フリアーシステムズジャパン(株)のトピックス
2025/01/30
【即納企画】2024年度 台数限定 即納キャンペーン開催!
★ 年度末、売れ筋機種限定の即納キャンペーンを開催 ★
年度末、早めの納品をご希望の方のために、短納期で納品。
今なら10台限定で最短1週間で納品可能な製品もご用意しております。
ご購入に関してはページ内フォームよりお問い合わせください。
キャンペーン期間:2025年1月15日(水)~2025年3月21日(金)
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【その1】FLIR E76 :現場計測に適したガンタイプ
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・メーカー希望小売価格:998,000円(税込1,097,800円)
・熱画像解像度:320x240
・計測温度範囲:-20~650℃
・フォーカス:手動・オートフォーカス
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【その2】FLIR Cx5 :国内防爆認定取得済
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・メーカー希望小売価格:500,000円(税込550,000円)
・熱画像解像度:160x120
・計測温度範囲:-20~400℃
・使用可能エリア:第二種危険箇所(Zone)
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【その3】FLIR T860(24):ビューファインダー付き高画素モデル
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・メーカー希望小売価格:2,860,000円(税込3,146,000円)
・熱画像解像度:640x480
・計測温度範囲:-20~2000℃
・フォーカス:手動・オートフォーカ
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【その4】産業用音響カメラ FLIR Si124-LD Plus:
124個のマイクセンサーでエア漏れを可視化
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・マシーンラーニング搭載で簡単操作・高い検知能力
・エアリークの可視化
・リアルタイムで漏れコスト表示
・簡易FFT解析
詳細はこちらから →https://www.flir.jp/promotions/instruments/PY-japan/
2024/08/28
FLIR Ex Proスペシャルキャンペーン
キャンペーン期間:2024年9月2日(月)~2025年2月28日(金)
キャンペーン期間中 FLIR Ex Proシリーズ(E5 Pro、E6 Pro、E8 Pro)が全品20%OFF
更に!!製品ご購入後、期間中に【製品登録】と【特典申込】を完了頂くと、保証期間延長と校正1回分無料の特典が適用されます。
【対象商品】
FLIR E5 Pro:30,000円→240,000円
FLIR E6 Pro:40,000円→320,000円
FLIR E8 Pro:60,000円→480,000円
詳細はこちらから → https://www.flir.jp/promotions/ex-pro-bundle-promotion/
詳細のPDFダウンロードはこちら → https://www.incom.co.jp/corporation/catalog_document_detail.php?company_id=2848&paper_id=45541
2024/08/28
FLIR Si124LD-Plus 産業用音響カメラ 期間限定デモキャンペーン実施中
キャンペーン期間:2024年8月1日(木)~2024年12月20日(金)
FLIRスタッフまたは商品を熟知した代理店担当者がお伺いしてデモ、製品説明をいたします。デモ後ご購入頂く場合、特別価格でご提供します。
通常228万円のところ、188万円(税抜)でご提供いたします。
詳細はこちらから → https://www.flir.jp/promotions/instruments/flirsi124-demo/
詳細のPDFダウンロードはこちら → https://www.incom.co.jp/corporation/catalog_document_detail.php?company_id=2848&paper_id=45540
2024/01/10
~年度末、売れ筋機種限定の即納キャンペーン~
キャンペーン期間:2023年12月22日(金)~2024年3月22日(金)
特に早めの納品をご希望の方のために、短納期で納品させていただきます。
今なら最短1週間で納品可能な製品もご用意しております。
【対象商品】
FLIR E6 Pro:タッチパネルに対応した簡単操作のガンタイプ
FLIR E76:現場計測に適したガンタイプ
