状況監視・防火に最適な、設置しやすい赤外線サーマルイメージャー

米国オレゴン州ウィルソンヴィル – 2014年9月23日 – フリアーシステムズ（NASDAQ：FLIR）は本日、固定型温度センサーの新製品「AX8」の発売を発表しました。AX8は、赤外線カメラと可視光カメラを一体化し、フリアーシステムズ独自のスーパーファインコントラスト（MSX）®技術を搭載した、お求めやすい価格のパッケージです。限られたスペースにも設置しやすいコンパクト設計で、重要な電子・機械装置の状況を継続的に自動監視することができます。

AX8は、フリアーシステムズの画期的な赤外線カメラコア「Lepton®」を採用。電子・機械装置の温度関連の問題を早期に検出することで、予定外の停電やサービスの中断、装置の故障への対処を可能にします。定期的な手動スキャンを必要としない、継続的な状況監視および防火に最適な温度センサーです。

赤外線カメラAX8は、1画像当たり4,800の有効な温度計測点を備え、温度計測データを業界標準のインターフェース（イーサネット/IPおよびModbus TCP）経由でストリーミングして容易に分析できる機能を搭載。ウェブインターフェースを内蔵し、温度の上昇を検出すると自動的に警報を送信する分析・アラーム機能一式をフル装備しています。

AX8はわずか54×25×95mmと小型であるため、電気設備やあらゆる製造環境に無理なく設置することができます。AX8の赤外線カメラ、可視カメラおよびMSXのストリーミング映像は標準的なMJPEG、MPEG、H.264形式で出力されるため、さまざまな目的に利用可能です。

ここまで充実した機能をコンパクトなボディに凝縮したFLIR AX8は、次のような多様な環境の状況監視および安全のニーズに対応します。

・製造・加工業界
・データセンター
・発電・配電
・運輸・公共交通機関
・貯蔵施設
・冷蔵倉庫
・機関室

フリアーシステムズの社長兼CEOであるAndy Teichは、次のようにコメントしています。「フリアーシステムズは、AX8が誕生したことで、ますます手頃になりつつある当社の赤外線サーモグラフィ技術の革新的な新用途を発見し続けています。AX8は、当社の新型カメラコアLeptonの革命的な価格、サイズ、省エネ性がいかにして、これまでにない製品カテゴリーとそれに応じた用途を創出しているのかを示す新たな例です」

画期的なAX8は、9月23日から26日にかけてドイツのエッセンで開催される見本市「セキュリティ・エッセン」で初公開されました。受注・納品は2014年第4四半期から全世界でスタートする予定です。詳細については、www.flir.com/ax8をご覧ください。