高性能、高機能、そしてマルチドメイン解析能力を搭載したデジタル・オシロスコープ「R&S RTO2000」
2016/03/31
ローデ・シュワルツ・ジャパン(株)
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都 新宿区 代表取締役: Jacques Jourda)は2016年3月30日から、デジタル・オシロスコープ R&S RTO2000 の発売を開始いたします。R&S RTO2000 は、高度化する電気・電子機器の開発ニーズに対応した製品で、高機能、高性能、そして強化されたマルチドメイン解析能力を搭載し、直感的に使える最先端のデジタル・オシロスコープです。
■マルチドメイン解析機能
ローデ・シュワルツが提供する R&S RTO2000 は、研究開発用途としては非常にコンパクトかつマルチドメイン解析能力を搭載した製品であり、他社のオシロスコープでは困難とされる時間、周波数、そしてプロトコルとロジックの複合同時解析を複数のチャネルで高速に行うことができます。特に後述のゾーン・トリガを用い複数チャネルの周波数解析を同時に行ってノイズのスペクトラムの変動比較や、時間相関の確認が可能になります。これにより、最先端の組み込み機器の開発において、高性能な電源、処理プロセッサ、あるいはセンサが、どのようにして相互に機能しているのか、さらに問題がどのようにお互いに影響を及ぼしあうのかを詳細に解析することが可能です。
また、アナログ入力チャネルでは、測定信号の時間と周波数、あるいはスペクトログラムで同時に観測できます。さらに、新たに追加されたピーク・リストや、マックス・ホールド、あるいはログ・ログ表示機能により、周波数解析機能が更にパワーアップしています。
■ゾーン・トリガ機能
新たに搭載されたゾーン・トリガ機能は、時間領域だけでなく、周波数領域においても画面上にゾーンを、任意の形で最高8個まで描くことができます。捕捉したい信号がゾーンに抵触する・しないといった条件でスペクトラムにもトリガをかけられます。これにより、時間軸でのメモリのリード/ライト信号の切り分けはもとより、EMI測定における間欠的な信号の捕捉等を簡単に行えます。
■ロング・メモリ このクラスでは初となる、最大2 Gサンプルのメモリを搭載できます。また標準で装備されているヒストリー機能は常にメモリに波形をバッファリングしつづけており、過去に捕捉した波形をいつでも観測することが可能になります。保存された全ての波形に対して、ズーム、測定、演算処理、そしてスペクトラム解析などを後からでも行えます。さらに、専用設計のASICと優れたメモリのマネージメントにより、長時間のパルス信号や、プロトコル・シーケンス解析などもスムースに行えます。
■驚くべき性能
R&S RTO2000の驚くべき性能の1つとして、高分解能 (HD) モードによる、最高16ビットの電圧分解能があります。高分解能モードにより、微小信号の詳細解析が行えるだけでなく、高分解能波形へのトリガによる捕捉も可能です。さらに、1秒間に最高100万回の波形更新速度はクラス最速を誇り、オシロスコープ新時代の基準をもたらしています。
■使い勝手を大幅に改善
ユーザ・インタフェースの最適化を図ることで、更にシンプルな操作性を実現しました。新たに採用した12.1インチの静電容量式タッチスクリーンによりピンチ・イン/アウトがサポートされ、さらにLEDの発光色によるガイド付きのボタンやノブで、各種設定が簡単に行えます。さらに、スマート・グリッド (SmartGird) による表示波形のカストマイズや、ツールバーから主要な機能への容易なアクセス、そしてボタンを押すだけで測定結果のドキュメント化や設定値の保存が行えます。アプリケーション・コックピット (app cockpit) は、トリガ機能、デコーディング機能、コンフォーマンスやシグナル・インテグリティ試験、I/Q解析、あるいはユーザによって定義された特殊機能へのダイレクト・アクセスを提供します。