FLIR T530(24)/ T540(24):180 °回転するレンズブロックでマルチアングル計測
FLIR T860(24):ビューファインダー付き高画素モデル
産業用音響カメラ FLIR Si124:124個のMEMSマイクでエアリーク・部分放電を可視化
詳細はこちらから → https://www.flir.jp/promotions/instruments/PY-japan/
2023/07/31
音響イメージング、AI、データ分析の開発 - エンジニアインタビュー
主任研究エンジニア、理学博士(テクノロジー)ロバート・アルブレヒト氏のインタビュー
私は電子工学と電気工学のバックグラウンドを持ち、音響学とオーディオ信号処理を専門としています。
修士課程を修了した後も研究者として研究を続け、音の方向と距離の知覚に関するテーマで博士論文を書きました。
博士号を取得した後、私はカイ・サクセラやヨナス・ナイベリとともに、後にSi124音響イメージングカメラとなるものの開発に携わりました。
私はこれまで様々な業務に携わってきましたが、音響分析チームのリーダーとしての私の仕事の焦点は、最高の音響イメージング性能を提供するだけでなく、最高のパフォーマンスを提供するために、カメラが収集した音響データの自動分析を行い、お客様にアプリケーションに特化した意思決定サポートを提供することでした。
詳しくはこちら こちら
インタビューPDFデータのダウンロードは こちら
2023/04/10
教育・研究機関の皆様に、サーモグラフィカメラを特別価格にてご提供させていただきます。
●対象カメラ:FLIR E52、FLIRT530、FLIR T865
●教育・研究機関の適用条件:
製品の使用・納入先が学校教育法で規定された国、地方公共団体、及び学校法人格を有する小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校、特別支援学校、短期大学、大学院、専修学校、専門学校であり、支払い元が上記の学校・大学・研究機関である事が条件となります。また公営の研究機関も対象です。(先生/学生等 個人及び民間企業の方は購入できません)
●アカデミック価格にてご購入頂くための条件:ご購入時には、最終使用者確認書を提出いただきます。予めご了承頂ける方のみお問い合わせ、ご購入下さい。
詳しくはこちら → https://www.flir.jp/promotions/instruments/academic-campaign-promotion/
2022/11/17
FLIR サーモグラフィアウトレット特別価格商品をご提供します。
展示会やデモ機として使用していたサーモグラフィカメラを数量限定でお安く販売させて頂きます。
先着順にて、在庫がなくなり終了とさせていただきますのでお早めにご検討ください。
【FLIR E53(24°)2020年モデル】
新品時通常価格:713,900円(税込)
アウトレット特別価格:396,000(税込)
・画素数:240×180
・タッチパネル対応
・手動フォーカス
【FLIR E75(24°) 2017年モデル】
新品時通常価格:1,098,900円(税込)
アウトレット特別価格:462,000(税込)
・画素数:320×240
・計測温度-20~1000℃
詳しくはこちら → https://www.flir.jp/promotions/instruments/black-friday-outlet-sale-jp/
2022/02/14
FLIR サーモグラフィカメラ 台数限定【即納】企画
FLIRのサーモグラフィは短納期。
世界的な半導体、電子・電気部品の不足が続いていますが、
FLIRのサーモグラフィは納期が安心!短納期で出荷が可能です。
今なら最短3日で納品可能な製品もご用意しております。
●対象製品
<限定5台、最短3日で納入可能>
FLIR E53:ポータブル最高性能サーモグラフィカメラ
<限定10台、3月中旬に納入可能>
FLIR E54:ポータブル最高性能サーモグラフィカメラ
<限定20台、最短3日で納入可能>
FLIR E75(42):ポータブル最高性能サーモグラフィカメラ
<限定10台、3月中旬に納入可能>
FLIR T530(24):プロフェッショナル用サーモグラフィカメラ
<限定10台、3月中旬に納入可能>
FLIR T860(24):ハンドヘルド高性能サーモグラフィカメラ
※詳細はこちらhttps://www.flir.jp/promotions/instruments/py-japan/?utm_source=sfmc&utm_medium=promotion&utm_campaign=apac.jp.solutions.cmprem.p.em.fpm.yellowcampaignjapanemail.other
2021/12/05
●日本唯一のアトマイズアルミ粉専業メーカーミナルコ株式会社 産業用音響カメラFLIR Si124使用事例
産業用音響カメラFLIR Si124アプリケーションストーリーではミナルコ株式会社取締役社長柳生氏、製造部長 山口氏、業務部長 岩出氏に話を伺いました。
FLIR:エアリークを気にされるようになったきっかけは何でしょうか?
