ピッツバーグ(PITTSBURGH)、2023年1月19日(GLOBE NEWSWIRE)-材料加工用産業用レーザの先導者のCoherent Corp.(Nasdaq：COHR)は、本日、大型OLEDディスプレイガラスの切断に最適な出力150Wの新型Monaco赤外(IR)発振産業用フェムト秒レーザを市場導入したことを発表した。

タブレットやラップトップなどのITデバイスにおけるOLEDスクリーンへの移行により、現在スマートフォンで使用されているものよりも大型のガラス板を加工できる高出力のレーザツールの需要が加速しています。

新型のMonaco 1035-150-150は、既存の構成の2倍以上の出力とパルスエネルギーを実現し、大量の大型ガラスパネルを高精度で切断が可能となり、次世代ITデバイスに完全に適合する大型OLEDスクリーン製造が可能となります。

「当社の新しいMonaco 150は、この種の市場で最小のフェムト秒レーザであり、レーザツールにインテグレートすることが最も容易です。「これは、大成功を収めたMonacoプラットフォームの最新版であり、世界中の工場に750台以上のシステムが設置されており、24時間体制で稼働し、スマートフォンや医療機器用のOLEDディスプレイを大量生産が行われており、現場で実証済みの主力製品です。」

Monaco 1035-150-150は、400fsより短いパルス幅で1MHzもの速度で150μJのエネルギーパルスを供給することができます。パルスオンデマンド、可変パルス幅チューニング、可変繰り返し率、シーダーバーストモードなど、Monacoプラットフォームのすべての標準機能が含まれています。このレーザは、OLEDディスプレイガラス、サファイア、複雑にコーティングされた厚さ2mmまでの脆性材料の切断に最適です。

Coherentは、バックプレーンレーザアニーリング、センサー向けのノッチの切断や穴あけ、剛性キャリアからのフレキシブルまたは折り畳み式ディスプレイの取り外しなど、最先端のOLEDディスプレイ製造用のレーザの幅広いポートフォリオを提供しています。

Coherentはサンフランシスコで開催されるPhotonics West(開催期間：1月28日～2月2日)、ディスプレイ加工用向けの差別化されたレーザソリューションを展示致します。

上記新製品を含むMonacoシリーズの製品紹介は、以下のアドレスからご確認頂けます。
https://www.coherent.com/ja/lasers/ultrashort-pulse/monaco