ハードウェア・トリガで効率的な解析を実現するオシロスコープR&S RTO/RTEのCAN FD トリガ&デコード・オプション
2015/01/16
ローデ・シュワルツ・ジャパン(株)
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:Klaas Hoekstein)は、2015年1月9日からオシロスコープR&S RTO/RTE新オプションCAN FD トリガ&デコード・オプションR&S RTO-K9およびR&S RTE-K9の販売を開始します。
自動車に要求されるさまざまな機能を搭載するために、車載LANにおいて伝送されるデータ量は今後さらに向上すると予想されています。中でもCAN Flexible Data (以下、CAN FD)は、従来のCANよりもデータ・フィールドを64バイト/フレームにまで拡張させる一方で、通信システムそのものはCANの物理層をそのまま使えるため、注目が集まっています。それに伴い、各社自動車マイコンメーカーからはCAN FDの対応品がリリースされ始めています。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9は、それら新しいマイコンに搭載されるCAN FDの解析を効率的に行うことのできるオプションとなっています。
■ハードウェア・トリガ
R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9は、CAN FDのトリガをハードウェアで処理します。ソフトウェアでトリガを行なうオシロスコープに比べて、エラー・フレームなどに確実にトリガをかけることができるため、作業時間を大幅に短縮することができます。コントロール・フィールドにおけるFDF (FD Format) やBRS (Bit Rate Switch) 、ESI (Error State Indicator) のそれぞれにトリガを設定できることも特長です。
■最大15Mbpsのデコード・スピード
CAN FDのデータ・フィールドを含む領域のビット・レートは、最大で15Mbpsと規定されているため、データ・フィールドのデバッグに必要なデコードにもスピードが要求されます。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9のデコードのスピードは最大15Mbpsで、他社にはないスピードを実現しています。したがって、将来的に15 Mbpsのデータ・ビット・レートを実現するマイコンがリリースされた際にも対応することができます。また、CAN-dbcファイルを読み込ませることもできるため、デコード結果も直感的に得ることが可能になります。
■柔軟なサーチ機能
デバッグを行なう際には、デコードした結果を検証するために、さまざまな条件における所望のフレーム情報を取り出す必要があります。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9には柔軟なサーチ機能が搭載されており、諸条件におけるフレームの取り出しを容易に行うことができます。デコード結果はバイナリや10進数での表示にも対応しており、CAN FDの解析を効率的に進めることができます。
自動車に要求されるさまざまな機能を搭載するために、車載LANにおいて伝送されるデータ量は今後さらに向上すると予想されています。中でもCAN Flexible Data (以下、CAN FD)は、従来のCANよりもデータ・フィールドを64バイト/フレームにまで拡張させる一方で、通信システムそのものはCANの物理層をそのまま使えるため、注目が集まっています。それに伴い、各社自動車マイコンメーカーからはCAN FDの対応品がリリースされ始めています。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9は、それら新しいマイコンに搭載されるCAN FDの解析を効率的に行うことのできるオプションとなっています。
■ハードウェア・トリガ
R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9は、CAN FDのトリガをハードウェアで処理します。ソフトウェアでトリガを行なうオシロスコープに比べて、エラー・フレームなどに確実にトリガをかけることができるため、作業時間を大幅に短縮することができます。コントロール・フィールドにおけるFDF (FD Format) やBRS (Bit Rate Switch) 、ESI (Error State Indicator) のそれぞれにトリガを設定できることも特長です。
■最大15Mbpsのデコード・スピード
CAN FDのデータ・フィールドを含む領域のビット・レートは、最大で15Mbpsと規定されているため、データ・フィールドのデバッグに必要なデコードにもスピードが要求されます。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9のデコードのスピードは最大15Mbpsで、他社にはないスピードを実現しています。したがって、将来的に15 Mbpsのデータ・ビット・レートを実現するマイコンがリリースされた際にも対応することができます。また、CAN-dbcファイルを読み込ませることもできるため、デコード結果も直感的に得ることが可能になります。
■柔軟なサーチ機能
デバッグを行なう際には、デコードした結果を検証するために、さまざまな条件における所望のフレーム情報を取り出す必要があります。R&S RTO-K9およびR&S RTE-K9には柔軟なサーチ機能が搭載されており、諸条件におけるフレームの取り出しを容易に行うことができます。デコード結果はバイナリや10進数での表示にも対応しており、CAN FDの解析を効率的に進めることができます。
