NXR-G100シリーズが無線LANを搭載し、IoT/M2M向けにさらに進化
センチュリー・システムズ株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:田中邁、以下:センチュリー・システムズ)は、FutureNet NXR-G100シリーズをIoT/M2Mにより適応させるため、LTE通信と無線LANが同時に利用できるラインナップを一気に追加いたします。
さらに、FutureNet NXR-G100シリーズの機能を拡張し、お客様の開発したLinuxアプリケーションを実行できるようにいたします。従来、ルータとLinuxサーバを別々に準備していたシステムをFutureNet NXR-G100シリーズに統合することが可能となり、ネットワークアプライアンス製品の開発や、M2M/IoTのVPN一体型ロガー製品の開発が容易になります。
また、より高度なアプリケーション操作やLinux Kenelからフルに活用、 Oracle Java SE Embedded 8をご利用したいというお客様向けには小型Linuxアプライアンスサーバをご活用頂けるようLTE通信と無線LANの搭載モデルを同時ラインナップいたします。
≪ FutureNet NXR-G100/NLW NXR-G100/KLW NXR-G100/SLWの特徴 ≫
■ LTE対応による高速なワイヤレス通信環境
FutureNet NXR-G100/NLW、NXR-G100/KLW、NXR-G100/SLWは、LTE通信モジュールを内蔵し、SIMカードスロットと外部アンテナ接続用のコネクタを搭載しています。下り最大100Mbps、上り最大50Mbps(NXR-G100/KLWは受信速度最大75Mbps)※1の通信性能を備えています。セキュリティ面では電子政府推奨暗号リストに対応した高度なVPN機能を搭載しています。動画コンテンツや地図データ、サイネージデータの配信、高画質の画像データや監視カメラで撮影した動画データのアップロードといった大容量の通信を高速かつ安全に行えます。
■ 2.4GHz帯無線LAN搭載
FutureNet NXR-G100/NLW、NXR-G100/KLW、NXR-G100/SLWは2.4G帯(IEEE 802.11b/g/n)の無線LANを搭載しています。
■ NXR-G100シリーズの機能を継承
FutureNet NXR-G100/NLW、NXR-G100/KLW、NXR-G100/SLWは、2014年4月の発表以来、好評を頂いているM2M/IoTシステム対応VPNルータ「FutureNet NXR-G100シリーズ」の機能を継承しています。
【FutureNet NXR-G100シリーズの主な特徴】
・ NGN 光ネクスト対応のギガビットポートを搭載
・ 省電力CPUや電源回路の最適化により、低消費電力を実現
・ 可動部品(ファン等) を排し、高信頼性を確保
・ 24時間365日の常時稼働とM2Mモードで-20℃~ 60℃動作保証を実現
・ 温度プロテクション機能を採用(自動的にCPU動作クロック下げ、システム異常を防止)
・ ソーラバッテリーの利用など電源を極力抑えたい時、通信していない時にスリープ状態移行可能
・ タイマを使った自律的なスケジュール起動やIP着信での起動が可能
・ VPN(IPsec やGRE、IP in IP)に対応
・ IKEv1,v2をデュアルサポート
・ iPhoneやAndroidのスマートフォンともVPN接続可
※1通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式の回線サービスの場合、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況に応じて変化します。
≪ FutureNet MA-E350/NLW MA-E350/KLW MA-E350/SLWの特徴 ≫
■ 2.4GHz帯無線LAN搭載
FutureNet MA-E350/NLW、MA-E350/KLW、MA-E350/SLWは2.4G帯(IEEE 802.11b/g/n)の無線LANを搭載しています。
WiFi管理ツールとしては、hostapd、wpasupplicant、wireless-tools等のパッケージを搭載しています。
■ MA-E300シリーズの機能を継承
FutureNet MA-E350/NLW、MA-E350/KLW、MA-E350/SLWは、2014年4月の発表以来、好評を頂いている省電力・高機能Linuxアプライアンスサーバ「FutureNet MA-E300シリーズ」の機能を継承しています。
【FutureNet MA-E300シリーズの主な特徴】
■ 低消費電力、高性能、高信頼性、耐環境性
・ 省電力CPUや電源回路の最適化により低消費電力を実現
・ 可動部品(ファン等) を排し、高信頼性を確保
・ 24時間36日の常時稼働と-20℃~60℃※1動作保証を実現
■ Oracle Java SE Embedded 8標準搭載
メジャーバージョンアップで大幅に機能強化され、パソコン環境との差がほとんどなくなった組込用「Java SE Embedded 8」を標準搭載したことにより、パソコンからのJavaアプリケーション移行が簡易にできます。
■ 豊富なブート機能、開発サポート
・ フラッシュメモリで2つのファームウェアを切り替えて使う機構を装備
・ WindowsでLinuxのクロス開発環境作成に必要なソフトウェアをインストールした状態のVirtualBOX 用OSイメージをSDKで提供
・ CLI に加え、GUI(Web-UI) でも設定可能
・ SDK は最新カーネルにも追従し、 開発者向け専用サイトのGitリポジトリで随時最新版公開
※1 CPU 300MHz/Ethernet 100Base-TX使用時
