920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」の省電力機能を強化
2017/09/13
沖電気工業株式会社
~10年を超える電池駆動に対応し、電源の無い環境にも導入容易なIoTを実現~
OKIは、このたび省電力性能に優れた無線ネットワーク機能を提供する920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop SR無線モジュール」において、通信の信頼性および省電力性能を従来よりもさらに向上した機能を追加し、本日より販売を開始します。拡大するIoT市場の機器ベンダー向けに2020年までに合計20万台の販売を目指します。
昨今、インフラ構築物の老朽化や異常気象などによる自然災害への対応に向け、IoT(Internet of Things)に対する期待が急速に高まっています。なかでも、社会インフラの健全度モニタリングや、雨量・風速、土砂災害、河川氾濫などの災害状況のモニタリングなど、外部電源が無く、配線工事が困難な場所へセンサーを設置し、管理する需要が急速に増加しています。この需要に対応するIoTサービスとしては、ワイヤレスでネットワークに接続し、電池やエナジーハーベスティング技術による自立電源で動作させ、設置の容易性を確保することが求められます。
これらの社会ニーズに着目し、OKIは、「SmartHop SR無線モジュール」に、高度なスリープ制御による省電力機能を備えることにより、10年を超える電池駆動やエナジーハーベスティング技術との組み合せによる自立電源駆動を実現しました。これにより、社会インフラなどの屋外における電源がない環境へ、「SmartHop」の適用領域を大幅に拡大しました。
今回の機能強化では、親機に省電力機能を追加し、データ収集装置の電池駆動を実現しました。また、無線機間の通信で優先通信経路の固定化機能、強化されたセキュリティ機能を追加しています。さらに、今回の追加機能は「ソフトウェアバージョンV2.0」としても提供するため、従来タイプの「SR無線モジュール」をご利用のお客様は、OKIのホームページよりソフトウェアを無償でダウンロードし、バージョンアップすることで利用可能です。
OKIは、IoTに適した920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」を展開し、70機種以上の各社商品に採用が進んでいます。今後も、各社の多様なセンサーや機器を無線ネットワークで手軽に接続することができる「SmartHop」の普及を推進し、社会課題や企業が直面する問題解決に貢献していきます。
【販売計画】
販売価格:オープン価格
販売目標:20万台(~2020年)(「SmartHop SR無線モジュール」全体)
出荷時期:2017年9月7日
【「SmartHop SR無線モジュール」の特長】
●電波到達性に優れた「920MHz帯無線」に対応
920MHz帯無線は免許不要な周波数帯で、見通しで約1km(外付けアンテナを用いた当社測定結果)の到達性があり、様々なIoTアプリケーションに適用範囲が広がります。
●高い信頼性のマルチホップ通信
無線環境の変化に対応して、自動的に品質の良い最適な経路を選択し、再送や迂回、経路制御により、障害に強い無線ネットワークを柔軟に構築できます。
今回、優先したい経路を固定で設定する機能の追加により、意図した通信経路のネットワーク構築にも対応可能となりました。
●長期間の電池駆動が可能な「省電力機能」に対応
高精度な同期技術により、省電力なマルチホップ中継を実現しています。
省電力機能は、無線モジュールが自動的に制御するため、複雑なマルチホップや省電力機能のソフトウェアをお客様で開発する必要がありません。
※「SmartHop」紹介サイト http://www.oki.com/jp/920M/
OKIは、このたび省電力性能に優れた無線ネットワーク機能を提供する920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop SR無線モジュール」において、通信の信頼性および省電力性能を従来よりもさらに向上した機能を追加し、本日より販売を開始します。拡大するIoT市場の機器ベンダー向けに2020年までに合計20万台の販売を目指します。
昨今、インフラ構築物の老朽化や異常気象などによる自然災害への対応に向け、IoT(Internet of Things)に対する期待が急速に高まっています。なかでも、社会インフラの健全度モニタリングや、雨量・風速、土砂災害、河川氾濫などの災害状況のモニタリングなど、外部電源が無く、配線工事が困難な場所へセンサーを設置し、管理する需要が急速に増加しています。この需要に対応するIoTサービスとしては、ワイヤレスでネットワークに接続し、電池やエナジーハーベスティング技術による自立電源で動作させ、設置の容易性を確保することが求められます。
これらの社会ニーズに着目し、OKIは、「SmartHop SR無線モジュール」に、高度なスリープ制御による省電力機能を備えることにより、10年を超える電池駆動やエナジーハーベスティング技術との組み合せによる自立電源駆動を実現しました。これにより、社会インフラなどの屋外における電源がない環境へ、「SmartHop」の適用領域を大幅に拡大しました。
今回の機能強化では、親機に省電力機能を追加し、データ収集装置の電池駆動を実現しました。また、無線機間の通信で優先通信経路の固定化機能、強化されたセキュリティ機能を追加しています。さらに、今回の追加機能は「ソフトウェアバージョンV2.0」としても提供するため、従来タイプの「SR無線モジュール」をご利用のお客様は、OKIのホームページよりソフトウェアを無償でダウンロードし、バージョンアップすることで利用可能です。
OKIは、IoTに適した920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」を展開し、70機種以上の各社商品に採用が進んでいます。今後も、各社の多様なセンサーや機器を無線ネットワークで手軽に接続することができる「SmartHop」の普及を推進し、社会課題や企業が直面する問題解決に貢献していきます。
【販売計画】
販売価格:オープン価格
販売目標:20万台(~2020年)(「SmartHop SR無線モジュール」全体)
出荷時期:2017年9月7日
【「SmartHop SR無線モジュール」の特長】
●電波到達性に優れた「920MHz帯無線」に対応
920MHz帯無線は免許不要な周波数帯で、見通しで約1km(外付けアンテナを用いた当社測定結果)の到達性があり、様々なIoTアプリケーションに適用範囲が広がります。
●高い信頼性のマルチホップ通信
無線環境の変化に対応して、自動的に品質の良い最適な経路を選択し、再送や迂回、経路制御により、障害に強い無線ネットワークを柔軟に構築できます。
今回、優先したい経路を固定で設定する機能の追加により、意図した通信経路のネットワーク構築にも対応可能となりました。
●長期間の電池駆動が可能な「省電力機能」に対応
高精度な同期技術により、省電力なマルチホップ中継を実現しています。
省電力機能は、無線モジュールが自動的に制御するため、複雑なマルチホップや省電力機能のソフトウェアをお客様で開発する必要がありません。
※「SmartHop」紹介サイト http://www.oki.com/jp/920M/
