Windows Update通信のオフロード機能、無線キャプティブポータル機能などの新機能を搭載した拠点向けルータ「FutureNet NXR-G200シリーズ」を発表
□ Windows Update通信のオフロード機能
Windows Update通信やOffice365のクラウド型アプリケーションのネットワーク負荷の高い通信を直接インターネットに流す(オフロード)することにより、センターの負荷の負荷を軽減します。
□ 無線キャプティブポータル機能(WEB認証リダイレクト)
Webブラウザを利用した認証が成立するまで、無線クライアントをブロックします。認証後に特定のURLにリダイレクト(URL転送)することができます。
□ WarpLink SPSの提供
・ ゼロコンフィグ:起動時にサーバから設定を取得してルータが動作する機能
・ モニタリング(監視):ルータを監視し、管理者へのメール通知やトラフィックデータ、CPU使用率、メモリ使用率のグラフを作成する機能
□ Linux開発環境を提供!
実装オプションである SSD を搭載することにより、SSDにコンテナ型仮想化(以下LXC)を活用した IPソケットアプリケーションが構築できます。
これにより監視カメラ向けの録画サーバ兼ルータなどセキュアなM2Mゲートウェイとしても利用できます。
≪ FutureNet NXR-G200シリーズの特長 ≫
■ Windows Update通信のオフロード機能
クライアントから転送されるDNSパケットを横取りしてnameとaddress情報を解析してあらかじめ指定したURL-LIST に基づきルーティング(FQDNルーティング)させる機能を搭載します。
Windows Update通信やOffice365のクラウド型アプリケーションのネットワーク負荷の高い通信を直接インターネットに流す(オフロード)することにより、センタールータのトラフィックやNATセッションテーブルの負荷を軽減します。
以下のような通信を拠点側から直接インターネットへ出すようなケースで利用できます。
■ 無線キャプティブポータル機能(WEB認証リダイレクト)
LAN側ネットワークからWAN側ネットワークへのアクセスに際して、Webブラウザを利用したユーザIDとパスワードで認証する機能を持ち、容易にキャプティブポータルを構築することができます。
TCP 80番や443番宛の通信を監視して強制認証したり、認証後に特定のURLにリダイレクト(URL転送)することができます。HTTP Basic認証の他、外部WebサーバやRADIUSサーバとの連携も可能で認証画面を外部Webサーバで自由に構築することができます。
■ WarpLink SPSの提供
WarpLink SPS[WarpLink SPS(SPS:SMART Plugin Service)]は、株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が開発したオープンソースライブラリ「libarms(リブアームス)」をFutureNet NXR-G200シリーズに組み込み、IIJがサービス事業者向けにOEM提供しているマネージメントシステム基盤「SACM(Service Adaptor Control Manager)」を、FutureNet NXR-G200シリーズ用にカスタマイズし、集中管理を実現したサービスです。
◇ ゼロコンフィグ 起動時にサーバから設定を取得してルータが動作する機能です。
・ 機器設定が不要なので、誰でも設置可能
ケーブルをつないで電源を投入すれば、設定が自動で投入されますので、複雑な設定が不要となります。
・ お客様での監視、管理不要なので、運用コスト削減を実現
管理者側のサーバで集中管理して、通信不可を検知した際はメールでお客様に配信するので、監視サーバの導入も不要です。
また、設定変更時も管理者側のサーバで実施するので、現地対応も不要となり、現地対応コストの削減も実現できます。
◇ コンフィグテンプレート機能
コンフィグテンプレート機能は、LAN側IPアドレスやPPP接続アカウントなどの、拠点(サービスアダプタ)ごとに異なるパラメータを任意の変数として定義したコンフィグのテンプレートが作成できる機能です。
パラメータ(CSVファイル)をWarpLink SPSにアップロードすることで、テンプレートに拠点(機器)ごとのパラメータを展開できます。
全拠点分のコンフィグを一括で作成可能。機器設定工数を大幅に削減します。
◇ モニタリング(監視)
パケットでルータを監視し、管理者へのメール通知やトラフィックデータ、CPU使用率、メモリ使用率のグラフを作成する機能を提供します。
◇ コントロールパネル
コントロールパネルで、機器(サービスアダプタ)の状態などを簡単に確認することができます。
■ Linux開発環境を提供!
実装オプションとして、SSDを搭載することができます。SSDにコンテナ型仮想化(以下LXC)を活用した IPソケットアプリケーションを搭載することにより、セキュアなM2Mゲートウェイとしても利用することができるようになります。
LXCを用いて、SSD(実装オプション)に監視カメラの映像を録画することにより、監視カメラ向けの録画サーバ兼ルータとして活用することができます。
■ マルチキャリア対応
通信モジュールにマルチキャリア対応AM Telecom社製AMM570を搭載した機種もラインナップしています。
