変動電源(DC10.8V~DC36V)に対応した無線LAN搭載LTEルータFutureNet NXR-160/LW発表のご案内
『FutureNet NXR-160/LW』は、従来のオフィス対応、M2M/IoTシステム対応VPNルータ「NXRシリーズ」、の機能を継承していますので、企業ネットワークでご利用いただいている接続の冗長化や拠点間VPNを従来の「NXRシリーズ」に比べ安価にご利用いただくことが可能です。それによって、品質を変えることなく、コストを削減した企業ネットワークを構築することができます。
また、『FutureNet NXR-160/LW』は電源部を拡張してDC10.8V~DC36Vの変動電源に対応しております。それによって 、従来、車、バス等では電源確保のため、別途用意するケースがありましたが、電源を拡張することなく利用することが可能です。
『FutureNet NXR-160/LW』は、無線LAN(2.4GHz帯、5GHz帯)を搭載しておりますので、オフィスでの利用だけでなく、バスやタクシーなどの車載利用にも適した仕様となっておりますので、様々な場所で利用することが期待できます。
なお、Linuxゲートウェイ装置としてご利用いただける『FutureNet MA-E340/LW』も姉妹品としてリリース済みです。
【通信インタフェース】
・ギガビットイーサネット×2
・無線LAN(802.11a/b/g/n)×1
・マルチキャリア対応モバイル通信×1
・コンソール(Dsub9ピン )×1
【入力電圧】
・DC12V(ACアダプタ)
・DC10.8V~DC36V(DC入力コネクタ)
【利用が期待される場所】
・バス、タクシー等の移動体通信
・オフィス(特に配線を気にしない場所)
≪主な特長≫
・マルチキャリア対応
マルチキャリア対応通信モジュールAM Telecom社製AMM570を搭載しており、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク及びMVMOに対応していますので、キャリアに合わせて機器を変更する必要がありません。通信速度の理論最大値は、下り150Mbps上り50Mbpsの通信速度(Category4)と高速です。また、通信無線通信モードは、Band1(2.1GHz帯)、Band8(900MHz帯)、Band18(800MHz帯)、Band 19(800MHz帯)に対応しています。
・2.4GHz帯、5GHz帯無線LAN搭載
2.4G帯(IEEE 802.11b/g/n)、5G帯(IEEE 802.11a)の無線LANを搭載しています。※
※ 2.4GHz帯と5GHz帯は、排他仕様となり、切り替えて使用いただく形となります。
・DC入力電源部拡張
DC10.8~DC36V対応可能なDC入力電源部の拡張を行っております。そのため、車載等電圧変動が大きい環境での利用が可能です。
・NXRシリーズの機能を継承
FutureNet NXR-160/LWは、好評いただいているVPNルータ 「NXRシリーズ」の機能を継承しております。
【FutureNet NXRシリーズを継承した機能】
・NGN 光ネクスト対応のギガビットポートを搭載
・省電力CPUや電源回路の最適化により、低消費電力を実現
・可動部品(ファン等) を排し、高信頼性を確保
・VPN(IPsec やGRE、IP in IP)に対応
・IKEv1,v2をデュアルサポート
・iPhoneやAndroidのスマートフォンともVPN接続可
≪利用が期待される場所≫
■バス(特に観光バス)
・モバイル通信なので、移動中でもインターネットがスムーズに利用可能
・無線LAN機能があるので、スマホやタブレットからも容易に接続可能
・DC入力電源のため、車載電源から取得可能
・場所も取らない大きさなので、車内のBOX内に設置可能
■保冷車
・保冷庫内のセンサとNXR-160LWを無線LANで接続
→センサから運転席までの配線が不要になるため導入が容易になる
・DC入力電源やモバイル通信は上記バスと同じ環境での利用が可能
■仮設事務所
・モバイル通信なので、光回線工事等の付帯工事が不要で短納期でネットワークの開通が可能
→SIM到着次第、利用可能
・無線LAN機能があるので、LAN配線工事が不要
・VPN機能搭載なので、事務所と同じセキュリティレベルを保った状態で社内通信が可能
