ルネサスEMEV2(デュアルコア Cortex-A9)およびNEON 2x533MHz搭載システムオンモジュール新製品リリース
ポジティブワンの戦略パートナーであるドイツ・カールスルーエに本社を持つEmtrion GmbH社は、2012年のエンべデッドワールドにおいて、工業用のデュアルコアテクノロジARM Cortex-A9搭載のエンべデッドモジュールの新製品を展示します。
ルネサス製EMEV2(ARM Cortex-A9)は、モバイルやオートモーティブなどのアプリケーションで利用されており、工業用途での、工業仕様のボードコンピュータのニーズが高まってきました。そこで、Emtrion GmbH社は、ARM Cortex-A9の工業仕様のニーズに答えるべく、システムオンモジュールとベースボードの組み合わせたモジュラー形式型ボードコンピュータを提供します。
DIMM-EMEV2を使用しますと、工業用のアプリケーションの開発者は容易にデュアルコアプロセッサを自身のプロジェクトのために使用することができます。加えて明瞭に設計された開発環境で、モジュールは拡張サポートパッケージと共に使用することができます。モジュールに供給されているAndroidやLinuxといったオペレーションシステムは自動的に両方のプロセッサに対して効率的な負荷の配分を保証いたします。
カールスルーエから来たエンべデッド・ソリューションのエキスパート達はDIMMベースLothronへの言及を。
これは言わば、顧客のニーズを示す経験をすべてのインターフェースと共に用いることができるとして提供しました。これは、独自のベースボードをより簡単に開発することを可能にしたということです。ベースボードの製造は特に規模の小さいプロジェクトにとっては非常にコストがかかります。これらのプロジェクトのためにEmtrion GmbHは最も重要な基本機能を切り詰めてきたVernoベースボードを提供いたします。多くのドキュメントによって、信頼性のあるエンべデッド製品は素早く開発することが可能になりました。
●品質、柔軟性、長期間の有用性
工業アプリケーションで使用されている部品は品質、柔軟性、長期間の有用性の点で多くの要求に応えることが必要です。Emtrionはそれらの要求に対して完璧なソリューションを提供いたします。DIMM-EMEV2は同じベースボードを使用しているすべてのモジュールの型式に属しています。エンべデッドシステムの開発者にとってこのことはアップグレード、ダウングレード、長期の水準に達したままの安全知識の統合という点でかなりの柔軟性を提供します。プラグや遊びを用い、増減させることによって、また刷新されたコアボード用に使われているコアボードと交換することができます。ルネサスは使用されているプロセッサの長期間の有用性を保証し、Emtrion GmbHはDIMMモジュールの保証が受けられるような他のすべてのパーツを選んでいます。このことは特に医療技術の分野で重要です。そのエネルギー消費の低さのおかげでモバイルやバッテリ駆動の機器を含むモジュール用のアプリケーション、例えばデータLoggerや計測装備や洗練されたマルチメディア機能性のあるすべてのエリアが必要とされています。フルHDコントロール、2Dや3Dグラフィックアクセレーション、H.264エンコーダ/デコーダ等によって、EMEV2はこれらのアプリケーション用の理想的なものとなっております。
