装置の小型化・省エネに貢献する「省資源PC」ボックスコンピュータBX955シリーズ
2009/04/14
(株)コンテック
パソコン周辺機器/産業用パソコン/ネットワーク機器の総合メーカーである株式会社コンテック [東京証券取引所第二部 証券コード:6639](本社 大阪市西淀川区姫里3-9-31 代表取締役社長 漆崎 栄二郎) は、インテル Atom プロセッサを搭載、厚み35mmのスリットレス筐体でファンレスを実現した省電力薄型パソコンIPC-BX955D-DC556/IPC-BX955D-DC500を販売開始しました。
・IPC-BX955D-DC500 :搭載OSなし(ストレージなし)
・IPC-BX955D-DC556 :Windows Embedded Standard(2GB CFカード)
当社は従来から 「パソコン機能を装置内に組み込みたい」 というお客様のご要望にお答えして、形状・機能・信頼性の追及で組み込み用途に特化した産業用パソコンを 「ボックスコンピュータ」 のブランド名で商品化し、システムの自動化、小型化、コスト削減、また、新たなアプリケーションの創造に貢献してまいりました。
今回当社は、デジタルサイネージ(電子看板)や情報KIOSK端末、売場専用端末などの用途で、さらなる省スペース化、省エネルギー化を実現する省資源PCプラットフォームとして新製品 「ボックスコンピュータ BX955」 を提供することにより、お客様の装置のさらなる小型化・コスト削減に貢献し、環境に配慮したIT化 「グリーンIT」 を推進してまいります。
また当社は、デジタルサイネージソリューションとして、新製品 「ボックスコンピュータ BX955」 をフルHD解像度まで対応する静止画表示用とし、好評発売中のインテル Core Duo プロセッサ搭載 「ボックスコンピュータ BX950 (2008年5月発表)」 を動画再生表示にも対応する上位機種として位置づけ、本日より積極的に販売活動を進めてまいります。
新製品の概要:
●「グリーンIT」を推進する省エネルギー設計
インテル社の低消費電力プラットフォームAtom プロセッサ N270、インテル 945GSE(グラフィックス・メディア・アクセラレータ 950内蔵) を搭載、十分なパフォーマンスを確保しながら高負荷状態でも約18Wh (*1) という低消費電力を実現しました。一般的なデスクトップPCと比べてCO2排出量を1/6以下 (*2) に削減、お客様のランニングコスト削減と省エネルギー化の推進に貢献します。
● 装置の小型化に貢献。設置面積ほぼA5サイズの省スペース設計
厚み35mm×幅182mm×奥行155mmの省スペース設計、周囲温度 0〜50度 (*3) のわずか50mmの隙間にA5用紙サイズ程度の小さな設置面積で設置が可能ですので、お客様の装置の小型化に大きく貢献、設置場所を選ばずデザイン性を損ないません。また、壁面設置はもちろん、映像表示機器の背面にあるVESAマウンタを利用した一体化設置も可能です。
● 高品位コンテンツ表示を可能にするフルHD対応デジタルビデオ出力
1920×1080ピクセル(フルHD)画面表示対応のDVIインターフェイスを搭載していますので、ハイビジョン対応の大型液晶テレビと接続して、電子看板、電子ポスター、施設案内などの用途で高品位なデジタルコンテンツ表示が可能です。
● 保守点検業務を軽減するスリットレス・ファンレス設計、Windows Embedded Standard採用
放熱スリット、CPUファンを廃し、ストレージにCFカードを採用した完全スピンドルレス設計。ホコリや異物が侵入する心配がなく、経年劣化する部品の使用を極力抑えていますので、お客様の保守点検業務の負担を大幅に軽減します。また、Windows Embedded Standard インストールモデルでは不要な書き込みを制限するEWF機能で、懸念されるCFカードの寿命・信頼性を高めています。
●運用を省力化するリモート電源管理機能
指定時刻に自動起動 Resume By Alarm :
指定時刻に自動でシステムアップ。例えば、開館時刻に合わせて一斉に施設案内表示を始めるといった無人運用が可能。もう何箇所にも点在する装置を電源ONして回る必要はありません。
ネットワーク経由で起動 Wake On LAN/Power On by Ring:
ネットワーク経由で外部からシステムアップ(Wake On LAN)、モデム受信によるシステムアップ(Power On by Ring)が可能。運用面で大幅な省力化が図れます。
●周辺機器を自在に安全に拡張。ツインCFカードスロット他の豊富なインターフェイス
OSシステムのブートが可能なCFカードスロットを2つ搭載。一方をOSシステム用、もう一方をコンテンツデータやメンテナンス用として使用するなどの運用形態とれるため大変便利です。その他、USB2.0ポート×4、RS-232Cポート×2、Gigabit LANポート×2の拡張インターフェイスを搭載していますので、さまざまなパソコン周辺機器が活用いただけます。
また、USBケーブルやCFカードなどの抜けを防止する金具/クランプを標準添付、ケーブル抜けの心配がなく安心してお使いいただけます。
なお本機をベースに、ビデオ出力HDMIインターフェイスへの変更、無線LAN機能の追加など、ご要望に応じたカスタム対応もしています。
また、本機は環境に配慮した完全鉛フリー(JEITA Phase 2以上)、および、RoHS指令に対応した製品です。
製品についてより詳細な内容は、データシートまたはホームページの製品情報をご覧ください。
*1:当社の試験環境においてCPU負荷100%、USBデバイスなしの条件で実測した消費電力量です。
*2:一般的なデスクトップPC本体の高負荷状態における消費電力量を120Whと想定。消費電力1kWh当たりのCO2排出量を0.36gとしてCO2排出量を比較した値です。
