～21.5／24型(含む電源内蔵版)同時リリース - COMPUTEX TAIPEI 2023にも出展～

台湾の産業用および医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、Intel第12世代Alder Lake CPU(Hシリーズ)版の医療用高性能ファンレス・パネルPCを21.5型と24型フルHD版「WMP-22T(PIS)／24T(-PIS)」で同時リリース致しました。主に手術室向けに設計された製品となり、フロント・ベゼル(タッチパネル部)はIP65対応の防塵・防水仕様、背面側は特殊なゴムパッキン付きのオプションI／Oカバーを装着することでIP54防塵・防滴を実現可能であり、AC／DC電源内蔵タイプでは外付けのAC／DCアダプタもありませんので、特に手術室での設置利便性も向上致します。
本シリーズでは、外部映像を表示可能とするHDMI映像入力ポート(液晶モニター機能)×1ポートと、外部映像出力可能な映像出力ポートがDisplayPortとHDMIの2種類で標準装備されています。加えて、PCI-E×4の拡張スロットも装備されていますので、外部映像入力などを取り込むキャプチャー・カード等も搭載可能となります。

AC／DC電源内蔵モデルでは従来、24型「WMP-24M-PIS」の1サイズのみでしたが、今回21.5型もリリースされ、21.5型「WMP-22T-PIS」と24型「WMP-24T-PIS」の2サイズとなりました。特に手術室での設置においては外付けのAC／DCアダプタは保管場所にも苦慮してしまいますので、設置の利便性や安全性も大きく改善できます。また、本シリーズの全機種にて「4kV絶縁I／Oボード」も搭載可能ですので、高圧の医療機器との接続も心配ありません。