柳生社長:
定期巡回の際に製造現場で“シューッ”という音が出ているのを気にかけていました。音が出ているもののリーク箇所が特定できていなかったからです。弊社の三重工場(三重県伊賀市)ではアルミ粉末を生成するためにエアコンプレッサーを多く使用しています。工場の電気料金の約20~30%がエア関連とFLIRさんに伺いましたが、弊社は約50%です。エアリークは直接的にコストに繋がるので対策を考えていましたが、目に見えないエアリーク箇所を見つけることは難しい。静かな環境であれば空気が漏れている箇所は“その音”で気付くことはできますが、工場では大小の騒音が邪魔をします。FLIR Si124は騒音下でもリーク箇所の特定が可能と伺いました。三重工場のエア配管はまさに縦横無尽に張り巡らされているので「漏れをゼロ」にするハードルは高いがいつか対策に取り組みたいと思っていました。
FLIR:FLIR Si124を使用した感想をお聞かせ下さい。
柳生社長:
「“エアリーク”の見える化って本当に可能なのですか?」これがFLIR Si124のカタログを見た最初の感想です。その後FLIRの担当者から“人の可聴域以上の周波数=超音波を複数のマイクで捉えてリーク箇所を可視化する”という説明をお聞きし、「なるほど!」となりました。はじめに感じたことは使用・操作がとても簡単だということです。リークが疑われる箇所をカメラで見るだけで特別なトレーニングや知識が不要な点が良かったです。今回の点検では漏れていないと思っていた箇所からエアリークが見つかり、電気代のロスにつながっていたことが可視化されました。FLIR Si124はリアルタイムでリーク量と年間損失コストが表示される為、現場のコスト意識にもつながる点が良いと思います。さらに先述の場所の特定ができなかったリーク箇所は、音の反響によって見つけるのが難しくなっていたことがわかり、多くの気づきがありました。
山口常務(製造部長):
弊社製造現場ではバーナーなど周囲音が大きい場所があります。片手で持つようなカメラで実際にリークが見つけられるか半信半疑でしたが、FLIR Si124で工場内を回ってみると予想以上にリークが正確に、そして簡単にわかり驚きました。天井面に設置した距離の離れたエア漏れもよく捉えていました。
岩出業務部長:
配管を追っていく場合、周囲との取合いの関係で狭い場所がありますが、FLIR Si124であれば容易に入り込むことができます。一般的な音響カメラの半分以下のサイズで設計されていると聞いてコンパクトさのメリットを感じました。初めて使う人は現場によっては反射した超音波が映り込んだりして特定に迷う場面もあると思いますが、気になる箇所があれば撮影する方向を変えるなどちょっとした工夫で簡単にリークをつきとめられることがわかりました。非常に面白いツールだと思います。
FLIR:FLIR Si124を検討されている皆様へアドバイスをお願いします。
柳生社長:
安全や品質、コストなど様々な経営課題がありますが、昨今カーボンニュートラルへの注目が高まっている中でFLIR Si124は手軽に少ない現場負担でリークを見つけ出し、電気代の削減によって二酸化炭素排出削減にも貢献ができると思います。百聞は一見に如かず! 一度皆さんの工場でも“空気漏れチェック”をしてみてはいかがですか?
