オシロスコープの波形解析機能を備えた業界初のマルチタッチ方式パワー・アナライザを発表
2015/01/30
キーサイト・テクノロジー株式会社
東京、2015年1月30日発 –キーサイト・テクノロジー合同会社(職務執行者社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、正確なパワー測定機能とオシロスコープの波形解析機能を1つの測定器に備える業界初のマルチタッチ方式パワー・アナライザを発表します。Keysight IntegraVisionパワー・アナライザは、電流、電圧、電力の波形を簡単に表示できるだけでなく、電力効率評価に必要な測定精度を備えています。電力変換システムのデザイン/テストに従事するエンジニアは、このIntegraVisionパワー・アナライザ 1台でデザインの性能評価を正確に、しかも効率的に行うことができます。
電力変換システムの研究/開発において、インバータ/コンバータ、ユニバーサル電源、バッテリー・システム、自動車/航空機の電力システム、照明システム、電子安定器などに用いられるデバイスの電力変換効率が漸進的に改善できているかを識別/評価する必要があり、測定には高い確度が求められています。これまで、波形解析が容易にでき、電力効率評価を効率的に進められ、かつ十分な測定確度を持つパワー・アナライザは市販されていませんでした。そのため、エンジニアは正確な測定を実行するためのパワー・アナライザと、電圧/電流/電力の波形解析と電源投入時や負荷変動発生時の過渡事象を解析するためのオシロスコープの2種類の測定器を必要としてきました。当社のIntegraVisionパワー・アナライザにより、こうした測定で個別のオシロスコープが不要になり、エンジニアはテストの複雑さが軽減されるだけでなく、システム構成の時間も短縮されます。
IntegraVisionパワー・アナライザは、AC/DC消費電力、電力変換効率、入力信号に対する動作応答、および周波数、位相、高調波などの一般的な交流電力のパラメータを、すべて0.05 %の基本確度と16ビットの分解能で測定が可能なため、素早く測定したい研究開発エンジニアに最適です。このパワー・アナライザを使用すると、消費電力を5Mサンプル/秒の速度と2MHzの帯域幅で、過渡特性の評価も行えます。
当社の電源&エネルギー事業部担当ジェネラルマネージャであるKari Fauberは次のように語っています。「1つの測定器に、パワー・アナライザの確度とオシロスコープのような波形解析機能を兼ね備えるIntegraVisionパワー・アナライザをお使いいただければ、研究開発時やデザイン検証時の問題特定と解消、電力効率の最適化を容易におこなえます。オシロスコープを普段から使われているエンジニアであれば、操作方法の習得に時間をかけることなく、当社のパワー・アナライザを使用できます。タッチ・スクリーンによる直観的な操作で、電力測定にかかる時間や手間も大幅に軽減することが可能です。」
IntegraVisionパワー・アナライザを使用すると、1,000Vrms(Cat II)までのアイソレートされた入力を使い、広いレンジの複数のテスト・シナリオに柔軟性高く対応することができます。また、すべてのチャンネルに、外部センサ入力と、2 Armsおよび50 Arms直流入力が標準装備しています。これにより、50Armsまでは電流プローブが不要なため、電流プローブの誤差要因等を考慮することなく、正確な電流測定が可能となります。外部センサ入力は、電流プローブとトランスジューサを10Vフル・スケールまでサポートします。
IntegraVisionパワー・アナライザは、設置面積が小さく、スペースを有効活用できます。さらに、以下を可能にします。
・ 高速デジタイザ機能により、電圧、電流、電力をリアルタイムで捕捉し、過渡現象、突入電流、ステート変化を表示
・ ナイキスト基準で算出したタイム・ドメインと周波数ドメインでの電力損失の解析
・ 12.1インチの大型、高解像度ディスプレイにより、波形と各パラメータの測定情報を同時に表示
IntegraVisionパワー・アナライザのユーザー・インタフェースは、当社のInfiniiVision 6000 Xシリーズ オシロスコープのテクノロジーをベースとしており、12.1インチ静電容量方式タッチ・スクリーンを搭載し、ピンチ、ズーム、スクロール機能を備えています。このユーザー・インタフェースは、エンジニアからのフィードバックを取り入れ開発が進められ、パワー・アナライザを使用してわずか数分で詳細な測定情報を入手できる、直感的な使い勝手を実現しています。
