～150A定格および200A定格をコンパクトなSMDフォームファクターで提供 シンプルな設計に寄与すると共にPCB面積の省スペース化にも貢献～

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク（本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社（本社：東京都港区）は、超高電流SMDヒューズ「871シリーズ」を10月下旬より発売します。本シリーズは、150Aおよび200Aの高電流定格を持ち、881シリーズの最大定格125Aから大幅な進化を遂げています。「871シリーズ」はシングルヒューズ／表面実装型ソリューションであり、電子機器の設計において並列ヒューズを使用する必要性がなくなります。

これまでの同定格製品は、より大型のスルーホールタイプのみでしたが、より高い電力要件と限られたヒューズ定格電流といった課題をクリアした本シリーズは、現代の電子機器設計に求められる高効率なソリューションを提供します。

また、これまで2つ以上のヒューズを要したものを1つに集約することが可能であり、設計の簡略化と部品数の削減に貢献します。また、基板の省スペース化によって電子機器エンジニアを、設計の最適化という点で支援することができます。

「871シリーズ」は高い定格電流を小型フォームファクターで実現することで、最終製品に必要なコンポーネント数と全体のサイズ削減に取り組む設計者を支援し、同時に電力要件を満たすことにも寄与する理想的なソリューションとなり得ます。

【用途】
・データセンター：重要インフラへの信頼性の高い保護を提供
・ネットワークインフラ：過酷な環境下での堅牢なパフォーマンスを確保
・サーバー/ラック：システムの電力管理と効率性の強化

【特長】
・高定格電流：150Aおよび200Aに対応。1つのヒューズでより高い電力要件に適合します。
・省スペース設計：既存製品よりも小型のヒューズソリューション。既存の大きなスルーホールヒューズに比べて、PCBスペースの節約に寄与します。
・シンプルな設計：並列ヒューズの必要性を排除することで、コンポーネント数の削減と部品リスト（BOM）の簡素化に寄与します。
・効率最適化：より小型でスペース効率の高い製品設計を支援します。

詳細については、超高電流SMDヒューズ「871シリーズ」の製品ページ（https://www.littelfuse.co.jp/products/fuses/surface-mount-fuses/nano-2-fuses/871）をご覧ください。

製品紹介：https://players.brightcove.net/1799386164001/default_default/index.html?videoId=6362426337112