FLIR:お客様の現場で点検に同行させていただくと毎回新しい発見があります。今回印象に残ったのは音が聞こえるがリーク箇所が突き止められなかった配管です。通常は反射した超音波は除外すべき対象として扱いますが、今回は逆に反射を追いかけていくことでリーク箇所が発見できたという貴重な経験ができました。ありがとうございました。
・ミナルコ株式会社について
ミナルコ株式会社は日本唯一のアトマイズアルミ粉専業メーカーで、創業から104年を超える100年企業です。代表の柳生宗一氏は大阪大学で金属工学を学び、卒業後に総合商社勤務を経てミナルコ株式会社に入社。国内向けに自社製造体制を整え、製品の機能性と供給の機動性が評価され需要が増加している。
~FLIR Si124に関するQ&A~
Q:平均の取り扱いトレーニング時間は?
A:操作取り扱いは約5分程度、効率的に使いこなす為の現場OJTでは約15~30分程度(リーク箇所×3程度)となります。
Q:診断対象は?
A:エア、蒸気、窒素配管など気体種別は問いません。一定の圧がかかっていることが条件です。(最低0.3Mpa以上)
Q:コスト削減効果は?
A:標準的な試算でリークサイズ1.5mm、0.7Mpaにおいて年間\100,000程度です。(\72,000@0.55Mpa)リークサイズ12mm時は\600,000@0.7Mpa。通常30分程度の現場巡回をすると5箇所以上発見できるケースがほとんどです。
<デモご希望のお客様へ>
デモンストレーションと現場OJTを無料で行っております。ご希望のお客様は診断対象物と配管圧の値を合わせてご連絡下さい。(スローリークは検出できません)また合わせてサーモグラフィカメラによる電気設備の簡易診断を行うこともできます。
ページ内お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、お問い合わせください。
FLIR Si124製品ページはこちら
使用事例PDFデータのダウンロードはこちら
2021/10/10
●赤外線ガス検知カメラ ドローン搭載による有効活用
プラント設備の老朽化の進行と労働人口の減少に伴う設備の維持管理低下懸念に対応し、プラント設備の維持管理向上を目指して経済産業省ではプラント設備の高度保安技術(スマート保安)の取組みが進められている。
プラント設備の安全・安定操業確保(スマート保安)において、事故・災害防止の観点から設備からの可燃物漏洩の早期検知と迅速な措置は重要な課題である。
可燃物質(ガス)検知作業を含めた設備の点検はプラント設備運転員(以下運転員)の現場巡回時の点検業務である。常温で液体の可燃性物質の漏洩検知は目視及び臭気などでの検知が可能なため、主に運転員の五感による点検がおこなわれているが可燃性ガスの漏洩は目視による検知ができないため運転員が携帯した吸引式ガス検知器を使用した検知作業を実施している。
使用される吸引式ガス検知器は、該当箇所付近のガスを吸引して検知するため、設備の漏洩懸念箇所に近接して点として検知しているが、近年赤外線ガス検知カメラによって接近せず隔離距離を維持した状態で漏洩懸念対象箇所を面として撮影してガス漏洩箇所を検知する手法が多く採用されており、吸引式ガス検知器に較べ広範囲の検知が可能でありまた近接せず距離をとっての検知が可能ということから爆発混合気生成エリアに接近せず安全にガス漏洩箇所の検知が可能という特徴がある。
しかし一般的な赤外線ガス検知カメラは運転員が手持ち(ハンドヘルドタイプ)で対象設備を撮影し、撮影画像から漏洩箇所を確認するタイプであるため、広範囲のプラント設備の点検に時間を要し高所や配管ラック内など運転員によるガス検知困難な作業箇所も存在し、プラント設備全体を網羅的に可燃物ガス検知がなされているとは言えない状態である。
そこで山九(株)では、高所など運転員によるガス検知困難箇所においても撮影可能な赤外線ガス検知カメラを搭載したドローンシステムを開発したので、内容を紹介する。
