超低クランプ電圧と超低キャパシタンスを両立したTVSダイオードアレイを発表
2026/10/26
Littelfuseジャパン合同会社
~高速車載・民生機器向けインターフェースをESDから保護しながら、シグナルインテグリティを維持~
持続可能な社会と安全な暮らしを支える工業技術を提供するグ
ローバル企業リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人 Littelfuse ジャパン合同会社(本社:東京都港区)は本日、双方向 TVS ダイオードアレイ(SPA®ダイオード)の新製品「AQ4315-01ETG」および「SP4315-01WTG」を発表しました。両製品は、業界をリードする低クランプ電圧と超低キャパシタンスを両立し、シグナルインテグリティを損なうことなく、最新の高速車載・民生機器向けデータインターフェースを静電気放電(ESD)から保護します。
車載ADAS、DisplayPort、USB4などの高速インターフェースでは、省電力化と電磁妨害(EMI)の低減に向けてデータライン電圧が1V未満へと低電圧化しており、ESDによる損傷のリスクが高まっています。従来のTVSダイオードでは、低クランプ電圧と低キャパシタンスの両立が難しく、また多くの競合製品は低いブレークダウン電圧をうたっているものの、実際のクランプ電圧は依然として高く、保護対象のチップが損傷を受けるレベルにさらされたままになっています。
AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、この課題を解決するために開発された製品です。これらはESD発生時のクランプ電圧を標準値4.5~6.5Vに抑えるとともに、8,000~20,000VのESD過渡電圧を、保護対象デバイスにおいて10Vを大幅に下回る水準まで低減します。これにより、保護対象のICに到達する電圧および電流を800~2,000分の1に低減し、ICを安全動作領域(SOA)内に維持します。
Littelfuse Protection Business Unitでダイオードアレイ製品のアシスタント・プロダクト・マーケティング・マネージャーを務めるSophia Huは次のように述べています。
「業界では従来のESD保護技術では対応が追いつかないほどの速さで、インターフェースの低電圧化と高速化が進んでいます。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、キャパシタンスの増加を招くことなく極めて低いクランプ電圧を実現します。これにより設計者は、次世代の車載・民生機器設計に求められるシグナルインテグリティや基板スペースを損なうことなく、ESDおよびサージ保護性能をさらに高めることができます。」
【主な特徴】
・超低クランプ電圧:ESD発生時のクランプ電圧は標準値4.5~6.5Vで、同等のTVSダイオードと比較して最大10倍の改善を実現します。
・超低キャパシタンス:AQ4315-01ETGは0.25pF、SP4315-01WTGは0.17pFで、高速信号のシグナルインテグリティを維持します。
・高いESD耐性:IEC 61000-4-2に準拠し、接触放電±15kV、気中放電±20kVに対応します。AQ4315-01ETGはISO 10605にも適合しています。
・車載グレードの高信頼性:AQ4315-01ETGはAEC-Q101認定を取得しており、PPAPにも対応しています。動作温度範囲は−40~150℃です。
・業界標準のパッケージ:AQ4315-01ETGはSOD-882/DFN1006、SP4315-01WTGは0201 WLCSPフリップチップパッケージを採用し、設計への組み込みを容易にします。
・低リーク電流:リーク電流を最大50nAに抑え、バッテリー駆動機器や常時稼働機器の消費電力を低減します。
・広い保護マージン:8,000~20,000VのESD過渡電圧を、保護対象デバイスにおいて10Vを大幅に下回る水準まで低減します。
【主な用途】
・車載ADAS、DisplayPort、ギガビット・マルチメディア・シリアルリンク(GMSL)インターフェース
・ギガビット・ビデオ・インターフェース(GVIF)および低電圧差動信号伝送(LVDS)リンク
・車載・民生機器向け2.5G/5G/10Gイーサネット
・Thunderbolt 5.0、USB 3.x、USB4などの民生コンピューティング向けインターフェース
・民生機器向けDisplayPortおよびその他の高速データラインインターフェース
・産業機器間通信プロトコルおよび従来型USBインターフェース
・実装スペースに制約のあるウェアラブル機器・ポータブル民生電子機器
車載・民生機器向けインターフェースではデータラインの低電圧化が進み、一部では1Vを下回っています。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、こうしたニーズに対応し、LittelfuseのSPA®ダイオード製品群に新たな超低電圧対応ESD保護製品を加えるものです。両製品により、設計チームは、従来の保護方式から、信号感度が高く、より高速な最新インターフェースに最適化された保護ソリューションへスムーズに移行できます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、一般的なTVSダイオードと何が違いますか?
