堅牢なTAA準拠産業用5Gルータ「Digi IX25」を発表
インダストリアル分野や企業のIT/OT部門は、セルラーコネクティビティを大規模に導入する際に、常に課題に直面しています。現場のキャビネットやキオスクでは、複数のネットワーク機器を設置するスペースが不足している場合が多くあります。インダストリアル環境では、極端な温度や危険な条件に耐えられるハードウェアが求められます。同時に、組織は変化し続けるコンプライアンス要件に対応し、プライベートLTEおよび5Gネットワークへの準備を進めなければなりません。
Digi IX25は、ネットワーキング、コンピューティング、セキュアなコネクティビティを1台に統合した堅牢な単一プラットフォームで、これらの課題に対応します。4つのギガビットイーサネットポートを内蔵しているため、現場のキャビネットやキオスクで外部スイッチが不要となり、設置の複雑さ、コスト、故障リスクを低減します。
「Digi IX25は、インダストリアル分野のお客様から寄せられてきた要望に応える製品です。5Gコネクティビティ、統合型エッジコンピューティング、箱から出してすぐ使用できるゼロタッチプロビジョニングを実現するライブ(ブートストラップ)接続対応eSIM、さらに、米国企業として、長期的なインダストリアル展開を見据えた製品ライフサイクルに対応する堅牢なソリューションです。Digi IX25は、欧米製セルラーモジュールを搭載しTAA(貿易調整支援)に準拠し、セキュアなネットワーキングのために設計され、Digi Remote Managerと完全に統合されているため、企業は大規模なネットワークをプロアクティブに監視し、トラブルシューティングを行い、最適化できます。Digi IX25はお客様の導入環境、予算、性能要件に応じた適切なソリューションを選べる柔軟性を提供します。
さらに業界初の取り組みとして、Digi Ventusインテグレータープログラムを通じて、あらゆるIX25モデルをDigiのマネージドサービスプランと組み合わせることで、エンドツーエンドのネットワーク運用とコネクティビティを完全にサポートします。Digiは、コネクティビティをシンプル、セキュア、そして信頼性の高いものにします。IX25は、その実現に向けたお客様にとって最適なソリューションです。」と、Digi Internationalのマネージドソリューション事業部 プレジデントであるトニー・プオポロは述べています。
過酷な環境や重要インフラ向けに設計
Digi IX25は、公益事業や石油・ガス関連施設など、要求の厳しいインダストリアル用途向けに設計されており、-40℃~+75℃の動作温度範囲に対応し、C1D2、ATEX、E-Mark、MIL-STD-810Hなどの認証に対応しています。このプラットフォームは欧米製セルラーモジュールを採用し、TAA準拠の導入をサポートすることで、政府機関や重要インフラ事業者が変化し続ける調達要件やサプライチェーンのセキュリティ要件を満たせるように支援します。
このルータプラットフォームは、統一されたハードウェアアーキテクチャに基づいて構築された複数のSKUで、LTE、5G RedCap、5G eMBBをサポートしています。これにより、企業は単一プラットフォームに標準化しながら、セルラーネットワークの進化に合わせて柔軟性を維持できます。さらに、長期ライフサイクル保証により、公益事業やインダストリアル運用で一般的な長期インフラ導入を支援します。
Digi IX25は、プライベートLTEおよび5Gネットワーク向けにも専用設計されており、Anterixの帯域に加え、CBRSおよびFirstNet帯域をネイティブサポートしています。これにより、公益事業者やインフラ事業者は、公共通信事業者の接続だけに頼ることなく、セキュアなプライベートワイヤレスネットワークを展開できます。
産業用IoT向けエッジコンピューティング
ネットワークエッジにおいて、Digi IX25はクアッドコアプロセッサと統合リソースを搭載し、SCADA統合、テレメトリ処理、エッジアナリティクスなどのアプリケーション向けLinuxコンテナをサポートします。企業は、AWS IoT Greengrass、Microsoft Azure IoT、カスタムアプリケーションなどのプラットフォームをルーター上で直接実行できるため、レイテンシと帯域幅消費を抑えながら、ミッションクリティカルな環境でより迅速な意思決定を可能にします。
さらに、ライブブートストラップがプリロードされたGSMA SGP.32準拠のeSIMをサポートすることで、運用上の柔軟性が向上します。これにより、SIMカードの差し替えを行うことなく、ゼロタッチプロビジョニング、リモートキャリアプロビジョニング、マルチキャリア管理が可能になります。
AI対応のインテリジェントなネットワーク運用
Digi IX25は、Digi Remote Manager(DRM)によって一元管理されます。DRMは、分散型デバイス群の安全なプロビジョニング、監視、ファームウェアアップデート、ライフサイクル管理を実現するDigiのSOC 2 Type 2準拠プラットフォームです。 このプラットフォームでは先日、MCPサーバをリリースしました。これにより、お客様は自然言語を用いてデバイス群を照会できるほか、ワークフローの自動化、構成に関するインサイトの生成、トラブルシューティングの効率化も可能になります。この機能により、お客様はClaudeをはじめとする大規模言語モデル製品やその他のエンタープライズAIアシスタントをDRMとセキュアに直接連携させることができ、大規模に展開された接続インフラやワイヤレスWAN(WWAN)の監視、管理、最適化の方法を変革します。
提供開始時期
Digi IX25は、本日よりDigiのグローバル販売チャネルおよび販売代理店を通じて購入いただけます。




