このような状況のもと、山九(株)では日本ゼオン株式会社水島工場殿より可燃物漏洩による重大事故の未然防止のため可燃物漏洩点検業務効率化に関する依頼を受け、日本工業検査(株)、ルーチェサーチ(株)と共同で赤外線ガス検知カメラ搭載ドローンを開発し、ガス検知スクリーニング飛行を実施した。
<ガス検知器の選定>
山九(株)ではドローンにガス検知器を搭載するにあたり、吸引式ガス検知器と赤外線ガス検知カメラとにおいて各々のメリット、デメリットを検討し選定を実施した。「吸引式ガス検知器を使用した漏洩点検の場合、設備の限定された狭小なエリアを検知・確認していくため所要時間を要しているが、赤外線ガス検知カメラでは、距離をとった状態で広範囲の点検が可能であることからガス検知スクリーニングに適している。
一方吸引式ガス検知器の場合、前述の通り接近してガスを吸引する必要があるが、非防爆仕様のドローンは稼働中プラント上空への進入飛行ができず、ドローンでのスクリーニングでは隔離距離を保持する必要があることから吸引式ガス検知器搭載ではスクリーニング検査が困難である。従って隔離距離を維持したガス漏洩検知が可能な赤外線ガス検知カメラは活用可能と判断し、ドローンに搭載することとした」と山九の大山氏は言及しています。
また、「赤外線ガス検知カメラの機種選定にあたっては、検知対象ガスの種類、検知精度、カメラ本体のサイズ、重量と画像伝送方式等について国内、海外の赤外線ガス検知カメラメーカーの機種を調査、検討を行なった結果、石油精製、石油化学や化学工場で大量に取り扱われている可燃物(有機炭化水素)を検知できること、可視画像、熱画像撮影の撮影およびガス検知が可能であることから、ドローンに搭載する赤外線ガス検知カメラとしてTeledyne FLIR社の赤外線ガス検知カメラを選定した」とのことでGF320が選定された。
赤外線ガス検知カメラ搭載ドローンの開発搭載する赤外線ガス検知カメラは日本工業検査(株)所有のGF320を活用した。ドローン開発を実施するにあたりドローンメーカーとして、ルーチェサーチ(株)(本社:広島県広島市)の、SPIDER-UD8を選定した。
「赤外線ガス検知カメラで検知される漏洩ガスは蒸気漏洩のような検知画像となるため、画面上ではガス漏洩か、蒸気の漏洩なのか判別がつかない。そこで、ドローンに搭載した可視画像カメラにより赤外線ガス検知カメラと同画角で対象設備面撮影して、可視画像を確認することで蒸気漏洩等の誤検知を防止する仕様とした」と大山氏は話す。
<日本ゼオン(株)水島工場殿での実証飛行>
(1)配管ラックスクリーニング検査を実施した結果、ガスの漏洩箇所を認めなかったが、赤外線ガス検知カメラの性能確認のため、数十m離れた位置から微量のガスを放出 して検知性能を確認した結果、放出ガスを画像として検知するとともに拡散状況を記録した。
(2)配管ラック(3段ラック)2個所(1.区間400m、2.区間420m)のスクリーニング検査飛行に要した時間は、1設備当たり40分程度(往復飛行及びバッテリー交換の時間を含む)程度であり、運転員が配管ラック内に入って点検に要する時間を5時間程度と想定すると作業時間の 約80%削減が可能となる。ドローン飛行準備時間を考慮しても従来の点検作業時間の 60%削減が可能となることを確認し、実証結果に基づき、赤外線ガス検知カメラ搭載ドローンを活用した漏洩ガス検知スクリーニング飛行は有効であることを検証できた。
プラント設備の現場でのガス検知スクリーニング飛行を実施した結果大山氏が上記の通り話されたように、ドローン搭載でのガス検知が非常に有効であると確認された。
また作業員が実地にカメラを持参して業務を遂行するよりも点検作業時間において約60%以上の作業時間削減が可能となり、また、危険な配管ラック内での作業を行なわずにすむことなどの点でも非常に有効であることが確認された。
最後に大山氏は今後の方策として、
1.画像上でのガス漏れ部分が色別できるようなアルゴリズムの開発
2.メーカーによるドローンの防爆仕様早期開発と運用実現への協力