A. 一般的なTVSダイオードでは、低クランプ電圧と低キャパシタンスの両立が難しいという課題があります。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、4.5Vという極めて低いクランプ電圧と最小 0.17pFのキャパシタンスを両立し、信号劣化を抑えながら高速インターフェースをESDから強力に保護します。
Q. クランプ電圧とキャパシタンスの仕様を教えてください。
A. AQ4315-01ETGは、ピークサージ電流7A時の標準クランプ電圧が6.5Vで、キャパシタンスは0.25pFです。一方、SP4315-01WTG も、ピークサージ電流7A時の標準クランプ電圧は6.5Vで、キャパシタンスは0.17pFです。両製品ともIEC 61000-4-2に準拠しており、接触放電±15kV、気中放電±20kVのESD耐性を備えています。
Q. AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGには、どのようなパッケージが用意されていますか?
A. AQ4315-01ETGは、車載グレードのSOD-882/DFN1006パッケージ(1.0×0.6mm)を採用しています。SP4315-01WTGは、省スペース設計の0201 WLCSPフリップチップパッケージ(0.63×0.33mm)を採用し、実装面積に制約のある民生機器向け設計に適しています。
Q. AQ4315-01ETGおよび SP4315-01WTGは、どのような用途を想定していますか?
A. AQ4315-01ETGは、ADAS、DisplayPort、GMSL、GVIF、LVDS、車載イーサネットなどの車載インターフェースを主な対象としています。SP4315-01WTGは、Thunderbolt5.0、USB 3.x/USB4、DisplayPort、LVDS、イーサネットなど、民生機器およびコンピューティング機器向けインターフェースを主な対象としています。
Q. AQ4315-01ETGおよび SP4315-01WTGは、いつから入手できますか?
A. Littelfuseは、2026年10月20日より、両製品のサンプル提供および量産向け供給を開始する予定です。両製品は、Littelfuseおよび世界各地の販売代理店を通じて入手できます。
【提供形態】
TVSダイオードアレイのAQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGシリーズは、テープ&リール形式(10,000個単位)で提供されます。詳細および購入については、リテルヒューズ正規代理店までお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。
詳細については、TVSダイオードアレイAQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGシリーズの製品ページをご覧ください。
持続可能な社会と安全な暮らしを支える工業技術を提供するグ
ローバル企業リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人 Littelfuse ジャパン合同会社(本社:東京都港区)は本日、双方向 TVS ダイオードアレイ(SPA®ダイオード)の新製品「AQ4315-01ETG」および「SP4315-01WTG」を発表しました。両製品は、業界をリードする低クランプ電圧と超低キャパシタンスを両立し、シグナルインテグリティを損なうことなく、最新の高速車載・民生機器向けデータインターフェースを静電気放電(ESD)から保護します。
車載ADAS、DisplayPort、USB4などの高速インターフェースでは、省電力化と電磁妨害(EMI)の低減に向けてデータライン電圧が1V未満へと低電圧化しており、ESDによる損傷のリスクが高まっています。従来のTVSダイオードでは、低クランプ電圧と低キャパシタンスの両立が難しく、また多くの競合製品は低いブレークダウン電圧をうたっているものの、実際のクランプ電圧は依然として高く、保護対象のチップが損傷を受けるレベルにさらされたままになっています。
AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、この課題を解決するために開発された製品です。これらはESD発生時のクランプ電圧を標準値4.5~6.5Vに抑えるとともに、8,000~20,000VのESD過渡電圧を、保護対象デバイスにおいて10Vを大幅に下回る水準まで低減します。これにより、保護対象のICに到達する電圧および電流を800~2,000分の1に低減し、ICを安全動作領域(SOA)内に維持します。
Littelfuse Protection Business Unitでダイオードアレイ製品のアシスタント・プロダクト・マーケティング・マネージャーを務めるSophia Huは次のように述べています。
「業界では従来のESD保護技術では対応が追いつかないほどの速さで、インターフェースの低電圧化と高速化が進んでいます。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、キャパシタンスの増加を招くことなく極めて低いクランプ電圧を実現します。これにより設計者は、次世代の車載・民生機器設計に求められるシグナルインテグリティや基板スペースを損なうことなく、ESDおよびサージ保護性能をさらに高めることができます。」
【主な特徴】