R&S RTO2000は、600 MHz、1 GHz、2 GHz、そして3 GHzの各帯域に2および4チャネル・モデルを、そして4 GHzモデルには4チャネル・モデルをご用意しています。さらに、ミックスド・シグナル機能(MSO)も、全モデルにオプションでご用意しています。R&S RTO2000 の本体価格は190.4万円 (税抜き。測定項目によっては、オプション追加が必要になります) で、年間の販売台数は200台を見込んでいます。
■マルチドメイン解析機能
ローデ・シュワルツが提供する R&S RTO2000 は、研究開発用途としては非常にコンパクトかつマルチドメイン解析能力を搭載した製品であり、他社のオシロスコープでは困難とされる時間、周波数、そしてプロトコルとロジックの複合同時解析を複数のチャネルで高速に行うことができます。特に後述のゾーン・トリガを用い複数チャネルの周波数解析を同時に行ってノイズのスペクトラムの変動比較や、時間相関の確認が可能になります。これにより、最先端の組み込み機器の開発において、高性能な電源、処理プロセッサ、あるいはセンサが、どのようにして相互に機能しているのか、さらに問題がどのようにお互いに影響を及ぼしあうのかを詳細に解析することが可能です。
また、アナログ入力チャネルでは、測定信号の時間と周波数、あるいはスペクトログラムで同時に観測できます。さらに、新たに追加されたピーク・リストや、マックス・ホールド、あるいはログ・ログ表示機能により、周波数解析機能が更にパワーアップしています。
■ゾーン・トリガ機能
新たに搭載されたゾーン・トリガ機能は、時間領域だけでなく、周波数領域においても画面上にゾーンを、任意の形で最高8個まで描くことができます。捕捉したい信号がゾーンに抵触する・しないといった条件でスペクトラムにもトリガをかけられます。これにより、時間軸でのメモリのリード/ライト信号の切り分けはもとより、EMI測定における間欠的な信号の捕捉等を簡単に行えます。
■ロング・メモリ このクラスでは初となる、最大2 Gサンプルのメモリを搭載できます。また標準で装備されているヒストリー機能は常にメモリに波形をバッファリングしつづけており、過去に捕捉した波形をいつでも観測することが可能になります。保存された全ての波形に対して、ズーム、測定、演算処理、そしてスペクトラム解析などを後からでも行えます。さらに、専用設計のASICと優れたメモリのマネージメントにより、長時間のパルス信号や、プロトコル・シーケンス解析などもスムースに行えます。
■驚くべき性能
R&S RTO2000の驚くべき性能の1つとして、高分解能 (HD) モードによる、最高16ビットの電圧分解能があります。高分解能モードにより、微小信号の詳細解析が行えるだけでなく、高分解能波形へのトリガによる捕捉も可能です。さらに、1秒間に最高100万回の波形更新速度はクラス最速を誇り、オシロスコープ新時代の基準をもたらしています。
■使い勝手を大幅に改善
ユーザ・インタフェースの最適化を図ることで、更にシンプルな操作性を実現しました。新たに採用した12.1インチの静電容量式タッチスクリーンによりピンチ・イン/アウトがサポートされ、さらにLEDの発光色によるガイド付きのボタンやノブで、各種設定が簡単に行えます。さらに、スマート・グリッド (SmartGird) による表示波形のカストマイズや、ツールバーから主要な機能への容易なアクセス、そしてボタンを押すだけで測定結果のドキュメント化や設定値の保存が行えます。アプリケーション・コックピット (app cockpit) は、トリガ機能、デコーディング機能、コンフォーマンスやシグナル・インテグリティ試験、I/Q解析、あるいはユーザによって定義された特殊機能へのダイレクト・アクセスを提供します。
R&S RTO2000は、600 MHz、1 GHz、2 GHz、そして3 GHzの各帯域に2および4チャネル・モデルを、そして4 GHzモデルには4チャネル・モデルをご用意しています。さらに、ミックスド・シグナル機能(MSO)も、全モデルにオプションでご用意しています。R&S RTO2000 の本体価格は190.4万円 (税抜き。測定項目によっては、オプション追加が必要になります) で、年間の販売台数は200台を見込んでいます。
