LTE-Advanced 3.5 GHz帯の電界強度測定器の販売を開始
2015/10/02
アンリツ(株)
アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、TDD方式のLTE-Advanced[※1] 3.5GHz帯の携帯電話基地局のカバーエリア内の電波到達強度の評価用として、エリアテスタ(ML8780A:ディスプレイ有、ML8781A:ディスプレイ無)で使用するTD-LTE測定ユニット MU878041Bとディバイダユニット MU878002Bを開発し、販売を開始しました。
今回開発したMU878041Bは、日本国内で新規に割り当てられた3.5GHz帯(Band42[※2])の測定に加え、同じくTDD方式で運用されているBand41[※3]の周波数帯にも対応します。さらに、キャリアアグリケーション[※4]のスループット低下の原因となりうるコンポーネントキャリア間のフレームタイミングの誤差も測定することができます。
また、MU878002Bは、アンテナおよびLTE測定ユニット MU878030B(FDD方式のLTEに対応)と組み合わせることにより、日本国内の700MHzから3.6GHzまでのすべての周波数帯の測定が1台で可能となり、エリア評価の作業効率が向上します。
アンリツは、今後もLTE-Advancedさらに将来の5Gなどの情報通信サービスの発展に貢献してまいります。
[※1] LTE-Advanced:Long Term Evolution-Advanced
LTE方式をさらに高速化したものであり、下り4000 Mbps以上/上り1500 Mbps以上の高速通信の実現を目指している。3.5GHz帯では下りで1000 Mbps超の高速通信を目指している。
[※2] Band42
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、3400MHzから3600MHzである。日本国内では株式会社NTTドコモ、ソフトバンク株式会社およびKDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社に割り当てられている。
[※3] Band41
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、2496MHzから2690MHzである。日本国内ではWireless City Planning株式会社(AXGP)およびUQコミュニケーションズ株式会社(WiMAX2+)が使用している。
[※4] キャリアアグリケーション
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。
詳しくはこちら
今回開発したMU878041Bは、日本国内で新規に割り当てられた3.5GHz帯(Band42[※2])の測定に加え、同じくTDD方式で運用されているBand41[※3]の周波数帯にも対応します。さらに、キャリアアグリケーション[※4]のスループット低下の原因となりうるコンポーネントキャリア間のフレームタイミングの誤差も測定することができます。
また、MU878002Bは、アンテナおよびLTE測定ユニット MU878030B(FDD方式のLTEに対応)と組み合わせることにより、日本国内の700MHzから3.6GHzまでのすべての周波数帯の測定が1台で可能となり、エリア評価の作業効率が向上します。
アンリツは、今後もLTE-Advancedさらに将来の5Gなどの情報通信サービスの発展に貢献してまいります。
[※1] LTE-Advanced:Long Term Evolution-Advanced
LTE方式をさらに高速化したものであり、下り4000 Mbps以上/上り1500 Mbps以上の高速通信の実現を目指している。3.5GHz帯では下りで1000 Mbps超の高速通信を目指している。
[※2] Band42
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、3400MHzから3600MHzである。日本国内では株式会社NTTドコモ、ソフトバンク株式会社およびKDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社に割り当てられている。
[※3] Band41
LTEが運用される周波数帯域の1つ。周波数範囲は、2496MHzから2690MHzである。日本国内ではWireless City Planning株式会社(AXGP)およびUQコミュニケーションズ株式会社(WiMAX2+)が使用している。
[※4] キャリアアグリケーション
キャリアアグリゲーションは、複数のコンポーネントキャリアを同時に使用することにより、広い帯域を確保して通信レートを向上させる技術。
詳しくはこちら