なお、IntegraVisionパワー・アナライザは、PA2201A(2チャネル、単相向け)、PA2203A(4チャネル、3相向け)の2モデルを用意しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://about.keysight.com/ja/newsroom/pr/2015/em07_poweranalyzer.shtml
電力変換システムの研究/開発において、インバータ/コンバータ、ユニバーサル電源、バッテリー・システム、自動車/航空機の電力システム、照明システム、電子安定器などに用いられるデバイスの電力変換効率が漸進的に改善できているかを識別/評価する必要があり、測定には高い確度が求められています。これまで、波形解析が容易にでき、電力効率評価を効率的に進められ、かつ十分な測定確度を持つパワー・アナライザは市販されていませんでした。そのため、エンジニアは正確な測定を実行するためのパワー・アナライザと、電圧/電流/電力の波形解析と電源投入時や負荷変動発生時の過渡事象を解析するためのオシロスコープの2種類の測定器を必要としてきました。当社のIntegraVisionパワー・アナライザにより、こうした測定で個別のオシロスコープが不要になり、エンジニアはテストの複雑さが軽減されるだけでなく、システム構成の時間も短縮されます。
IntegraVisionパワー・アナライザは、AC/DC消費電力、電力変換効率、入力信号に対する動作応答、および周波数、位相、高調波などの一般的な交流電力のパラメータを、すべて0.05 %の基本確度と16ビットの分解能で測定が可能なため、素早く測定したい研究開発エンジニアに最適です。このパワー・アナライザを使用すると、消費電力を5Mサンプル/秒の速度と2MHzの帯域幅で、過渡特性の評価も行えます。
当社の電源&エネルギー事業部担当ジェネラルマネージャであるKari Fauberは次のように語っています。「1つの測定器に、パワー・アナライザの確度とオシロスコープのような波形解析機能を兼ね備えるIntegraVisionパワー・アナライザをお使いいただければ、研究開発時やデザイン検証時の問題特定と解消、電力効率の最適化を容易におこなえます。オシロスコープを普段から使われているエンジニアであれば、操作方法の習得に時間をかけることなく、当社のパワー・アナライザを使用できます。タッチ・スクリーンによる直観的な操作で、電力測定にかかる時間や手間も大幅に軽減することが可能です。」
IntegraVisionパワー・アナライザを使用すると、1,000Vrms(Cat II)までのアイソレートされた入力を使い、広いレンジの複数のテスト・シナリオに柔軟性高く対応することができます。また、すべてのチャンネルに、外部センサ入力と、2 Armsおよび50 Arms直流入力が標準装備しています。これにより、50Armsまでは電流プローブが不要なため、電流プローブの誤差要因等を考慮することなく、正確な電流測定が可能となります。外部センサ入力は、電流プローブとトランスジューサを10Vフル・スケールまでサポートします。
IntegraVisionパワー・アナライザは、設置面積が小さく、スペースを有効活用できます。さらに、以下を可能にします。
・ 高速デジタイザ機能により、電圧、電流、電力をリアルタイムで捕捉し、過渡現象、突入電流、ステート変化を表示
・ ナイキスト基準で算出したタイム・ドメインと周波数ドメインでの電力損失の解析
・ 12.1インチの大型、高解像度ディスプレイにより、波形と各パラメータの測定情報を同時に表示
IntegraVisionパワー・アナライザのユーザー・インタフェースは、当社のInfiniiVision 6000 Xシリーズ オシロスコープのテクノロジーをベースとしており、12.1インチ静電容量方式タッチ・スクリーンを搭載し、ピンチ、ズーム、スクロール機能を備えています。このユーザー・インタフェースは、エンジニアからのフィードバックを取り入れ開発が進められ、パワー・アナライザを使用してわずか数分で詳細な測定情報を入手できる、直感的な使い勝手を実現しています。
なお、IntegraVisionパワー・アナライザは、PA2201A(2チャネル、単相向け)、PA2203A(4チャネル、3相向け)の2モデルを用意しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://about.keysight.com/ja/newsroom/pr/2015/em07_poweranalyzer.shtml
