ピッツバーグ、2023年6月8日(GLOBE NEWSWIRE)–
先端的レーザ加工ソリューションのリーダーCoherent Corp.(NYSE: COHR)は、本日、コンシューマー・グッズ(消費財)、産業用電子機器、家電製品、およびパッケージングの高コントラストマーキングアプリケーション用途向けに、次世代の超低コストMATRIXナノ秒パルスUVレーザの導入を発表しました。

消費者向けの機器やパッケージングにおける環境に優しい非接触レーザマーキングの採用が増えており、永久的で損傷のないマーキングを実現するコスト効率の高いUVレーザの需要が高まっています。Coherent Corpの新型MATRIX UVレーザは、既存のソリューションのエントリー価格の半額で優れたマーキング品質を提供するLD励起固体レーザです。

「当社は主要な光学部品を社内で調達し、アジア地区における当社の大規模な製造およびサービス拠点を活用することにより、非常に魅力的な運用費用でMATRIXレーザを販売することができます。」
「私たちは、プラスチックのハイコントラストマーキング用の接着剤、インク、ラベルに代わる環境的に持続可能な代替品の需要により、次世代の超低コスト MATRIXの市場が急速に拡大すると確信しています。」
と、欧州固体レーザ事業部 上級副社長のクリストファー・ドーマン(博士)は述べています。

この新型のMATRIXレーザは、5W及び10Wの平均出力、50-300kHzの繰返周波数で動作可能です。また、15,000時間以上のメンテナンスフリー動作を実現し信頼性の高い大量生産が可能となります。MATRIXレーザは、UV(355nm)発振にて、最大200μJのパルスエネルギーを実現しており、現場で実証済みのUVテクノロジーを採用いるため、最も要求の厳しいアプリケーションにてご利用頂けます。

Coherent Corpは、Laser World of Photonics(ドイツ、ミュンヘン);開催期間：6月27-30日、(stand B3.321)Laser Korea(ソウル);開催期間：7月5-7日(stand 4101)、及びLaser World of Photonics China(上海);開催期間：7月11-13日(stand 8.1D240)にて開催されるこれらのカンファレンス(展示会)にて、材料処理向けの差別化されたソリューションの広範なポートフォリオに最近追加された製品を出展致します。

上記新製品を含む Matrixシリーズの製品紹介は、以下のアドレスからご確認頂けます。
https://www.coherent.com/ja/lasers/nanosecond/matrix