データ通信可能なBluetooth 5 デュアルモードモジュールを開発
2020/10/28
FCLコンポーネント(株)
富士通コンポーネント株式会社(本社:東京都品川区、代表執行役社長兼CSO 木下雅博)は、Bluetooth 5 デュアルモードモジュールFWM7BTZ61を開発し、サンプルのご提供を開始しました。旧規格のBluetooth技術を用いたレガシーシステムを最新のBluetooth 5技術に準拠させてサポートすることを可能とする製品です。
■開発の背景
現在携帯プリンタ等に搭載されているモジュールはBluetooth version 2.1+EDR/3.0対応製品が主流であり、BR/EDR(いわゆる “Bluetooth Classic”)機能が用いられていますが、これらの規格は廃止され、2020年7月以降新規の製品登録はできません。また、Bluetooth version 4.0 以降についても廃止スケジュールが発表されています。そのため、従来規格製品に代わるモジュール製品として新規格に対応し、Bluetooth Classicを利用可能な製品が必要となっています。
■富士通コンポーネントのBluetooth 5 デュアルモードモジュールについて
富士通コンポーネントのBluetooth 5 デュアルモードモジュール FWM7BTZ61は、Bluetooth version 5.0規格に準拠したデュアルモードのアンテナ一体型小型無線モジュールです。データレートはBluetooth low energyデバイスの1Mbpsおよび2Mbpsに対応し、Classicモードでは1Mbps (BR: basic rate)と2Mbps/3Mbps(EDR: Enhanced Data rate)をサポートしています。Bluetooth ClassicとBluetooth low energyの両機能を有し、2.4GHz ISM(注1)帯データ転送が可能な製品です。
Bluetooth Classicを用いた場合にホスト側で実装する上位プロトコルスタックおよびプロファイル処理部、Bluetooth low energyのプロファイルに対応したアプリケーションをモジュール内に内蔵しているため、ホスト装置側の開発リソースの低減が可能です。 また、本製品はApple Authentication 3.0 Coprocessor (“Auth 3.0 CP”)と接続してiOSデバイス上のアプリケーションソフトウェアとデータ送受信が可能です(注2)。
■主なアプリケーション
携帯プリンタ等 Bluetooth Classicを用いてデータ転送を行う「レガシーシステム」内無線モジュールの置き換えや新規開発に最適です。
富士通コンポーネントは、今後ともお客様の商品価値向上と持続可能型社会の実現のために製品開発をはじめとする企業活動を行ってまいります。
≪注釈≫
注1 : Industrial Scientific Medical
注2 : Auth 3.0 CPはお客様の装置上に実装していただきます。Auth 3.0 CPを接続させてご使用いただく場合は、Apple Inc. のMFiライセンスプログラムへの参加等、お客様での手続きが必要です。
■スケジュール
サンプルご提供開始時期:ご提供中
量産開始時期: 2021年1月(予定)
■販売価格
オープン価格
■開発の背景
現在携帯プリンタ等に搭載されているモジュールはBluetooth version 2.1+EDR/3.0対応製品が主流であり、BR/EDR(いわゆる “Bluetooth Classic”)機能が用いられていますが、これらの規格は廃止され、2020年7月以降新規の製品登録はできません。また、Bluetooth version 4.0 以降についても廃止スケジュールが発表されています。そのため、従来規格製品に代わるモジュール製品として新規格に対応し、Bluetooth Classicを利用可能な製品が必要となっています。
■富士通コンポーネントのBluetooth 5 デュアルモードモジュールについて
富士通コンポーネントのBluetooth 5 デュアルモードモジュール FWM7BTZ61は、Bluetooth version 5.0規格に準拠したデュアルモードのアンテナ一体型小型無線モジュールです。データレートはBluetooth low energyデバイスの1Mbpsおよび2Mbpsに対応し、Classicモードでは1Mbps (BR: basic rate)と2Mbps/3Mbps(EDR: Enhanced Data rate)をサポートしています。Bluetooth ClassicとBluetooth low energyの両機能を有し、2.4GHz ISM(注1)帯データ転送が可能な製品です。
Bluetooth Classicを用いた場合にホスト側で実装する上位プロトコルスタックおよびプロファイル処理部、Bluetooth low energyのプロファイルに対応したアプリケーションをモジュール内に内蔵しているため、ホスト装置側の開発リソースの低減が可能です。 また、本製品はApple Authentication 3.0 Coprocessor (“Auth 3.0 CP”)と接続してiOSデバイス上のアプリケーションソフトウェアとデータ送受信が可能です(注2)。
■主なアプリケーション
携帯プリンタ等 Bluetooth Classicを用いてデータ転送を行う「レガシーシステム」内無線モジュールの置き換えや新規開発に最適です。
富士通コンポーネントは、今後ともお客様の商品価値向上と持続可能型社会の実現のために製品開発をはじめとする企業活動を行ってまいります。
≪注釈≫
注1 : Industrial Scientific Medical
注2 : Auth 3.0 CPはお客様の装置上に実装していただきます。Auth 3.0 CPを接続させてご使用いただく場合は、Apple Inc. のMFiライセンスプログラムへの参加等、お客様での手続きが必要です。
■スケジュール
サンプルご提供開始時期:ご提供中
量産開始時期: 2021年1月(予定)
■販売価格
オープン価格