*3:水平設置の場合です。垂直設置の場合は0〜45度となります。また、LANポートを1000BASE-Tで使用する場合は、水平設置で0〜40度、垂直設置で0〜35度となります。
【 関連リンク 】
産業用パソコン新製品:http://www.contec.co.jp/product/computer/
・IPC-BX955D-DC500 :搭載OSなし(ストレージなし)
・IPC-BX955D-DC556 :Windows Embedded Standard(2GB CFカード)
当社は従来から 「パソコン機能を装置内に組み込みたい」 というお客様のご要望にお答えして、形状・機能・信頼性の追及で組み込み用途に特化した産業用パソコンを 「ボックスコンピュータ」 のブランド名で商品化し、システムの自動化、小型化、コスト削減、また、新たなアプリケーションの創造に貢献してまいりました。
今回当社は、デジタルサイネージ(電子看板)や情報KIOSK端末、売場専用端末などの用途で、さらなる省スペース化、省エネルギー化を実現する省資源PCプラットフォームとして新製品 「ボックスコンピュータ BX955」 を提供することにより、お客様の装置のさらなる小型化・コスト削減に貢献し、環境に配慮したIT化 「グリーンIT」 を推進してまいります。
また当社は、デジタルサイネージソリューションとして、新製品 「ボックスコンピュータ BX955」 をフルHD解像度まで対応する静止画表示用とし、好評発売中のインテル Core Duo プロセッサ搭載 「ボックスコンピュータ BX950 (2008年5月発表)」 を動画再生表示にも対応する上位機種として位置づけ、本日より積極的に販売活動を進めてまいります。
新製品の概要:
●「グリーンIT」を推進する省エネルギー設計
インテル社の低消費電力プラットフォームAtom プロセッサ N270、インテル 945GSE(グラフィックス・メディア・アクセラレータ 950内蔵) を搭載、十分なパフォーマンスを確保しながら高負荷状態でも約18Wh (*1) という低消費電力を実現しました。一般的なデスクトップPCと比べてCO2排出量を1/6以下 (*2) に削減、お客様のランニングコスト削減と省エネルギー化の推進に貢献します。
● 装置の小型化に貢献。設置面積ほぼA5サイズの省スペース設計
厚み35mm×幅182mm×奥行155mmの省スペース設計、周囲温度 0〜50度 (*3) のわずか50mmの隙間にA5用紙サイズ程度の小さな設置面積で設置が可能ですので、お客様の装置の小型化に大きく貢献、設置場所を選ばずデザイン性を損ないません。また、壁面設置はもちろん、映像表示機器の背面にあるVESAマウンタを利用した一体化設置も可能です。
● 高品位コンテンツ表示を可能にするフルHD対応デジタルビデオ出力
1920×1080ピクセル(フルHD)画面表示対応のDVIインターフェイスを搭載していますので、ハイビジョン対応の大型液晶テレビと接続して、電子看板、電子ポスター、施設案内などの用途で高品位なデジタルコンテンツ表示が可能です。
● 保守点検業務を軽減するスリットレス・ファンレス設計、Windows Embedded Standard採用
放熱スリット、CPUファンを廃し、ストレージにCFカードを採用した完全スピンドルレス設計。ホコリや異物が侵入する心配がなく、経年劣化する部品の使用を極力抑えていますので、お客様の保守点検業務の負担を大幅に軽減します。また、Windows Embedded Standard インストールモデルでは不要な書き込みを制限するEWF機能で、懸念されるCFカードの寿命・信頼性を高めています。
●運用を省力化するリモート電源管理機能
指定時刻に自動起動 Resume By Alarm :
指定時刻に自動でシステムアップ。例えば、開館時刻に合わせて一斉に施設案内表示を始めるといった無人運用が可能。もう何箇所にも点在する装置を電源ONして回る必要はありません。
ネットワーク経由で起動 Wake On LAN/Power On by Ring:
ネットワーク経由で外部からシステムアップ(Wake On LAN)、モデム受信によるシステムアップ(Power On by Ring)が可能。運用面で大幅な省力化が図れます。
●周辺機器を自在に安全に拡張。ツインCFカードスロット他の豊富なインターフェイス
OSシステムのブートが可能なCFカードスロットを2つ搭載。一方をOSシステム用、もう一方をコンテンツデータやメンテナンス用として使用するなどの運用形態とれるため大変便利です。その他、USB2.0ポート×4、RS-232Cポート×2、Gigabit LANポート×2の拡張インターフェイスを搭載していますので、さまざまなパソコン周辺機器が活用いただけます。
また、USBケーブルやCFカードなどの抜けを防止する金具/クランプを標準添付、ケーブル抜けの心配がなく安心してお使いいただけます。
なお本機をベースに、ビデオ出力HDMIインターフェイスへの変更、無線LAN機能の追加など、ご要望に応じたカスタム対応もしています。
また、本機は環境に配慮した完全鉛フリー(JEITA Phase 2以上)、および、RoHS指令に対応した製品です。
製品についてより詳細な内容は、データシートまたはホームページの製品情報をご覧ください。
*1:当社の試験環境においてCPU負荷100%、USBデバイスなしの条件で実測した消費電力量です。
*2:一般的なデスクトップPC本体の高負荷状態における消費電力量を120Whと想定。消費電力1kWh当たりのCO2排出量を0.36gとしてCO2排出量を比較した値です。
*3:水平設置の場合です。垂直設置の場合は0〜45度となります。また、LANポートを1000BASE-Tで使用する場合は、水平設置で0〜40度、垂直設置で0〜35度となります。
【 関連リンク 】
産業用パソコン新製品:http://www.contec.co.jp/product/computer/