3.飛行中ドローンのトラブル時の対応とメーカーによる安全降下技術の開発への協力などを示唆された。
山九(株)メンテナンス技術部ではプラントのメンテナンスのDX(トランスフォーメーション)に向けて数々の取り組みを行っている。その中でドローンを活用したメンテナンスにも積極的に取り組んできた。
グループ会社である日本工業検査(株)と共同で今回紹介した漏洩ガス可視化センサー以外に、超音波厚さ計を搭載し高所での鋼板の板厚を可能とする装置を開発しており、2021年中に実用化し2022年よりサービスを提供する予定である。
今後はさらに多様なセンサーを搭載したドローンを開発し、高所点検の効率化を計画している。 例えば、レーザーと電磁波レーダーや渦電流センサーを用いて塗膜厚さや耐火モルタル・耐火レンガの厚さを非接触で測定する検査装置など、従来の目視でのひび割れや表面の3D測定だけでなく、絶対的な厚さ評価と組み合わせることで健全性の評価をより高度なものとして行けると考える。
フリアーシステムズジャパン株式会社としてもこのようなプラント設備の安全操業や業務効率改善などに貢献できるよう、今後も製品開発を続けていく所存である。
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2021/09/09
日本の火災検知システムの基準を凌駕するITSシリーズDual AID
主要都市における地下の土地計画は、交通渋滞や過密した状況を緩和していますが、交通事故の発生時に地下の道路に近づきにくいため独自の課題を抱えています。特にトンネル火災に備えた地下空間の監視は、問題を早期に把握して、人命に関わるような大惨事を防ぐために不可欠です。Teledyne FLIR ITS Dual AID赤外線サーマルカメラは、リアルタイムで温度測定とアラームを提供するため、従来の火災検知技術に比べて大きな強みとなります。最近、ITS Dual AIDは、日本の地下空間の設備に関する規制に合格しました。
日本は、検知機器に関して世界で最も包括的な規制と要件を課しています。例えば、道路トンネル内に設置される検知システムはすべて、30秒以内に25メートル先にある0.5m2の火皿の2リットルのガソリン火災を検知できなければなりません。最近まで、こうした厳格な仕様を満たす機器は、従来の火災検知器だけでした。その後、リニア温度センサーが登場して火災検出器に対抗して提案されましたが、合格したのが火災の場所の特定のみであったため、検知に関する要件を満たすことができませんでした。
2020年、日本の国土交通省(MLIT)は、非常時自動通報設備としても機能できる新しい火災検知技術を募りました。株式会社創発システム研究所(以下、創発)(www.sohatsu.com)は、Teledyne FLIR ITSシリーズDual AID赤外線サーマルカメラをベースとした火災検知システムによってこの要請に応じました。FLIR Dual AIDは、最先端の赤外線画像処理技術と高性能ビデオ映像解析機能が統合された、自動事故検知/データ収集/火災の早期発見に向けた総合ソリューションです。
耐久性基準の合格後に、FLIR ITS Dual AIDは、本格的な火災状態をシミュレーションするトンネル内での火災検知試験を受けました。試験は、先進的な建設技術の開発協力を推進する非営利団体である「一般財団法人先端建設技術センター(ACTEC)」が実施し、試験内容には、30秒以内に25メートル先の試験用の火災を検知することが含まれていました。
ITS Dualカメラシステムは、10秒以内に試験用の火災を検知して要件を上回りました。また、カメラの付近を通過する高温の貨物自動車に関する非火災警報試験にも合格しました。数秒以内に潜在的な火災の危険を正確に検知するITS Dual AIDカメラの能力を示すこうした結果によって、従来の火災検出器の技術に対する優位性が証明されました。総合的に見て、ITS Dualカメラは、地下空間に設置される非常時自動通報設備に関する厳格な基準に合格しました。
