大型化・分散化が進むデータセンターやHPCクラスタ用途に向け最長4kmまでの距離で40-56Gbpsの伝送速度を実現する業界トップクラスの「QSFP+ アクティブ光ケーブル」を発表
2013/04/23
日本モレックス合同会社
2013年4月22日 - 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、最長4kmまでの伝送距離において40-56Gbps(4チャンネル)の伝送速度を実現する「QSFP+アクティブ光ケーブル(AOC)」を発表した。本製品はVCSEL(ビクセル、垂直共振器面発光レーザ)ベースのAOCに比べ、低コストで信頼性の高い信号伝送を実現する統合ケーブルソリューションである。
モレックスのQSFP+AOCは、消費電力が1ケーブルエンドにつき1Wと競合製品よりも約30%低く抑えられており、データセンター全体における電力消費の低減と熱効率の向上に貢献する。また1リンクあたりのBER(ビットエラーレート)は10e-18であり、標準的な光トランシーバの10e-12に比べて低いことから、高いデータ信頼性を提供する。本AOCは、InfiniBand FDR/DDR/QDR、イーサネット(10および40Gbps)、ファイバーチャンネル(8および10Gbps)、SAS 3.0および2.1(12および6Gbps)などのプロトコルを持つアプリケーションに準拠しており、標準的なQSFP+14 SFF-8682コネクター経由で容易に接続可能である。
QSFP+AOCの主な特徴
- 1エンドにつき4つの双方向データリンクを持ち、転送速度1.0-14Gbps(x4: 56)のFDRタイプ、同1.0-10.325 Gbps(x4: 40)のQDRタイプが利用可能
- QSFP+ to QSFP+ AOCはケーブル長300mまでを標準とし、最長4kmまでに対応可能なため、銅線やマルチモードファイバーソリューション(通常100m)を超える距離に利用でき、データセンターや構内環境への設置に有効
- 構内配線システムでの使用向けにQSFP+ to MPOケーブルが利用可能で、ロスバジェットは2dbおよび4db、最長4kmまでのリンクが可能
本コネクターはInfiniBand 14Gbps(FDR)機器のスイッチやスーパーコンピューター、HPCクラスタ、サーバをはじめ、SAS3.0を用いたストレージ、データセンター、クラウドコンピューティングサービスプロバイダー、ストレージエリアネットワーク、各種のイーサネット機器用途に最適である。
モレックスのQSFP+AOCは、消費電力が1ケーブルエンドにつき1Wと競合製品よりも約30%低く抑えられており、データセンター全体における電力消費の低減と熱効率の向上に貢献する。また1リンクあたりのBER(ビットエラーレート)は10e-18であり、標準的な光トランシーバの10e-12に比べて低いことから、高いデータ信頼性を提供する。本AOCは、InfiniBand FDR/DDR/QDR、イーサネット(10および40Gbps)、ファイバーチャンネル(8および10Gbps)、SAS 3.0および2.1(12および6Gbps)などのプロトコルを持つアプリケーションに準拠しており、標準的なQSFP+14 SFF-8682コネクター経由で容易に接続可能である。
QSFP+AOCの主な特徴
- 1エンドにつき4つの双方向データリンクを持ち、転送速度1.0-14Gbps(x4: 56)のFDRタイプ、同1.0-10.325 Gbps(x4: 40)のQDRタイプが利用可能
- QSFP+ to QSFP+ AOCはケーブル長300mまでを標準とし、最長4kmまでに対応可能なため、銅線やマルチモードファイバーソリューション(通常100m)を超える距離に利用でき、データセンターや構内環境への設置に有効
- 構内配線システムでの使用向けにQSFP+ to MPOケーブルが利用可能で、ロスバジェットは2dbおよび4db、最長4kmまでのリンクが可能
本コネクターはInfiniBand 14Gbps(FDR)機器のスイッチやスーパーコンピューター、HPCクラスタ、サーバをはじめ、SAS3.0を用いたストレージ、データセンター、クラウドコンピューティングサービスプロバイダー、ストレージエリアネットワーク、各種のイーサネット機器用途に最適である。
