成することができるため、設計の柔軟性と拡張性が得られます。

IX434xドライバシリーズの注目すべき特長は、TTLおよびCMOSロジック入力との互換性であり、ほとんどのコントローラとのダイレクトインターフェースが可能になります。さらに、出力ごとに独立したイネーブル機能と低電圧ロックアウト回路(UVLO)の搭載によって、信頼性の高い安全な動作を得ることができます。また、供給電圧不足が発生した場合は、ゲートドライバ出力はLowにアサートされ、外部パワーデバイスがオフになります。

IX434xドライバシリーズは、スタンダード8-ピンSOIC、熱強化型8-ピンSOIC、および3×3mm²MSOPパッケージで提供されており、お客様の個別のニーズに応じて、幅広いラインアップから製品を選択することができます。

「IX4341」および「IX4342」ドライバにより、高レベルの統合と、多様な論理入力バージョンとの互換性が得られ、回路設計が簡素化されます。これらのドライバを使用することにより、お客様はパワーデバイスの性能と保護の向上を期待できます。

また、同様の従来のドライバに代わる直接の互換品として使用でき、需要に対応するための業界標準オプションをお客様に提供します。

【用途】
・市場
一般的な工業および電気機器、電化製品、建設業向けソリューション、データセンター、エネルギー貯蔵、再生可能エネルギー

・工業用アプリケーション
スイッチモード電源、DC-DCコンバータ、モーター制御装置、電力変換装置

【入手方法】
リテルヒューズ正規代理店にお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。

詳細については、「IX4341」および「IX4342」デュアル5アンペアローサイドMOSFETゲートドライバの製品ページ(https://www.littelfuse.co.jp/products/integrated-circuits/gate-driver-ics/igbt-and-mosfet-driver-ics/low-side-gate-driver-ics.aspx)をご覧ください。