1台の無線テスタでLTE-Advanced DL CA 4CCsの評価を実現
2015/10/02
アンリツ(株)
アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821Cの機能を強化し、業界で初めて一台の無線テスタで、ダウンリンク キャリアアグリゲーション (DL CA) 4CCs[※1]に対応したLTE-Advanced端末やVoLTE[※2]端末の評価を可能とするソフトウェアを開発。9月18日から販売いたします。
今回開発したソフトウェアは、下記です。
MX882112C-041
MX882112C-046
MX882113C-041
MX882113C-046
MX882164C
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE VoLTE エコーバック
MX882112C-041/MX882112C-046は、FDD方式[※3]のLTE-Advancedに対応した測定ソフトウェアです。併せて開発したMX882113C-041/MX882113C-046は、TDD方式[※4]に対応しています。
これらのソフトウェアを、すでに販売しているLTE-Advanced DL CA 3CCs測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、LTE-Advanced DL CA 4CCs端末のRF受信性能評価、IPデータ転送試験が行えます。
また、LTE VoLTE エコーバック MX882164CをLTE測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、VoLTE音声接続状態における消費電力試験やSAR試験[※5]などを実施することができます。
さらにアンリツは、既に販売しているLTE測定ソフトウェアの機能を拡充。新たに、LTE TDD-FDD joint CA[※6]やLTE DL 256QAM[※7]に加え、M2M[※8]モジュールで使用されるUE Category 0[※9]にも対応しました。
アンリツは今後も、スマートフォンなどのLTE-Advanced端末からM2Mモジュールまで、さまざまな端末開発において必要とされる最新機能を提供し、端末開発の効率向上と早期商用化に貢献いたします。
[※1] キャリアアグリゲーション 4CCs
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。4CCsは4つのコンポーネントキャリアを束ねる技術。
[※2] VoLTE
オペレータが提供するLTEサービスによる音声通話サービス。通話用に帯域を確保し、従来の音声通話より低遅延、高音質な通話(HD Voice)が可能となっている。また、留守番電話など、従来の音声通話で提供していた機能も用意されている。
[※3] FDD方式
LTEには、FDD方式(LTE FDD)とTDD方式(LTE TDD)の2つがある。LTE FDDは、使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式である。
[※4] TDD方式
LTE TDDは、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する方式である。
[※5] SAR試験
Specific Absorption Rate試験のこと。
携帯端末から送出される電波について、生体に吸収されるエネルギー量を評価する試験。
[※6] LTE TDD-FDD joint CA
3GPPで規定されているLTE TDD-FDD joint operation including Carrier Aggregationのこと。LTEのTDD信号とFDD信号を組み合わせてキャリアアグリゲーションを実現する技術。
[※7] 256QAM
ディジタル変調方式の一種。位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。
[※8] M2M
M2Mとは「Machine to Machine」の略。機械と機械があらゆる通信手段(ネットワーク)を使用して通信する仕組みや、その形態を意味する。
[※9] UE Category 0
3GPP Release 12で規定された、端末の性能要件。低消費電力化、低コスト化、広カバレッジ化を目的とし、低レートでの通信を行う端末を規定している。
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今回開発したソフトウェアは、下記です。
MX882112C-041
MX882112C-046
MX882113C-041
MX882113C-046
MX882164C
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced FDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs 測定ソフトウェア
LTE-Advanced TDD DL CA 4CCs IP データ転送
LTE VoLTE エコーバック
MX882112C-041/MX882112C-046は、FDD方式[※3]のLTE-Advancedに対応した測定ソフトウェアです。併せて開発したMX882113C-041/MX882113C-046は、TDD方式[※4]に対応しています。
これらのソフトウェアを、すでに販売しているLTE-Advanced DL CA 3CCs測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、LTE-Advanced DL CA 4CCs端末のRF受信性能評価、IPデータ転送試験が行えます。
また、LTE VoLTE エコーバック MX882164CをLTE測定構成モデルのMT8821Cに搭載することにより、VoLTE音声接続状態における消費電力試験やSAR試験[※5]などを実施することができます。
さらにアンリツは、既に販売しているLTE測定ソフトウェアの機能を拡充。新たに、LTE TDD-FDD joint CA[※6]やLTE DL 256QAM[※7]に加え、M2M[※8]モジュールで使用されるUE Category 0[※9]にも対応しました。
アンリツは今後も、スマートフォンなどのLTE-Advanced端末からM2Mモジュールまで、さまざまな端末開発において必要とされる最新機能を提供し、端末開発の効率向上と早期商用化に貢献いたします。
[※1] キャリアアグリゲーション 4CCs
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。4CCsは4つのコンポーネントキャリアを束ねる技術。
[※2] VoLTE
オペレータが提供するLTEサービスによる音声通話サービス。通話用に帯域を確保し、従来の音声通話より低遅延、高音質な通話(HD Voice)が可能となっている。また、留守番電話など、従来の音声通話で提供していた機能も用意されている。
[※3] FDD方式
LTEには、FDD方式(LTE FDD)とTDD方式(LTE TDD)の2つがある。LTE FDDは、使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式である。
[※4] TDD方式
LTE TDDは、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する方式である。
[※5] SAR試験
Specific Absorption Rate試験のこと。
携帯端末から送出される電波について、生体に吸収されるエネルギー量を評価する試験。
[※6] LTE TDD-FDD joint CA
3GPPで規定されているLTE TDD-FDD joint operation including Carrier Aggregationのこと。LTEのTDD信号とFDD信号を組み合わせてキャリアアグリゲーションを実現する技術。
[※7] 256QAM
ディジタル変調方式の一種。位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。
[※8] M2M
M2Mとは「Machine to Machine」の略。機械と機械があらゆる通信手段(ネットワーク)を使用して通信する仕組みや、その形態を意味する。
[※9] UE Category 0
3GPP Release 12で規定された、端末の性能要件。低消費電力化、低コスト化、広カバレッジ化を目的とし、低レートでの通信を行う端末を規定している。
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