【選定のポイント】
●センサー
・燃料電池センサー
化学反応によってアルコールを検知するセンサーです。アルコール以外のガスに比較的反応しにくく、再現性が高いため、高精度の測定ができます。
・半導体ガスセンサー
半導体の抵抗値の変化によってアルコールを検知しますので測定時間が短く、小型でコストパフォーマンスに優れています。
・MEMSセンサー
半導体ガスセンサーに比べて、高感度で高精度、低消費電力であることが特長です。

●センサー寿命
センサーには寿命があり、一定の測定回数または期間を超えると測定精度が劣化します。
機種により校正ができるものとできないものがあり、校正ができない機種はデバイス本体の再購入が必要となります。

●吹き込みタイプ
・吹きかけ式
デバイス本体に吹きかけて測定するため、特定の人専用で使用するのに向いています。
不特定多数で使用する場合、衛生を保つため測定ごとにふき取りが必要となります。
・マウスピース式
デバイス本体にストローのようなマウスピースを取り付けて測定します。
マウスピースを特定の人専用にして使用することができますので、1台を複数人で共有して使用するのに向いています。

●データ保存
測定したデータは本体にデータ保存する機種と保存できない機種に分かれます。さらにその保存されたデータは本体で表示する機種と本体とPCをつないで閲覧する方法に分かれます。
また、保存する測定データの件数は数件から1万件以上保存できるタイプまで幅広くご用意しております。