・超低クランプ電圧:ESD発生時のクランプ電圧は標準値4.5~6.5Vで、同等のTVSダイオードと比較して最大10倍の改善を実現します。
・超低キャパシタンス:AQ4315-01ETGは0.25pF、SP4315-01WTGは0.17pFで、高速信号のシグナルインテグリティを維持します。
・高いESD耐性:IEC 61000-4-2に準拠し、接触放電±15kV、気中放電±20kVに対応します。AQ4315-01ETGはISO 10605にも適合しています。
・車載グレードの高信頼性:AQ4315-01ETGはAEC-Q101認定を取得しており、PPAPにも対応しています。動作温度範囲は−40~150℃です。
・業界標準のパッケージ:AQ4315-01ETGはSOD-882/DFN1006、SP4315-01WTGは0201 WLCSPフリップチップパッケージを採用し、設計への組み込みを容易にします。
・低リーク電流:リーク電流を最大50nAに抑え、バッテリー駆動機器や常時稼働機器の消費電力を低減します。
・広い保護マージン:8,000~20,000VのESD過渡電圧を、保護対象デバイスにおいて10Vを大幅に下回る水準まで低減します。
【主な用途】
・車載ADAS、DisplayPort、ギガビット・マルチメディア・シリアルリンク(GMSL)インターフェース
・ギガビット・ビデオ・インターフェース(GVIF)および低電圧差動信号伝送(LVDS)リンク
・車載・民生機器向け2.5G/5G/10Gイーサネット
・Thunderbolt 5.0、USB 3.x、USB4などの民生コンピューティング向けインターフェース
・民生機器向けDisplayPortおよびその他の高速データラインインターフェース
・産業機器間通信プロトコルおよび従来型USBインターフェース
・実装スペースに制約のあるウェアラブル機器・ポータブル民生電子機器
車載・民生機器向けインターフェースではデータラインの低電圧化が進み、一部では1Vを下回っています。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、こうしたニーズに対応し、LittelfuseのSPA®ダイオード製品群に新たな超低電圧対応ESD保護製品を加えるものです。両製品により、設計チームは、従来の保護方式から、信号感度が高く、より高速な最新インターフェースに最適化された保護ソリューションへスムーズに移行できます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、一般的なTVSダイオードと何が違いますか?
A. 一般的なTVSダイオードでは、低クランプ電圧と低キャパシタンスの両立が難しいという課題があります。AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGは、4.5Vという極めて低いクランプ電圧と最小 0.17pFのキャパシタンスを両立し、信号劣化を抑えながら高速インターフェースをESDから強力に保護します。
Q. クランプ電圧とキャパシタンスの仕様を教えてください。
A. AQ4315-01ETGは、ピークサージ電流7A時の標準クランプ電圧が6.5Vで、キャパシタンスは0.25pFです。一方、SP4315-01WTG も、ピークサージ電流7A時の標準クランプ電圧は6.5Vで、キャパシタンスは0.17pFです。両製品ともIEC 61000-4-2に準拠しており、接触放電±15kV、気中放電±20kVのESD耐性を備えています。
Q. AQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGには、どのようなパッケージが用意されていますか?
A. AQ4315-01ETGは、車載グレードのSOD-882/DFN1006パッケージ(1.0×0.6mm)を採用しています。SP4315-01WTGは、省スペース設計の0201 WLCSPフリップチップパッケージ(0.63×0.33mm)を採用し、実装面積に制約のある民生機器向け設計に適しています。
Q. AQ4315-01ETGおよび SP4315-01WTGは、どのような用途を想定していますか?
A. AQ4315-01ETGは、ADAS、DisplayPort、GMSL、GVIF、LVDS、車載イーサネットなどの車載インターフェースを主な対象としています。SP4315-01WTGは、Thunderbolt5.0、USB 3.x/USB4、DisplayPort、LVDS、イーサネットなど、民生機器およびコンピューティング機器向けインターフェースを主な対象としています。
Q. AQ4315-01ETGおよび SP4315-01WTGは、いつから入手できますか?
A. Littelfuseは、2026年10月20日より、両製品のサンプル提供および量産向け供給を開始する予定です。両製品は、Littelfuseおよび世界各地の販売代理店を通じて入手できます。
【提供形態】
TVSダイオードアレイのAQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGシリーズは、テープ&リール形式(10,000個単位)で提供されます。詳細および購入については、リテルヒューズ正規代理店までお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。
詳細については、TVSダイオードアレイAQ4315-01ETGおよびSP4315-01WTGシリーズの製品ページをご覧ください。


















