キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：梅島 正明、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、PXIをベースとしたLTE/LTE-Advancedマルチチャネル・テストソリューションを発表します。多チャネル構成のテストシステムを容易に構築でき、ビームフォーミングやMIMOなどの空間多重設計の詳細解析が便利になります。

基地局、マイクロセル、ピコセル、中継器、端末向けの部品やサブシステムの設計・評価は、複雑さを増しています。マルチアンテナ技術の採用により、多チャネル構成のテストシステム構築が複雑していることが、その要因に挙げられます。本ソリューションでは、LTE/LTE-Advancedのマルチチャネル/MIMO波形の作成、ならびに周波数ドメインおよびモジュレーションドメインでの多チャネル同時解析が可能です。使い勝手に優れたグラフィカル・ユーザーインタフェースも特長で、セットアップにかかる時間の短縮につながります。また、測定セットアップは、LTE/LTE-AdvancedのMIMOおよびビームフォーミングに最適化されています。

最大2台のPXIeシャーシを接続し、MIMO構成における時間同期をとることが可能です。当社のM9381A PXIeベクトル信号発生器およびM9391A PXIeベクトル・シグナル・アナライザを利用して、時間同期のとれたMIMO試験（2×2、または4×4）を実現しています。EVM（変調精度）は0.38 %未満、チャネル間同期は20ns（ナノ秒）未満となります。さらに、最大160MHz帯域幅の信号生成・解析に対応しており、LTE-Advancedのビームフォーミングのニーズに対応しています。

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http://www.keysight.co.jp/find/solution-LTE