～UXM 1台で、LTE/LTE-A、W-CDMA/HSPA+, GSM/GPRS/EGPRS, TD-SCDMA/HSPAのデバイス検証が可能～

・1台のUXMで、2G/3G/4GのマルチフォーマットのRF試験が可能
・CSFBおよびSRVCCを含むモビリティ試験が可能

東京、2016年1月13日発 –キーサイト・テクノロジー合同会社（職務執行者社長：チエ ジュン、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、E7515A UXM ワイヤレステストセットにGSM、GPRS、EGPRS、TD-SCDMA、HSPA試験機能を追加したことを発表します。これらの機能拡張により、UXM ワイヤレステストセット1台で、マルチフォーマット対応のLTEデバイスを検証することができます。

新しいGSMおよびTD-SCDMAテストアプリケーションは、1台のUXMに内蔵されている送受信モジュール1つで、W-CDMA、GSMおよびTD-SCDM方式間を高速に切り替えることができます。新しいテストアプリケーションには、当社のXシリーズ　GSMおよびTD-SCDMA用測定アプリケーションを搭載し、一貫性かつ再現性のあるRF試験を容易に実現できます。Xシリーズ　測定アプリケーションは、3GPP標準に規定されるパラメーターを簡単に素早く設定したり、3GPPの規格を超えた解析も可能にします。

当社のモバイル・ブロードバンド・オペレーション担当ジェネラルマネージャーであるSatish Dhanasekaranは、次のように語っています。「UXMのネットワークエミュレーションのプラットフォームにGSMおよびTD-SCDMA技術を加えることができたことは、大変喜ばしいことです。世界有数のソフトウェアであるキーサイトの8960ネットワーク・エミュレーション・プラットフォームとXシリーズ シグナル・アナライザの技術を利用し、現在の通信状況を表す複雑なモビリティ・シナリオ・シミュレーションを、お客様にUXM1台で提供します。」

RF試験の性能拡張と同時に、GSMおよびTD-SCDMAが追加されたことは、時間的な整合がとれたマルチフォーマットのプロトコルメッセージを解析するWiresharkベースのプロトコルロギングや解析ソフトウェアを用いてCSFBやSRVCCを含むLTEや2G/3Gのモビリティ試験を可能にします。