こうした試験の合格結果に基づいて、創発は、ITS Dualカメラベースのシステムを申請して、国土交通省が運営する新技術情報提供システム(NETIS)に認定された非常時自動通報設備として登録を行う予定です。Teledyne FLIRは、トンネルのSCADA(監視制御とデータ取得)システム用のITS Dual AIDカメラの開発に向けて、引き続き創発と連携していきます。
Teledyne FLIR ITSソリューションの詳細については、https://www.flir.jp/traffic/をご覧ください。
PDF資料のダウンロードはこちら
2021/06/17
●高度道路 交通システム
~道路交通・鉄道分野特化の画像解析ソリューション~
25年以上にわたり、FLIR Intelligent Transportation Systemsの交通特化画像解析技術は世界各国の道路管理者様によりご活用されています。
FLIR ITSの交通用画像解析技術を用いることで、複雑な各種交通事象情報の効率的な管理が可能となり、安全性を向上させます。
長年改良を重ね培ってきた交通用画像解析技術で、都市部や高速道路上のみならず、鉄道分野での各事象検知・管理をスマートに行います。
ダウンロードはこちら
2021/06/16
●雨漏の特定、補修後の確認にサーモグラフィを活用
~サーモグラフィ画像で得られる「納得感・満足感」が次の受注につながる~
外壁塗装、防水、雨漏り修理を得意とする東京都北区の建装会社は、サーモグラフィによる可視化で雨仕舞いの課題を解決。雨漏りをどう発見し、どう直し、依頼者にどうわかっていただくかに絶えず悩んでいました。「サーモグラフィカメラは温度の違いを可視化するため、雨漏りの状態と工事後の変化を画像でわかりやすく示せば、間違いなく自社の武器、プラスαのメリットになると考えたのです」と志村社長は語ります。
ダウンロードはこちら
2021/03/17
●FLIR Tシリーズ アウトレット商品のご案内
展示会やデモ機として使用していたサーモグラフィカメラを数量限定でお安く販売させて頂きます。
先着順にて、在庫がなくなり終了とさせていただきますのでお早めにご検討ください。
価格・販売機種はこちら
2021/03/16
●サーモグラフィカメラを活用した地下融雪装置の保守点検
~フリアーシステムズのサーモグラフィカメラによって地下融雪装置の信用性と効率性が向上~
地下融雪装置の敷設や保守を行う企業に向けて、フリアーシステムズのサーモグラフィカメラが、温度モニタリングや稼働後の保守作業において真価を発揮しています。
活用事例はこちら
2021/01/14
●大牟田市動物園サーモグラフィカメラ活用事例
~サーモグラフィカメラを使用し動物の健康状態や飼育環境を把握~
動物園などでは、サーモグラフィカメラの導入がトレンドになっています。
「動物福祉を伝える動物園」というコンセプトを掲げる大牟田市動物園でも、動物福祉の一環として、新たにフリアーシステムズのサーモグラフィカメラ『FLIR E6-XT』を2020年8月に導入。
日々の動物の健康状態や飼育環境の把握に役立てています。
活用事例はこちら
2020/09/30
日本初・FLIRサーモグラフィーカメラで夜の動物園
大牟田市動物園ではFLIRサーモグラフィーカメラを用いて撮影した動画を、動物の健康管理や飼育環境の改善や動物福祉の向上に役立ています。
FLIRサーモグラフィーカメラは、動物園正門に設置した募金箱プロジェクト第3弾として、募金を集め、2020年8月に導入しました。
動画「日本初!FLIRサーモグラフィーカメラで夜の動物園」
https://www.youtube.com/watch?v=NVuTOzBdnBs
FLIR製品の詳しくは
https://www.flir.jp/browse/industrial/handheld-thermal-cameras/
2019/09/02
ダウンロードはこちら