オスラム オプトセミコンダクターズの新製品RGB MicroSIDELEDは、超薄型で省スペースが求められるバックライト向けに開発された高輝度LEDです。

「新製品RGB MicroSIDELEDは高さ0.6 mmの超薄型で、携帯電話やノートパソコン、LCD等の薄型ディスプレイのバックライトに使用される導光板へのカップリングに適した高輝度LEDです。表面実装パッケージのため、小型ディスプレイに組み込むことが可能です。」と、オスラム オプトセミコンダクターズ インク（米国子会社）LED／IRマーケティングディレクター Ellen Sizemoreは述べました。

オスラムの新製品RGB MicroSIDELEDには赤、緑、青の素子が使用されており、従来にはない広い色再現範囲を実現し、使用されるLCDによってはNTSC比が100％を超えます。そのため、携帯電話、ノートパソコン、カーナビ、そしてマイクロディスプレイ等、非常に鮮明な色が求められるアプリケーションに最適です。また、本製品の特長のひとつは、光度1,000 mcd、発光効率50lm／W（If＝20mA）という高効率の緑色が使用されていることです。

さらに、この新しいRGB MicroSIDELEDは各素子にリードフレームが付けられているため、放熱性に優れています。また、直列接続で動作することができるため、設計の自由度が広がります。縦5.0 mm x 横1.4mm x 高さ0.6mmのコンパクトパッケージで、水銀フリーかつRoHS指令対応のRGB MicroSIDELEDは省スペース性が要求される全てのディスプレイに最適なソリューションです。

オスラム オプトセミコンダクターズについて

オスラムはシーメンスのグループ会社で、2大照明メーカーのひとつです。その全額出資会社であるオプトセミコンダクターズは、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を置き、可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザーダイオード、センサを取り扱っています。生産拠点をドイツ・レーゲンスブルクとマレーシア・ペナンに、北米の営業拠点をアメリカ・サンタクララに、アジアの営業拠点を香港に置き、世界中にセールスオフィスがあります。2007年度は4,000人以上の従業員を擁し、売上は5億2000万ユーロを超えました。

このリリースに関する問い合わせ先：
オスラム株式会社
オプトセミコンダクターズ事業部