■CC-Link IE TSNマスタ局対応のソフトウェア・デベロップメント・キットを発売開始
■工場のIoT化を大きく加速させる産業用イーサネット技術が効率よく実装可能に

図研エルミック株式会社(本社：神奈川県横浜市、以下 図研エルミック)は、一般社団法人CC-Link協会(以下、CLPA)が昨年11月に仕様を公開発表した、産業用ネットワークとIoTネットワークを統合するCC-Link IE TSN規格(*1)のマスタ局を実装するための、ソフトウェア・デベロップメント・キット「Ze-PRO CC-Link IE TSN (Master)」を本日より発売します。７月のリモート局製品「Ze-PRO CC-Link IE TSN (Remote)」の提供と合わせ、TSNソリューションが揃いました。

CC-Link IE TSNは、標準Ethernet規格を拡張したTSN技術を用いてCLPAが策定したネットワーク規格です。製造設備を異種ネットワークの同一配線上でリアルタイムに、かつ安定した状態で制御し、高精度な異常の原因解析や予知保全を可能にし、より進化したスマートファクトリーを実現します。

図研エルミックは、このCC-Link IE TSN 対応製品をより簡単、確実に開発するためのソフトウェア・デベロップメント・キットとして製品化しました。今後、CC-Link IE TSNマスタ局を産業用PCで容易に実現するためのアプリケーションソフトウェア形態での提供も計画しています。

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