ESIグループは、鋳造ソリューションの最新版を発表し、顧客と直に接する場として、今回もGIFAに出展いたします。GIFAは、20年近くに亘り世界で最も重要な鋳造見本市と認められており、ESIグループの鋳造シミュレーションソリューションは、1989年以来毎回出展しています。2007年6月12日から16日まで、この見本市で、鋳造シミュレーション開発の分野において実現された進歩を包括的に概観することができます。顧客の特殊なニーズに対応したデモンストレーションを通して、ESIグループの鋳造チームが新しい「ProCAST」及び「QuikCAST」ソリューションを紹介します。ESIグループのブースでは、東西ヨーロッパ、南北アメリカ、中国、日本、韓国、インドなど世界各国のスタッフからなるマルチリンガル鋳造チームが来場者をお迎えいたします。

ESIグループの鋳造ソリューションのユーザーは、多種多様なESI製品（溶接、熱処理、衝突試験、安全、プレス成形、音響・振動、コンポジット・プラスチック材料、先進CFD製品など）とを併用することで多くのメリットが得られます。GIFA 2007では、鋳造部品単体の特性と、最終組立製品が実環境下で使用される際の性能との関係（相互関係）に重点が置かれます。そのため、ESIグループは、解析フロープロセスのカスタマイズと自動化を促進するコラボレーティブエンジンニアリングの新しいオープン環境を開発しました。

ProCASTソリューションは、有限要素法を基にしており、自動メッシュ生成、輻射効果を考慮した熱解析、鋳型充填のための湯流れ解析、温度・湯流れ・応力連成解析といった機能のほか、先進的な冶金オプションを提供します。鋳造業者は、このソフトウェアで最先端シミュレーション能力を得ることにより、複雑なプロセスを再現し、短時間により多く金型設計をテストすることができます。ProCASTは、2006年にフロスト＆サリバン社の年間最優秀“欧州テクノロジーリーダーシップ賞”を受賞しました。

一方、鋳造過程を迅速かつ効率的に評価するソリューション、QuikCASTは、有限体積法を基にしており、様々な鋳造プロセスに対応し、各鋳造過程をリアルに予測するユーザーフレンドリーなシミュレーションツールです。安定的なソルバーと効率的な自己補正機能を特長とするこのソフトウェアは、メッシュに対して高い独立性を保ちつつ、完全かつリアルな結果を提供いたします。

「20年前には、数値シミュレーションがどういったものであるか説明しなければなりませんでしたし、当時はCAD技術も普及していませんでした。それから10年後には、シミュレーションの理解も深まりましたが、主として実験研究による数値結果の検証に集中していました。現在では、シミュレーション結果のグローバルな製品ライフサイクルへの統合と、ユーザーフレンドリーな環境の下に開発された鋳造特有の追加機能によって、より優れた結果を迅速に予測する能力が主要課題になっています。まさにこれらは、ESIグループの戦略的買収と急速な世界的事業拡大による急成長に支えられた、ESIグループの鋳造ソリューションが提供するものです。GIFA国際鋳造機材・技術展の常連出展者として、2007年に当社のブースに皆様をお迎えし、当社の最新開発並びに戦略をご覧戴きたく存じます。」（ESIグループ鋳造ソリューション製品マネージャー、マルコ・グルモー博士）

ESIグループのブース（ホール15、ブースG14）へのご来場に当たり、詳細情報をご希望の場合は、日本イーエスアイ株式会社までお問い合わせ戴くか、又はwww.esi-group.comをご覧ください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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