FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始
株式会社小野測器は、2005年に独立行政法人 製品評価技術基盤機構 認定センターから「音響・超音波」区分でのJCSS(Japan Calibration Service System)校正事業者として登録された後、2012年「振動加速度」区分、2013年「トルク」区分、2014年「流量・流速」区分を登録し、この度、「電気(直流・低周波)」区分で登録しましたので、交流電圧測定装置としてのFFTアナライザのJCSS校正サービスを開始いたします。国際MRA対応認定事業者(注2)での FFTアナライザのJCSS 校正サービスは、国内初となり、当社が長年販売してきたFFTアナライザのすべてがJCSS校正対象となります。
当社は計測器のISO/IEC17025校正に対する要望に対応すべく、JCSS による校正事業を推進しており、自社製品だけではなく、国内外の計測器のJCSS校正も受け入れており、体制を強化しています。今後は現行登録区分での校正範囲拡張とJCSS登録区分の更なる拡張を計画し、計測トータルサポートに貢献して参ります。
(注1)区分の電気(直流・低周波)は計量法施行規則第90条第2項の規定に基づく計量器等の種類を定める規程によるものです。
(注2)MRAとは多国間の相互承認のことで、国際MRA対応認定事業者の校正証明書は、海外でも活用できます。
【 FFTアナライザ校正内容詳細 】
・JCSS 登録に係る区分:電気(直流・低周波)
・校正手法の区分:直流・低周波測定器等
・種類:交流電圧測定装置
・校正範囲:100mV(1kHz)
1V(1kHz、10kHz、20kHz、50kHz、70kHz、100kHz)
10V(1kHz、10kHz、20kHz、50kHz、70kHz、100kHz)
